須藤牧場の牛乳 現在の納品先
- ・愛彩畑 君津市
- ・みんなみの里 鴨川市
- ・潮風王国 南房総市
- ・わくわく広場
- (館山店、丸山店、鴨川店、大多喜店、茂原西店、京成千葉中央店、イオンおゆみ野店、ミスターマックスおゆみ野店)
- ・海のマルシェたてやま 館山市
- ・石川商店 君津市
- ・千葉のスーパーナリタヤ
- (旭萬力店・安食店・富里店・日医大店・酒々井店・鷹の台店・四街道店)
- ・袖ヶ浦ファームコート 袖ケ浦市
- ・うまくたの里 木更津市
- ・ホテル 南海荘(売店) 南房総市
- ・ホテル&リゾーツ南房総(売店) 南房総市
また、全国配送を須藤牧場オンラインショップにて受け付けております。
納品までの歩み
須藤牧場は2021年11月に自社牛乳の販売を開始し、
多くの方に支えられ納品先がこれほど増えました。
生産されたミルクを、自社で低温殺菌し、ボトルに充填し、納品。
それは想像を超える大変な業務でした。
まず農場の現場。
これまで以上に牛の健康レベル向上を目指し、業務や作業チェック項目を追加しました。
たとえば牛にとって非常に大切な「ベッド」。須藤牧場では衛生面や牛の体を考慮し、砂を寝床として使っています。非常に高価な資材ですが、より牛にとって安心できる環境を整えるために取り換える頻度を高めました。
そして商品の容器・サイズ・デザイン。
10年おこなってきた直営店の経験を活かし、
あらためて「誰が愛してくださるだろうか」を深く考え完成させました。
プロダクト開発において、生シェイク祭りでもご協力いただいている市内のデザイン事業者・小倉輝一さんを厚く信頼しています。
また、製造工程。
多く方に助言いただきながら、自社製造の最も安定したやり方を構築しました。
ただその中でも、経験上”機械は突然壊れることもある”と分かっていたため、
1つも2つもフォローを考える必要がありましたし、
問題が起きた時のリスクケアを全スタッフと何度も会議し整理しました。
さらに納品体制。
域内の需要にまず応えようと、保冷車を購入し、自社で納品させていただいています。
納品ミスをなくすため、誰かが休んでも安定供給できるようにするために……
受注・発注システムの選択や、それをいかに社内でうまく機能させるか、
日々改善の連続でした。
これは到底、私や両親だけでできる事業ではありません。
本当に素晴らしい仲間と一緒に「牛乳の感動を広げましょう!」と歩みだせたこと、
心より嬉しく思っています。
今月で自社牛乳の販売開始から1年経ちました。
これから諸々を再構築し、さらに良質な現場作りに励みます。
思えばこの1年は特に「私達の牛乳を喜んでくださるのは誰か」を考えた年でした。
イベント出店や直売所でお客様アンケートも高頻度で行いました。
ご協力いただいた皆様、まことにありがとうございました。
「牛乳」という物質化された命の輝きが、皆様と私達を繋いでくれること、感謝ばかりです。
また、このクラウドファンディングのおかげで、
応援してくださる方の顔がより分かるようになりました。
皆様の期待に応えられるよう精進し、持続的な酪農現場を目指すことで、
これからも牛や自然が健やかに存在する農場を守っていきます。
何卒今後ともよろしくお願いいたします。
須藤牧場 クラウドファンディング担当 須藤健太