あと1日となりました。これまでに52名もの方々に支援いただき,支援総額は23万円を超えました!あと6万5千円で目標達成です。本当に,本当に,ありがとうございます。「愛農かまど」をできるだけ多くの人とともに,つくりたい。できるだけ多くの人に山女原に,古民家に足を運んでほしい。この山女原に息づく昔ながらの生活の知恵に,触れてほしい。…そんな思いから始まったクラウドファンディング。審査に時間がかかったり,保健所での手続きをしなければならなかったり,かまどづくりワークショップで腰痛になったり,保護猫活動を始めることになったり(これを書いている今も捕獲器を置いています)…。そうした中で,地域の方々,昔からの友人,私のゼミの卒業生に様々な形で支えていただきました。自分が生かされていることを改めて感じる機会にもなりました。しかも,こうした形ですでに山女原にとっての関係人口が増えている!なんかもう,クラファンが終了したような書き方になっちゃいましたが,あと1日!もう少しお付き合いくださいまし…
現在,迷い込んできた猫を保護しています。その猫が番をしているのは,今では珍しい風呂釜。細い薪や柴(枝)を上から入れて焚きます。薪や柴で火を焚くのは難しいと思われがちですが,この風呂釜は意外と簡単に火がついて、意外と少量の薪・柴で湯が沸きます。いわゆる五右衛門風呂とは異なり,この風呂釜は風呂桶と2本のパイプでつながっていて,水をこの釜の内部に循環させて沸かします。晴れの日は太陽熱温水器が,曇りや雨の日にはこの風呂釜が風呂を沸かせてくれます。太陽は請求書を送ってこないし,薪や柴は近所からもらってきたものなので,光熱費はゼロです。ちょっとだけ手間はかかりますが,それも楽しいのです。リターンとして、この薪風呂焚き体験ができます。
リターンとして【土山町産和ぐるみ(殻付き300g)11月発送】と【古民家オンライン見学60分】を追加しました!10月発送の土山町産和ぐるみ(殻付き300g)がすでにOUT OF STOCK(在庫なし)になってしまいました。同じものを20点確保できる見込みが立ちましたので,11月発送となりますがリターンとして追加しました。同時に【古民家オンライン見学60分】もリターンとして追加しました。Zoomでつないで,遠方からも私たちが暮らす古民家を見学できるようにしました!質問もできますし,常時おしゃべりしながら見学してもらえればと思います。リターンのラインナップを見ても,山女原に来ていただくものがほとんどで,「どれだけ山女原に来させたいのか!」と思われたかもしれません。「とにかく山女原に来てほしい,知ってほしい」という私の気持ちが強過ぎました…。このオンライン見学で知って,次はぜひ山女原に実際に足をお運びください!
2日目(前日)に9段目までできて,あと1段を残すのみとなった最終日。前日の9段目までほどの複雑さはありませんが,最上部の10段目もけっこう手がかかりました。この状態から最終日スタートです!10段目(最上段)のレンガを水平か確認しながら載せて,目地をモルタルで埋めていきます。その後は2時間ほどモルタルが固まるのを待って,木型を抜きます。同時にオーブンのフタをドラム缶の底板でつくり,その取手を天秤棒を切って作っています。ドラム缶は近所からもらったもので,天秤棒はこの古民家に残されていたものです。なんとか完成させることができました!近所からいただいてきた鉄製のお釜と鍋を載せてみました。あとは1ヶ月ほど乾燥させたら使えるようになるそうです!
1日目(前日)に6段目まで完成して,2日目は7段目から。いよいよ構造が複雑になり,作業の種類も増えました。レンガ積みはもちろん,かまど下部のオーブンの天井となる鋼板をとりつけ,その上に壁土を練ったものを詰めたり,火(熱)の流れを制御する木型を組み込んだり…。私は相変わらず腰痛でウロウロしたり,来客対応したり大したことはできなかったのですが,参加者のみなさんも手慣れてきて,作業スピードも上がってきます。お昼は,地元山内地域の方が稲刈りの合間で作っていただいた,炊き込みごはんとぶどう。ほとんどの材料が,その方の庭で採れたものという究極の地産地消弁当でした。大きくてホクホクした栗がごろりと入っていて,おいし過ぎました!いつもお世話になっている近所の方から,おやつの差し入れをいただきました。「どうかん」と呼ばれるこの地域で食べられてきた,あんの入った小麦粉でつくったお餅です。ボリュームがあって,あまくて,地元さんのくるみも入っていて,どこか懐かしい。おいしくいただきました!グラインダーやタガネなどでのレンガの加工は,雨が降る外でやっていました。台風接近中で雨が降っていましたが,粉塵が飛散しにくくて良かったかもしれません。赤レンガの粉で地面が真っ赤になりました。10段中9段目までできました。残すは1段!