「10年ぶりのNewアルバム制作プロジェクト」のクラウドファンディング。
9月2日を持ちまして、無事に終了しました。
最初の目標100%、ネクストゴール120%も達成し、最終的には150%まで到達したのは、ご支援くださったおひとりお一人、応援してくださった皆さんのおかげです。
最後の最後まで告知をし続けたのですが、ラスト2時間切ってから5人のご支援があり、その最後の一人の方があって、150%に達しました。
皆さん、本当にありがとうございました。
クラウドファンディングをしてよかったこと
何よりもよかったなと思うことは、
単に、僕という個人が「新しい作品を録音する」という行為を越えて、大きな価値、たくさんの意味が生まれたことでした。
何のために創るのか、
どんなものを創るのか、
誰に届けたいのか、
聴いてくれた人にどんなふうに感じてもらいたいのか、
その人にとってどんな意味のあるものなのか、
この社会にとって、どんな意味のあるものなのか…。
それを改めて考えるきっかけをもらいました。
もちろん、クラウドファンディングをしていなくても、それらを考えて制作したかもしれません。でも僕の頭の中でぼんやり描いているだけで、言語化することもなかったと思います。
ㅤㅤㅤ
ただシンプルに録音して、新作発表して、販売するだけだったでしょう。僕が作りたいから作るだけという「自分事」の範囲で収まっていたと思います。
組織に属している訳でもなく、他にメンバーも、プロデューサーもいませんので、どうしてもそうなりがちです。
クラウドファンディングに挑戦することで、たくさんの方にご支援いただくためにも、制作する意味を、きちんと考えることができました。
心強かったこと
ㅤㅤㅤ
今回は、僕にとっては3回目のクラウドファンディングでした。でも過去2回は、団体としてのプロジェクトでしたので、一人で挑戦したのは初めてでした。
もともと、僕は一人で活動するフリーランスのソロアーティストですし、出身地も離れていて、「ジバン、カンバン、カバン」なにもありません。基本的に、何でも一人でやらねばならない、セルフマネジメントです。今回も、孤軍奮闘することになるだろうと思っていました。
でも、友人が「クラファン応援隊を募集したら?」と言ってくれて。
流石に、ファンクラブや後援会を、本人が組織するのは変だけど、「応援してくれる人を募集します!」というなら、変じゃないか…と思い、募集したところ、十数名の方が手をあげてくださいました。Facebookにグループも作りました。
基本的には「それぞれができる範囲で、できることをしてくださるだけで構いません」という感じで、団体として何か大きなプログラムをした訳ではないのですが、この小さなグループの存在が、僕の密かな心の支えになってくれました。
もちろん日頃から、応援してくれて、支えてくれる一人ひとりのお陰で、こうして20年近く活動ができている訳ですが、クラファンの145人の支援者の方も含め、改めて、皆さんのお陰で、継続できているんだと思いました。
改めて、皆さんに感謝申し上げます。
ここからが本番
クラウドファンディングは終わりましたが、レコーディングはこれから。9月20〜22日の3日間で録音します。
今は、とにかく収録曲を仕上げるために練習。
悔いのないように、皆さんにいい作品を届けられるように頑張ります!
★「応援隊」にご興味のある方も、気軽にご連絡くださいね!
-> お問い合わせはこちらから