畑再生の第一歩はゴミ拾いから。今日は畑でゴミ拾いを手伝ってくれた方々を紹介したいと思います。
土づくりに取り掛かる前に、まず、耕作放棄地をさら地に戻す必要がありました。しかし、4000平方メートルの耕作放棄地にはゴミが散乱する状態でした。
ゴミを拾い集めるだけでも半年以上経過。その間、根気強く作業を進めてくれたのはあおば農園のスタッフとボランティアの方々。昨年6月にあった農業イベント「オープンファーム」では子どもたちも手伝ってくれました。
以前畑を使っていた農家は花を栽培していたため、大量の苗ポットが置き去りにされていました。なるべくゴミの量を減らすため、ポットの1つ1つから土を取り除きながら袋に詰めます。この作業が地味に大変で、水分を含んだ土はこびりついてなかなか取れないので、ブンブン振って土を落として行きます。
さらに、畑として再生するためには、細かいゴミも除去する必要があります。土の中には劣化し、崩れたプラスチックケースや発泡スチロールの欠けらがたくさん埋まっていました。土を掘って破片を丁寧に取り除く、こうした地道な作業に多くの人が手を貸してくれました。
ゴミがなくなり、ようやく土づくりに取り組むことができるようになりました。本当に多くの方々が休耕地ハッピープロジェクトを応援してくれているのだと、感謝する日々でした。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。