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今回は「官能フォトノベル」の執筆途中の小説をチラ見せしちゃいます!
この小説にどんなグラビア写真が組み合わさって「官能フォトノベル」となるか、ぜひ楽しみに妄想してもらえたら嬉しいです!
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鼻から吸い込んだ空気が熱くて僕は勢いよく目を開けた。金縛りにあったように、体は重く、瞳だけをなんとか動かし、仰向けになっている自分の足の指を見た。そしてドスンと頭をもう一度倒し、次に真っ暗な天井を見る。口から大きく吸い込んだ空気はやはり吐き気がするほどに熱い。この部屋になんでクーラーがないんだ。パンツ1丁でサウナにいるんじゃないかと思うほど、全身から汗が吹き出ている。
「だる」
やっと出た言葉と共に、自分の体内からアルコール臭が鼻を突いた。なかなか寝付けないのも、体が重いのも、砂漠のように喉が渇いているのも全部、昨日飲みすぎたせいだ。頭の上へ無造作に手を伸ばし、携帯を取り、画面を見ると夜の七時だった。
メッセージを確認すると寂しいもので、たったの三件。
「昨日はお疲れ!今日は何時に行く?」「また飲もうね〜」「二日酔い辛い。でも今日も飲めるw」どれも昨日一緒にテキーラを飲みまくった友達。でもそのうちの一人は知らない人だった。確かたまたまバーで会って仲良くなった女の子だ。どんな顔をしてたか必死に記憶を辿っても、全く思い出せない。一重だったのか、二重だったのか、髪は長いのか短いのか。そもそも女だったか?頭が痛くなりそうなところで考えるのをやめた。汗で濡れた上半身を起こして、メッセージの返事を打った。
「これから行く」