メイジョウシガタキモノ
それは巨大でした。
こんな生き物が、地上に存在するのかと思うほどに。
自重で潰れてしまうのでは? そう思ったときでした。
「ゴッツ、これはアカンで! 構えや!」
巨大な体躯からは想像できないような勢いで、触手がゴッツさんに叩きつけられます。
すごい音とともに、ゴッツさんが吹き飛びました。
「和尚! 回復や!」
「触手で冗談を考えている場合ではない、ようですな!」
――リサの探索ダイアリー
無数の触手が樹木状に固まった様な異形生物。目撃例が殆んど無く、植物なのか動物なのかも分かっていない。一定の範囲内に近付いた者を催眠状態にして捕食すると言われている。その時だけゆっくり触手を動かすが、食べ終わると元の形状に戻り再び眠りに落ちる。
第一発見者:■■■■■■■■■■
今日は『コンセプトガイドブック』のサンプル(編集段階)を掲載してみました。
ゲーム攻略本やTRPGのマニュアルに近いイメージで制作していきます。
設定は萩原一至さんが、リサの探索ダイヤリーは加藤ヒロノリさんが担当しています。
もちろん本番では、詳しい数値データも掲載予定です。
最後の【第一発見者】のところに、『コンパニオンコース』でご支援して頂いた方のお名前が入ります。
『コンパニオンコース』には、現在5名の支援者が現れてくれています。
本当にありがとうございます。