ご報告遅くなりまして申し訳ございません。
雫有希です。
去る8月27日キララヅカ花激団を無事に終了したことをご報告申し上げます。
今回私は欠場期間中に主催イベントを行うという、本来なら結構できない状況にもかかわらず、イベントを開催いたしました。
これもひとえに、皆様のご支援のおかげと存じます。
私自身、戦争に関する舞台や物語は、どうしても涙が止まらなくなるのですが、案の定、劇中大泣きしながら、エンディングの歌を歌っていました。
今回の物語は、私の人生で最もつらかった時期のことをもとに作った作品ではありました。
そして今回、この作品を通じて、様々な気づきがあり、より一層強くなれた気がしました。
劇中、「人は、他人のことをあれやこれやという生き物なのです。ましてや自分よりも恵まれていない人間をみて優越感を感じる煩悩があります。あなたはそんな虚像に振り回されただけ」というセリフを私が言われます。
これは私が、「なぜ私は周囲から”お寺の跡継ぎ”として幸せを取り上げられた人生になったのか?」といった答えを自分で出したと思います。
この劇は、戦没者の慰霊、宗教二世の問題、自分の人生を生きるという決意、人間の醜い煩悩、すべての今を生きる私たちが乗り越えるべき課題を考える機会をくれました。
本来でしたら、怪我を乗り越え…というテーマでしたが、人生においてのぶつかる壁や、人間としての課題を乗り越えるという機会を頂けたと思います。
これからも、精一杯、エンターテインメントの力を信じて進んでまいります。
本当にこの度はありがとうございました。