応援メッセージも第5弾!!
オーケストラや吹奏楽はじめ、様々な編成分野で大活躍し、本公演の指揮者である 指揮者 竹内健人様より応援メッセージをいただきました!
是非ご一読頂ければ幸いです。
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指揮者 竹内健人
4歳からピアノ、10歳からサキソフォンを始める。洗足学園音楽大学音楽学部サキソフォン専攻を卒業後、東京藝術大学音楽学部指揮科卒業。尾高忠明、ジョルト・ナジ、ラースロー・ティハニ、ダグラス・ボストックの各氏のマスタークラスを複数回に渡って受講。指揮を川本統脩、黒岩英臣、山下一史、高関健の各氏に師事。
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もしタイムマシンがあるなら、汐風のマーチを必死にさらってる高一の僕の所へ飛んでいきたい。「君は未来に指揮者となって、大好きな作曲家の記念コンサートに立ち会えるんだ」。
その時、どんな顔をするだろう。
小学四年生で吹奏楽を始めたので、もう20年弱くらいこの世界に足を突っ込んでいる、というかもうズブズブだ。その中で作曲家田嶋勉、という名前は幾度となく目にする機会があった。その楽曲に触れる度、変幻自在な曲想とカッコイイ和声に惹き込まれていく。こんな魅力的な曲を作る方なら、きっと本人も魅力的に違いない!と常々思っていたが、実際にお会い出来てその期待は確信へと変わった。
汐風のマーチのように朗らかで、エアーズのように優しく、ピッコロマーチのようにどこか遊び心があり、WISH for wind orchestraのように思慮深い方。まさにあの名曲たちはこの人から生まれたのだ。
課題曲ばかりが取り上げられるが、先生の作品の魅力は全ての曲に散りばめられている。
先生の作品群は600を超える。モーツァルトは生涯で626の曲を書いた。もちろんこれからも先生は数多のすばらしい曲を発表されると思う。
多くの作曲家が「モーツァルト」に影響されて新しいクラシックの歴史を作っていったのに対して、「田嶋勉」は間違いなく吹奏楽のこれからの歴史を作っていく上で模倣すべき、影響を受けるべき作曲家なのは言うまでもない。
今回のコンサートではそれら全てを余すことなく皆さんにお伝え出来るように全力を尽くす覚悟だ。
是非少しでも多くの人がこの演奏会に足を運び、応援して頂けるとありがたいことこの上ない。
未来から今誰かが飛んできて、あの時に行っておけば!と言われるなら、その歴史的なコンサートに立ち会って、一緒に作っていただけると幸いである。