みなさんこんにちは。相葉です。
引き続き、本当に多くの皆様からの支援と応援のお言葉をありがとうございます!支援総額も42万円を突破し、皆さんの力が塊になり、どんどん膨れ上がってきているのを実感しています。期限の11月末まで残り20日をきりました。目標金額の200万円まで厳しそうだ、そんな声も聞こえてきそうですが、クラウドファンディング、まだまだこれからです!まだまだ伸びます!!
さて、本日はマウンドーという地域について簡単に紹介したうえで、現地スタッフのマウンドー地域の現状についての説明と、現地の写真をご紹介していきたいと思います。
まず改めて、私たちが活動をおこなうラカイン州についてですが、ラカイン州では長年にわたりミャンマー国軍と現地少数民族武装勢力軍との間での武力衝突が続いています。
マウンドーでは昨年1年間は停戦状態が続いていたものの、今年の7月頃からその戦闘が頻発するようになり、現在また治安は不安定になっています。
ミャンマー国軍はその取締りの強化のため、9月からラカイン州北部地域でのすべての支援活動の実施を停止するよう通達を出しました。残念ながら私たちの裁縫教室もそれ以降活動を中断し、中断してから約2か月が経ちます。
現地では道路封鎖や水路封鎖も至る箇所で起きており、支援団体だけでなく、現地住民の日常生活も大きな制約を受けています。また、物流の停滞により起きている物価上昇やモノの不足がさらに一般市民の生活を圧迫しています。
以上、私からの現地についての簡単な補足説明とさせて頂き、以下、その現在のマウンドーの状況を説明してくれた現地スタッフの声をご紹介したいと思います。文章の後に、写真が続きます。
朴訥とした文章ですが、その淡々とつづる言葉の中に、現地の実情が垣間見えてきます。
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■マウンドー現地スタッフからの声
”マウンドー北部と南部では、支援団体の職員だけでなく地域住民の移動も制限されています。また、マウンドーとシトウェを繋ぐ水路も使うことができません。
マウンドーでは食糧や日用品の多くをシトウェやヤンゴンからくる物品に頼っているので、地域住民は食料や日用品が不足しています。
現在マウンドーでは軍と少数民族武装勢力のあいだの武力衝突が激化しており、その影響で現地当局のチェックが厳しくなっています。夕方以降は特に取り締まりが強化され、住民が逮捕されるケースも増えているので、住民は夕方以降外出を控えるようになり、夜8時以降、人々はほとんど外に出ません。
ですので、現在マウンドーの状況はとても静かです。モノは不足し、値段も高く、薬も十分に手に入りません。まだしばらくは外出ひとつにしても注意しなければならない状況が続きそうです。”
■現地スタッフから送られた写真
(車の中から撮影しています)
(事務所から市街地方面へ向かう道)
(日中の市街地。いたって平穏な雰囲気です)
(こういった市に足を運ぶ人たちの日常の風景もあります)
(マウンドー市街地の時計台)
(三輪タクシーが走る交差点)
一見するととても普通の日常のように見えますが、約2か月間、街の外にでることが許されない状況というのはこの上なく不自由な状況です。一日も早く落ち着いた状態に戻ることを願うばかりです。
以上、今回は現在のマウンドーの情報についてお伝えしました。少しでも現地の状況や雰囲気をつかんでいただけたら嬉しいです。
引き続き、目標達成のためには皆さんの力が必要です。ぜひ、みなさんの応援をよろしくお願いいたします!!