はじめまして、武田真優子と申します。2016年に高知県へIターンしました。ご縁はありましたが、ゆかりは一切ありませんでした。 はじめは四万十町十川にいました。現在は須崎市という、高知市から一般道で1時間西へいったところにある港町で日々奮闘しています。 なんと本日は「すさきビジネスプランコンテスト」。須崎市はじめてのビジネスプランコンテスト(以下 ビジコン)で、わたしはありがたいことにファイナルに残りました。 他のファイナリストと共にブラッシュアップ会があったりして、このビジコンは変わっているようです。(決勝まで会わせないのが通例とのこと) わたしがこのビジコンに参加したのは、「まゆゆ(わたしのこと)参加しない?」と誘われたことがきっかけですが、大きな理由は2つあります。 ひとつめは、この「猫と高齢者」という日本の隠れた大問題が、ひとりでも多くの人に広まればいいなという希望。 ふたつめは、高知県や須崎市の魅力が少しでも伝わればいいなと思って「どうぶつすどまりBOOK ( https://www.facebook.com/doubutsubook/ )(以下BOOK)」という、”どうぶつ”であれば泊まれるすどまり宿をつくったので、須崎市の取り組みが広まったらいいなと思ったからでした。 実際、明日には須崎市の取り組みからフランス人3人がBOOKに泊まりに来てくれます。 ゆるキャラグランプリ2016「しんじょう君」と共に昨年6月に参加したジャパンエキスポに来ていた方のようで、「須崎市の人が優しかったから、はじめての日本の旅行には須崎市へ行きたいんだ!」という熱い思いをメッセージで語ってくださいました。 他にも、イヌと泊まりに来てくださる方、イヌの散歩がてら遊びに来てくださる方、古本屋?と迷い込まれる方、ペット系の仕事に興味のある学生さん、ご近所の方など、BOOKはいろんな方の交流場所になりはじめています。 「人がたくさん来る場所でネコを預かるなんて」という声も聞こえてきそうです。 これについては、ネコを預けてくださる方とお話をしてメリットデメリットをお話ししてご納得いただいてからお預かりしますので、心配には及びません。ネコを預かるにしても、これからの夏の季節に向けて、また細かな設備がまだ足りない状態です。「ビジネスプランコンテストで優勝したら100万円もらえるんじゃないの?」そうですね。しかし100万円はわたしが「ください」といっていただけるものではありません。また、もし100万円をいただけたら、ですが、今後想定される行き場のない猫たちの一時預かり所をつくるための費用にしたいと考えています。「保護」ではなく「一定のお金をいただいて場所をお貸しする」形を考えています。 また、4月にBOOKのオープニングパーティーを開催するのですが、須崎市住民の方の参加費を無料にして、たくさんの方に楽しんでいただけたらなぁと思っています。 今回のクラウドファンディングのプロジェクトにも書きましたが、日本の現在のイヌネコの保護活動は、あまりにボランティアに負荷がかかりすぎています。目の前の命を助けることももちろん大切ですが、その大元、つまり不要だと言われてしまう命をつくらないようにすることの徹底が同様に大切なことでもあります。 「不妊手術の徹底」このこともこの須崎市で、このBOOKと、不要な命であった店長こむぎ(猫)とともに啓発していきます。今日のビジコンには、店長こむぎと共に登壇します。どうなるかわかりませんが、精一杯お話してきます!現在、このクラウドファンディングのプロジェクトには3名さまと1名さまの直接のご支援をいただけたことで、目標金額の4.6%を達成しています。ありがとうございます。このプロジェクトを、ぜひともシェアください。みなさまのお力が必要です。よろしくお願い申し上げます。