こんにちは、この度は、弊財団のクラウドファンディングに目を留めていただきありがとうございます。ビヨンドトゥモロー卒業生の青木です。本活動報告ではクラファン期間中(9月末まで)、過去のサミットやビヨンドトゥモローの他の活動について定期的に更新していきます。今回は、2019年に開催された海外研修プログラムについてご紹介します。2011年の発足から11年。最初は東日本大震災で被災した子供たちを応援するために立ち上がった私たちですが、2016年には支援の対象を全国の高校生・大学生に広げました。生育過程で様々な困難を経験した若者に対して、奨学金の支給及び人材育成プログラムの提供を開始していくなかで、プログラムの内容も他では体験できないような価値の高いものになっていきました。2017年からは、スカラーシッププログラムの奨学生を対象に、アメリカでのグローバル研修を開始しました。本事業は、日米両国の架け橋として活躍された故村瀬二郎氏のご遺志を継ぎ、日米交流の担い手となる若者がアメリカの空気に触れ、多くのアメリカ人に出会い、米国社会について学ぶことを目的とした「村瀬二郎記念奨学事業」として、米日財団、東京倶楽部、ニューヨーク日系人会及び多くの方々のご支援により開催されました。そして2019年8月下旬に、8回目となる「ビヨンドトゥモロー 米国サマープログラム2019」を、米国ワシントンDC、ニューヨークにて開催しました。本プログラムに選抜された12名は、東京での事前研修を経て、ワシントンDC・ニューヨークを訪問し、「移民と多様性」という観点から各地を訪問しました。現地での交流を通して、いかに移民という存在がアメリカという国を今日の姿にしてきたか、その多様性がどんな影響を社会に与えて来たのかを目の当たりにし、米国社会について学ぶことができました。また、団体・個人との対話を通じ、自らの手で社会を変革に導くリーダーとして活躍するビジョンを具体的に描き、将来のキャリアの可能性をひろく感じる濃密な2週間ともなりました。主な内容は以下のようになっています。【東京】事前研修(8月18日~19日)渡米を前に、英語での自己表現、またプログラムテーマについてどんなことを学びたいかを整理する、英語コミュニケーションワークショップを実施しました。また、アメリカという国について事前に理解を深めるべく、当財団の評議員でもある宇宙飛行士、山崎直子さんにお話を伺い、さらに、米国大使館を訪問し、マイケル・ターナー文化・交流担当官に米国プログラムでの抱負を英語で発表し、激励の言葉をいただきました。【ワシントンDC】政治・行政・国際機関の視点から読み解く(8月20日~23日)米国内だけでなく、世界的にも政治・経済の中心とも言われるワシントンDCで最初の4日間を過ごしました。ホワイトハウス、連邦議会、世界銀行、国際労働機関、MPI(Migration Policy Institute)を訪問し、政治や行政の観点から、米国の移民事情についての現状、どのような施策がなされているのかを学びました。【ニューヨーク】民間の視点から読み解く(8月24日~29日)アメリカ社会を組織する政治や行政の仕組みについて学んだあとは、ニューヨークへと移動し、市民社会の立場から、アメリカ社会をよりよいものにするために尽力している非営利団体への訪問や、アメリカ人家族とのファミリーデーを通じて、移民問題についてだけでなく、今のアメリカを生きる人々の声をきく機会に恵まれました。最終日には、アメリカでの経験から得た学びを英語のプレゼンテーションにまとめ、発表しました。このように、世界経済の中心地であるニューヨークやワシントンDCという大都市で、普段覗くことのできない場所に訪れ、多様な価値観を肌で感じられる機会を通して、それぞれの可能性を無限に広げられるような体験型プログラムになっています。サミットだけではなく、この海外研修プログラムも、ビヨンドトゥモローの大きな魅力の一つです。残念ながら、コロナパンデミック発生後は中止が続いておりますが、今年のジャパン未来リーダーズサミットを皮切りに、海外研修プログラムの再開も今後検討していければと思いますので、引き続き、ご支援・ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。ビヨンドトゥモローでは定期的にTwitter、Instagram、Facebookを更新しております。是非ご覧ください。Twitter https://twitter.com/tomorrow_beyondInstagram https://www.instagram.com/beyondtomorrowjapan/Facebook https://www.facebook.com/beyondtomorroworg
こんばんは、アクセスいただきありがとうございます。ビヨンドトゥモロー卒業生の福田です。 活動報告ではクラファン期間中(9月末まで)、過去のサミットやビヨンドトゥモローの他の活動について定期的に更新しています。前回は2019年に開催されたサミットをご紹介しましたが、今回は過去のサミットに参加した学生の声をご紹介します。参加学生たちの生の声をご覧ください。 サミットに限らず、ビヨンドトゥモローに参加している学生たちはこのようなバックグラウンドをもつ学生たちです。もしかしたらショックを受けた方もいらっしゃったのではないでしょうか。そのような学生たちがサミット参加後、このような感想を持っています。※MYストーリー:体験共有のこと。互いのバッググラウンドや興味・関心などを共有することで心が軽くなり、相手を受け入れ、仲間同士の信頼を築いていく。 他にも熱い感想を毎年たくさんいただいています。このようにサミットが参加学生にとって前向きになるきっかけとなっています本文にもありますが、学生を支援するのはかわいそうだからではありません。逆境を経験したことによって育まれる共感力やレジリエンスを持つ人材だからこそ、これからの社会には必要不可欠である、という考えのもと支援を続けています。 今年のジャパン未来リーダーズサミットはコロナ後初めて開催するサミットであり、対面でのプログラムとなります。「人生が変わる3日間」であるサミットを一人でも多くの学生に届けられるよう、ご支援のほどよろしくお願いいたします。ビヨンドトゥモローでは定期的にTwitter、Instagram、Facebookを更新しております。是非ご覧ください。
こんばんは、アクセスいただきありがとうございます。ビヨンドトゥモロー卒業生の福田です。活動報告ではクラファン期間中(9月末まで)、過去のサミットやビヨンドトゥモローの他の活動について定期的に更新していきます。来週から開催予定のサマープログラムについてもご紹介する予定ですのでぜひご覧ください。1回目となる今回は直近となる2019年に開催されたサミットについてご紹介します。ジャパン未来リーダーズサミット2019は11月2日~4日に高校生・大学生約70名が日本全国から東京へ集い開催されました。テーマは「自立支援」様々な領域で活躍する社会人プロフェッショナルたちによるアドバイスのもとグループ毎に提言をまとめ、最終日に、各領域で活躍するリーダーの前で参加学生たちによって発表されました。3日間のおおまかなスケジュールは今年のサミットと同様です。2019年のサミットでは、弁護士やコピーライターなど様々な領域で活躍されている9名の社会人プロフェッショナルの方々がメンターとして参加してくださいました。学生たちによりそい、提言作成のプロセスにアドバイスを提供する他、将来のキャリアについても助言してくださいました。サミット期間中はチームにわかれて活動します。年間プログラム参加者である大学生がチームリーダーとして、高校生をサポートしました。「自立支援」をテーマにチームごとに提言をまとめる過程では意見が飛び交い、ディスカッションが白熱しました。「社会がどうあるべきか」ではなく「逆境を経験した自分たちに何ができるか」という自分事の視点をもった提案をするプレゼンテーションです。自らの体験を軸に、「自立とはなにか」について事前に身の回りの人たちにインタビューを実施し、その内容をもとにディスカッションを行いました。1日目の夜の体験共有・マイストーリーでは、互いのバッググラウンドや興味・関心などを共有することで、心が軽くなり、相手を受け入れ、仲間同士の信頼を築いて行きます。2日目の夜のディナーパーティーでは、マジックショーやダンスパフォーマンスも行われました。過去のサミットではグループ毎にクイズに挑戦するなどメンターの方を含め盛り上がり、楽しい時間を過ごしました。最終日の閉会式には、審査員として政治・ビジネス・NGOなど様々な分野で活躍されているリーダー7名にお越しいただき、全学生が提言プレゼンテーションを行いました。学生たちは短い時間の中で3日間の成果を発表します。審査員の投票によって優勝チームを決定しました。様々なバックグラウンドをもった若者が集まり、意見を交わした3日間は、日常生活では経験できない貴重な時間だったと参加者たちは振り返っています。次回はそんなサミット参加者の声をご紹介します。ぜひご覧ください。今年のジャパン未来リーダーズサミットはコロナ後初めて開催するサミットであり、対面でのプログラムとなります。より多くの学生が参加できるよう、ご支援のほどよろしくお願いいたします。ビヨンドトゥモローでは定期的にTwitter、Instagram、Facebookを更新しております。是非ご覧ください。