8年前にワインぶどうの栽培を始めました。
この栽培方法について、私が理想とする手法がいわゆる慣行農法と違っていまして、キーワードとして使える言葉が国でガイドラインとして定められています。それが、
【農水省が定める『特別栽培農作物』のガイドラインに沿った『栽培期間中農薬不使用』の栽培方法】
です。よくある『無農薬』などは農作物の販売広告等に際しては実は現在は使えないのです。
しかし明確に手法として違いがありますので、ガイドラインから外れないように伝えるために、今後、基本は『特別栽培農作物』のガイドラインに準拠した『栽培期間中農薬不使用』も目指しながら、独自に工夫した栽培方法を、
『たのめ農法』と名付けることにしました。
どのように栽培するのかのある程度のお話は本文内でお伝えしました。
これがどのくらい難しいかですが、、、
日本にはワイナリーは300~400軒ありますが、
おおよそを調べた限りですが、言い方はいろいろですが様々な農薬を使う慣行農法ではない、いわゆる無農薬栽培と伝えているワイナリーは日本で5軒。
そのうち4軒は、
・日本ローカルな品種であり極めて病気に強いヤマブドウか
・病気に比較的強い”米国系ぶどう” です。
残り一軒だけ、世界中で高品質なワインにされる
・”欧州系ワインぶどう”の品種
を使っています。
メルローやシャルドネ、という品種です。そのワイナリーは半年ほど前にNEWS23で15分ほど特集が組まれました。
それくらい難しい農法になります。
そしてたのめワイナリーでは、メルローやシャルドネよりも栽培が難しいと言われる「ピノ・ノワール」という欧州系ワインぶどう品種を、『たのめ農法』で栽培します。
この農法がワインにどのような影響を与えるのか、どのようなワインになるのか。
次の活動報告でお伝えいたします!