みなさんこんにちは。
とらいふ武蔵野・運営企画推進室の井口です。
本日は、ホップの栽培についてご報告いたします。
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とらいふぁーむでは、昨年に続き、 ホップの栽培を行うことができました。
今年は、昨年〈スイベルさん〉からお分けして頂いた株を越冬させたものを使いました。そのため、今年のホップは"自家製"といえます。
自家製といえば、プランターに入っている土壌には、施設内の厨房で出た野菜くずを使って作った「生ごみ堆肥」をふんだんに使っています(この活動は、〈クリーンむさしのを推進する会〉の皆さんのご指導をいただいています)。
しかしながら、猛暑日が続いたことや、新型コロナのクラスター対応に追われ、水やりや追肥が十分にできませんでした。そのため、昨年よりも収穫量が少なくなり、入居者との交流も思うように深めることができませんでした。毬花(まりはな)のサイズも、去年と比べると全体的に小さく、収穫回数は3回、収穫高は合計で9袋でした(昨年は12袋)。
収穫量自体は少なかったかもしれませんが、今年は職員の有志たちが『とらいふぁーむの歌』を作詞・作曲してくれたり、ビール(とらいふエール)のラベルをデザインしてくれたり、千葉大学の学生が卒業研究のテーマに選んでくれたりと、とらいふぁーむの活動は着実に広がりを見せています! ある看護職員は、 日頃の業務が忙しいにもかかわらず、「水やりが足りない!」と注意してくれて、作業を手伝ってくれることもありました。
加えて、今年はこのビールづくりの試みが、武蔵野市内の他の2つの特別養護老人ホームでも行われました!(とらいふぁーむからは、手作りのプランターをプレゼントしました。)収穫したホップは、それぞれの施設から市内の醸造所『26K Brewery(ニーロクケー・ブルワリー)』に届けられ、秋には各施設でオリジナルの瓶ビールが作られる予定です。昨年好評だった『とらいふエールを楽しむ夕べ』は、もちろん今年も開催する予定です。日にちなど、詳細は検討中です。
さらに、私たちは今年、このとらいふぁーむでの取り組みを〈ケアリンピック武蔵野2024〉で発表します。ケアリンピックとは、武蔵野市内で介護や福祉に関わる現場の人たちが集まり、各自の優れた取り組みを紹介しあって、それらを共有するイベントです。市内の様々な地域から集まった施設や団体が、自分たちの工夫やアイデアを発表し、互いに学び合う伝統の場となっています。私たちは、とらいふぁーむの活動がケアリンピックの場で発表できることを、とても誇りに思っています。開催予定日は11月30日です。ぜひ応援にお越しください!
ご報告が滞ってしまい、(楽しみにしてくれている方がいらっしゃったら)大変申し訳ありません。次回の活動報告も楽しみにしていてください!