数あるクラウドファンディング投稿の中から「ローズウィンドウアーティスト下関展」に興味を持っていただき誠に有難うございます!そしてご支援者の皆さま、いつも応援ありがとうございます!!
「山口」から最終バトンを受け取りました!日本ローズウィンドウ協会の中山真季と申します。
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【ローズウィンドウ作家として活動するまで】
ローズウィンドウを知るきっかけは今から16年程前、ある一冊の本との出会いでした。それが「クリスマスクラフト&ローズウィンドウ」です。この本には子供向けのペーパークラフトなどが紹介されていて、ローズウィンドウも紹介されていました。
一目見てすぐに気になり、ローズウィンドウを調べたり制作をし始めました。しかし詳しい情報や作り方がありませんでした。日本で全く知られていないローズウィンドウ。私は独自の方法でローズウィンドウを発信し始めました。制作の基となるローズウィンドウ図案が難解です。しかしまるで昔から図案のしくみを知っているかのように頭に浮かびスラスラと図案を作り上げていきました。
突然、私の活動に興味を持った出版社から本の依頼の話がやってきました。それが2009年「はじめてのローズウィンドウ」です。この本をきっかけに全国でローズウィンドウが広まって作られるようになっていきました。
2014年に一般社団法人日本ローズウィンドウ協会を設立し、沢山のローズウィンドウ愛に溢れた仲間が増えました。私のローズウィンドウの旅はこれからも続いていきます。ローズウィンドウと共に一歩ずつ進化を目指していきたいと思っています。
【ローズウィンドウの魅力】
一番驚かれるのは、実物のローズウィンドウを見てそれが紙で出来ているということです。単色の紙を何枚も組み合わせ、重ね合わせによって色調を作り出していきます。ステンドグラスのような鮮やかな色彩や3Dのような錯視を生み出す配色など、見る人が色魔法に心ときめくような作品づくりを意識しています。
ローズウィンドウの魅力は制作にもあります。素材に触れて手を動かし頭をフル回転させます。「折る」「写す」「切る」「貼る」の工程を辿ります。するといつの間にか作業に没頭して、ある種の瞑想状態を感じる方もおられます。一つ一つの工程が自身の感覚を研ぎ澄まさせ、感性も磨かれていくのです。
今回クラウドファンディング下関展のテーマである学生の皆さんの感性を育む体験として、学校などでもローズウィンドウに触れる機会がどんどん増えるといいなと願っております。
【展示会開催への想い 】
「ローズウィンドウ・アーティスト下関展-14の物語-」では14人の作家が手掛けた計70作品を会場でご覧いただけます。一人一人の作家にはローズウィンドウを通じて出会えた物語があり、そんな一人一人の想いの色が表現された個性豊かな作品が一堂に集まります。ぜひ生の作品を見にいらしてください。会場で作家一同お待ちしております。
皆で繋いだバトンリレー!多くの方からのご支援と温かいメッセージをいただき、ついに目標を達成することができました!!無事ゴールまで完走することができました!!本当にありがとうございました。感謝と喜びでいっぱいです。たくさんの応援を胸に14人の作家、次は展示会本番に向けて皆で全力で走りたいと思います!
日本ローズウィンドウ協会 中山真季