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信州たのめの里に自然栽培・自然派ワインを造るためのワイナリーを立ち上げたい!

「健康的で美味しい自然栽培での自然派ワインを味わいたい。具体的にどんなふうに栽培されたり醸造されているかも知りたい!」と思われているあなたへ。2024年夏にオープン予定のTanomeワイナリーでは、ワインの制作過程を全て公開!日本産の世界に誇れる自然派ワインを一緒に誕生させていきませんか?

現在の支援総額

983,000

196%

目標金額は500,000円

支援者数

60

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/11/08に募集を開始し、 60人の支援により 983,000円の資金を集め、 2022/11/29に募集を終了しました

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信州たのめの里に自然栽培・自然派ワインを造るためのワイナリーを立ち上げたい!

現在の支援総額

983,000

196%達成

終了

目標金額500,000

支援者数60

このプロジェクトは、2022/11/08に募集を開始し、 60人の支援により 983,000円の資金を集め、 2022/11/29に募集を終了しました

「健康的で美味しい自然栽培での自然派ワインを味わいたい。具体的にどんなふうに栽培されたり醸造されているかも知りたい!」と思われているあなたへ。2024年夏にオープン予定のTanomeワイナリーでは、ワインの制作過程を全て公開!日本産の世界に誇れる自然派ワインを一緒に誕生させていきませんか?

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現在日本では300~400軒のワイナリーがあります。そのうち、

・欧州系ワインぶどう:本格ワインぶどう(病気に超弱い)

・米国系ぶどう:病気にある程度強い

・日本ローカルやまぶどう:病気にかなり強い

について、本格ワインの原料として栽培される欧州系ワインぶどうを無農薬で栽培してワインにしているところは私の知る限り日本で1軒しかありません。(ごく少量の試験栽培的なものはあるかもしれません)

いずれにしても日本では極めて希少です。ではなぜそれが行われないか、、、。

農薬を撒きたくて撒いている人は誰もいないと思います。手間・時間・重機・お金もかかります。でもそれを使わないと、ぶどうの枝葉や房が病気や虫に侵され、ほぼ100%ぶどうを収穫することすらできないからです。本当にもう、全滅します。収穫どころではなく、途中で枝葉全体が病気にかかり葉っぱが全て落ちてしまいます。

ではTanomeワイナリーでできるかというと、今年は最後にスズメバチに食われてしまいましたが、ほとんど収穫のところまでたどり着くことができました。8年かかりました。

どうすれば良いのか。

その一番の要素は、雨に当てないことです。ぶどうの木の病気は、9割方カビ菌です。例えば湿気の多い温かいところにパンを置いておけば、すぐにカビてしまいます。それと全く同じです。カビさせないためには、、、乾燥させておく必要があります。

ぶどうの木で言えば、、、屋根を付けます

完璧に雨よけする場合にはビニールハウスを構築すれば良いですが、しかしぶどう畑全部だと1億円コースになりますのでとてもそんなお金はありません。また、ビニールハウスは外界から隔離するために自然環境のサイクルと土が遮断されてしまうため、とても自然栽培とは言えませんし、流れが止まった水がよどむように、そのままだと土が不健全になってまた別の病気に罹り易い環境になっていきます。

従って、ビニールハウスのような完全な施設ではなく、ぶどうの木の枝葉だけを雨から守る屋根(屋根レインカット)を張ります。これはかなり安価ですが簡易なもので、多少の風雨はここ数年耐えられるように改良してきましたが、大きな台風がくると吹っ飛んでしまいますので、もう少し改良とケアが必要になります。

長野県は南アルプス、中央アルプス、北アルプスに囲まれているため台風の風が弱まるからこそ成り立つ手法かもしれません!

(屋根レインカットの既製品が販売されていますがこれも全畑に設置すると1000~2000万円コースですが、私はDIYで全畑で30万円!まで工夫しました。この分も今回のクラウドファンディングでいただいた資金を使わせていただきます。) 

さらに、最も守りたいのはぶどうの実ですが、ぶどうの実が生る場所はぶどうの木の下の方に集中しますので、そのエリアだけ守るように、房レインカットを張ります。こちらは日本全国至る所で行われています。これも既製品がありますが私はDIYで工夫により、全畑に設置しても5万円ほどで済みます。

この、屋根レインカットと房レインカットで、まずは病気の9割を防ぐことができます。

さて、これで収穫までたどり着けるかというと、そう簡単にはいきません

現在、ワインぶどうの栽培手法は業界内でどんどん共有されておりマニュアル的なものがたくさん存在します。しかしこれらの手法は、農薬を使用することが大大大前提になっています。農薬を使わないという選択肢は、一番最初の分岐点であり、もし農薬使わない場合にはそれ以降マニュアルからはパッカリと別れてもう正反対と言えるくらい、手法が変わってきます。

さらには、慣行農法→無農薬栽培 にもし移行したい場合でも、この間には強烈な心理的障壁があり、おそらく通常のやり方に慣れた人にはこの危ない橋を渡ることはできないと感じています。通常はリスクが高すぎて割に合わないので渡ろうとも思わないと思います(笑)。


日本でのワインぶどう栽培を無農薬で、というのはマニュアルが存在しませんので、野菜畑での自然栽培、他の果樹での無肥料栽培だけでなく、関係ありそうな本を読み、論文を検索し、自然科学、分子生物学などからも無数の学びや知識を得て、それをワインぶどう栽培に適用しながら自分で開拓しています。

具体的な手法に関しては、これから1~2年かけて、『ぶどうの木オーナー』 になっていただいた方に都度ご説明していきます!

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