皆さまこんばんは。運営企画推進室の河原です。
今日は皆さまに嬉しいご報告です。
先日、昨年末のクラスターで入院されていた最後の一人が退院され、とらいふではようやく全員でお正月を迎えることができました。
クラスター発生前、とらいふぁーむで奥さまと面会されたAさん。
自分から話をすることが殆どなくなっていたAさんが、「これはさつまいもだ」など、次々言葉を発せられ、奥さまを驚かせていました。
2月1日
退院直後、Aさんと奥さまでとらいふ神社でお参りをして、
「またとらいふぁーむにいきましょうね」
と約束されていました。
* * *
BさんとCさんは同じユニットで暮らすお友達です。お二人一緒にコロナに感染され、Bさんは肺炎のためご入院となってしまいました。
とらいふの隔離療養室でお正月を迎えられたCさんは、新年のご挨拶をしても、おせちをお出ししても、「本当はBさんとお正月をするはずだったの。二人で一緒にと約束していたのに」と残念そうにされていました。
1月30日
Bさんのご退院をとても喜ばれたCさん。
「美味しいものを食べて、皆さんと一緒に過ごせば元気になるのよ」
と繰り返し励ましていました。
Bさんは長年老人会で活躍され、毎月レストランで老人会の仲間と食事をすることが一番の楽しみだったそうです。今はそれは叶いませんが、お二人で一緒にお参りしたり、おしゃべりしたり、とても楽しそうにされていました。
Aさん、Bさん、1ヶ月半にわたるご入院、本当にお疲れさまでした・・・
とらいふ神社はお二人のお参りが終わった後、倉庫に丁寧に片付けられていきました。
* * *
コロナ禍による面会・外出制限が4年目に突入しました。
今後もとらいふぁーむでは、屋外面会や園芸活動、イベント開催などを通して、ご入居者の社会的交流の機会をますます増やしていきたいと思います。
これからも応援をどうぞよろしくお願いいたします。
▼2月5日交流会のお知らせ
https://camp-fire.jp/projects/608808/activities/446531#main
(まだ席に余裕がありますので、ぜひご参加ください!)
とらいふ武蔵野
河原優子