"自家採種"
皆さんは知っていますか~?
自然農法に関わっていると、当たり前のように感じるこの自家採種。
育てた作物に実った種を採る事。中村農園でも何十年も繋いでいる種があります。
一般的に販売されている野菜は基本的に毎年種を買い、一代限りの種で作られている現状です。この種では自家採種は出来ません。
自然農法では基本、固定種・在来種という昔からある種を大事に繋ぎ使っています。
いんげんの種
作物は同じ土地で何代も育つことで次第にその気候やその土地の気質を種自身が記憶していきます。
毎年、種を買わなくても、作物を育て実り、食料にすることができます。
昔はこれが当たり前だった日本ですが、今は逆の方向を向いてしまっています。。
それぞれの考え方、やり方があるのでこれが正しいとは大きな声では言えませんが、食べ物を次世代に繋いでいく、残していくためにはこの自家採種は本当に大切なことだと思っています。
私達が見てきた方々は生産者も皆、【10年、100年、1000年先】の未来の人達に残す事を考えながら自然農法に取り組んでいます。
今が良ければそれでいいなんて言わずとも、きっと会うことのないであろう人達に、悪いものを残すのではなく、少しでも良い状況を残していきたいですね。
大根の種
えごま
ごぼうの種
ピーマンの種