街の木を木材に!伐られて終わりじゃもったいない!もっともっと活かしていきたい!

これまで木材の供給源として見られることのなかった街の木々。それは私たちが暮らす街で、私たちが育んできた素材。今回は、工事などで伐られた木々を集めて、街の木(=都市森林)が凝縮されたような建築をつくることに挑戦します。試行錯誤の現場の旅に、ネットを通じて、あるいはリアルの場でぜひご同道ください!

現在の支援総額

1,731,250

34%

目標金額は5,000,000円

支援者数

70

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/10/22に募集を開始し、 70人の支援により 1,731,250円の資金を集め、 2023/01/03に募集を終了しました

街の木を木材に!伐られて終わりじゃもったいない!もっともっと活かしていきたい!

現在の支援総額

1,731,250

34%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数70

このプロジェクトは、2022/10/22に募集を開始し、 70人の支援により 1,731,250円の資金を集め、 2023/01/03に募集を終了しました

これまで木材の供給源として見られることのなかった街の木々。それは私たちが暮らす街で、私たちが育んできた素材。今回は、工事などで伐られた木々を集めて、街の木(=都市森林)が凝縮されたような建築をつくることに挑戦します。試行錯誤の現場の旅に、ネットを通じて、あるいはリアルの場でぜひご同道ください!

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現場レポート の付いた活動報告

皆様、お世話になっております。プロジェクトオーナーの湧口善之(ユグチヨシユキ)です。今日は、今回のチャレンジで建設しようとしている拠点の主要な空間のひとつ、土間の作業スペースから靴を脱いで上がる小上がりスペースについてお話しさせていただきます。そのスペースの用途はダイニングキッチン的な使い方。イベントなどで人が集まった時に、作業を中断しての休憩やお茶の時間、あるいはお食事や、もちろんインドアでの軽作業にも使えるスペース。もちろん、キッチンを使ってのイベントなども想定しています。屋外の作業・ワークショップスペースとも直接つながりますので、とても重要な空間です。現状、このスペースの屋根と小屋構造も、単なる老朽化ばかりでなく、形状としても雨仕舞いに課題があるため完全に作り直します。雨漏りに端を発する傷みにより、土台も交換が必要な部分があります。現状からは想像もつかない空間に生まれ変わることになりますが、設計・デザインを進めながら一番感じる感覚は、秩序も意味もないところに、秩序と意味を備えさせていく感覚。色々なアイデアやこうしたらどうか?と、図面を描いたりしてみるわけですが、良い方向に進んだな!正しい方向に来ているな!と思える時は、カチッとハマるように秩序と意味が生まれた、と感じられるのです。秩序がないというのがわかりやすいのが上の現状写真。左と右のお部屋の建具の幅が違っています。人連なりの似たような空間なのに。さらに言うと、左右どちらのお部屋も、今見えている正面の建具の幅と、見えていない背後の建具の幅も数センチ異なっていたりします(同じお部屋で向かい合っている枚数もおなじ引戸なのに!)。どうしてそうなったのか、説明(釈明)できる理由があると言えばもちろんあるわけですが、良い空間をつくるためにはそれでは良くないのです。全体を流れる秩序(リズム、比例、音楽のようなもの)がないから、森のような美しさや静けさが出ないのです。森には個性豊かな木々や植物があって、葉っぱの色も形もみんな違うけど、よく知られている通り、その背後には一定の秩序がある。場当たり的対応の積み重ねの結果、ではそういう空間はつくれない。もっともっと自然にできる空間を求めたいと思うのです。などと話しだすと止まりませんのでこのあたりにしておきますが、本クラファンの締切後に、随時ご支援いただいた皆様に限定で配信する動画では、こういう話も多くなってしまうかもしれません。皆様からのフィードバックをいただきながらお話しする内容は調整いたしますので、苦手な方は遠慮なくご意見いただければ幸いです。街路樹に多い槐(エンジュ、イヌエンジュ)の花というわけで、柱の位置や壁や建具や屋根の形や諸々に秩序と意図を見出しつつ、それぞれの空間で使う木材の樹種についても、材の色味や硬さや耐久性といったことに加えて、もうひとつ別のレイヤーとして、なんらかの意味や面白さを持たせたいと考えていて、この空間では、街の「花木」の共演を木材で実現できればと考えています。エゴノキの花。この木の材をどこに使うか? は動画でお話ししておりますので、ぜひご覧ください。花木、というとサクラやモクレンやキンモクセイやエゴノキやヒメシャラやツバキやそういった木々ですが、できるだけの花木を集めて、かつ、個性を活かして、でもまったくもってうるさくない調和のとれた静かな空間、を実現したいと考えています。できるかどうか? どうなるか? クラファンの締切はまもなく(あと1日)ですが、締切後も引き続き、皆様にご報告しつつ、作っていくのがとても楽しみです。プロジェクトを応援・フォローしてくださって本当にありがとうございます。おかげさまでとても励みになっています。クラファンの募集は明日で締め切りとなりますが、締切後が本番と身が引き締まる思いです。引き続き、よろしくお願いいたします!プロジェクトページへ


こんにちは、プロジェクト運営者のユグチヨシユキと申します。プロジェクトをご支援、フォローしてくださっている皆様、ありがとうございます! 建物本体の工事に先立ち、木材を乾燥・保管する置場として草原だった裏庭にコンクリートを打設していましたが、そろそろ重いものを載せても大丈夫(コンクリートは強度が出るのに時間が必要です)ということで、工事現場となるべき屋内を埋めていた木材の整理、移動をしはじめました。材種はもちろん、どこで使うべき材か、いつ頃加工に入る材なのか、傷み(腐り)やすかったり汚れが浸潤しやすかったりカビなどで変色しやすかったりする材か多少のことは平気な材なのか、色々考慮に入れて、積む場所や積む順番を決めています。大きなカイヅカイブキ大体2m×4mを1区画として、木材を積み上げつつ、後から仮設的にフレームを組んで、雨よけの屋根をかける算段です。どこになにを置くか、どのように積むか、の考えをまとめて段取りをするのに時間がかかりましたが、段取りができていれば実際の作業は、やればやっただけ進む。「段取り八分とは良く言ったもの。しんどくても確実に進んでいる確信があれば元気も出てくる。難しいこと① 小さい材も無数にあること。整理しずらい。棚のようなものを作ろうか、、こうした材は、普通は木材にされないような樹種ばかりなのですが、それぞれに魅力的な個性があるものです。が、そもそも小径木から得る材は狂いが大きく、また曲がっていたり欠点があったりで、一枚の板から椅子の脚の部材が1本か2本採れたり採れなかったり、という感じ。できた品物を見合った金額で売るのは簡単なことではありません。こういう材を無数に集めて、製材したり保管したり棚を作ったりと手間やコストを投入していると、本当に沼に浸かっている気分にもなるわけです。そうまでして作った作品も、やはり良い材(一般的に市販されているような木材)で作ったものよりも、たとえば納品した先で直射日光に長く晒されたりするとトラブルが起きやすく、メンテナンスに行かなければならないことも良くあります。ある程度その環境でトラブルが出切ると安定するものですが、トラブルに対処できることと、事前の説明、お施主さんとの信頼関係がなければこうした木々をプロとして扱うことはなかなか難しいものです。最近のひたすらガラス張りデザインは街の木に限らず、無垢の木材には過酷な環境難しいこと② 屋外での保管に適さない傷んだり変色しやすかったりする材も色々あること。屋内で保管しながら工事をするしかないかもしれません。これから造る建物本体の設計に、こうした材を効率よく整理して出し入れしやすい工夫を盛り込みたいと思います。早いもので、このプロジェクトのクラファン期間もあと数日。年の瀬の慌ただしい時期ですが、引き続き、プロジェクトのフォローをよろしくお願いいたします!https://camp-fire.jp/projects/view/626079


こんにちは、プロジェクト運営者のユグチヨシユキと申します。プロジェクトを支援してくださっている皆様、ありがとうございます!街の木でつくる街の木活用の新拠点、木材の収集や準備を進める一方で、空間の使い方や設計の方も練っています。平面図や展開図でのスタディがある程度できてきたので、厚紙で簡単な模型を立ち上げ。立体になって、あっちこっちから眺めてみたり中から覗いてみたりすることで、二次元の図面だけでは気づかなかったアイデアや光の入り方が見えてきます。この段階ではきちんとしたものを時間をかけて作るより、このくらい適当なのがちょうど良くて、いろんなパターンを試したり、窓の開け方一つとっても、いったん開けた穴をまた閉じたり、位置を変えたり、切ったり貼ったり色々試しながら、手元で熟成。今日、結構良いじゃん!と思った案も、手元に置いておいて数日たつとそれほどたいしたものでもないと冷静になれたり、そうしたらまた切ったり貼ったり。これが本当に実体になるのですから、建築はやはり面白いですよね!


こんにちは、プロジェクト運営者のユグチヨシユキと申します。プロジェクトをご支援、フォローしてくださっている皆様、ありがとうございます! 本日は集めてきた木材の一部(と言ってもかなりあります!)を駆け足で、動画にてご紹介させていただきます。現状は、別の倉庫にあった木材をとりあえず運び込んだだけの状態で、これからこのたくさんの板を整理して、改装される建物内から裏に新たに床をつくった置き場に移動させなければなりません。実にたいへんな作業でうんざりしますが、いまのこの、整理されていない状態だからこそできることがある(整理して積み上げてしまうと、その山を崩すのはまた大変)、と思いつきまして、目下、企画を準備しております。日程や詳細がまとまりましたら、プロジェクトを支援・フォローしてくださっている皆様にもお声がけしたいと考えておりますので、お楽しみに!それではまた、引き続き、プロジェクトへのご支援やフォローをよろしくお願いいたします!ありがとうございました!https://camp-fire.jp/projects/view/626079


こんにちは、プロジェクト運営者のユグチヨシユキと申します。 本日は製材作業を行いましたので、ご報告いたします。今回の製材作業は、街の木らしいといえばらしいしょうもない原木が多かったのですが、そういうものも活かしていきます。一定以上の大きさがあって木材として使えなくはないけれど、普通のプロの感覚では木材化する手間(コスト)に見合わないようなもの、というこうした原木は、ある意味、典型的な街の木であるとも言えます。ケヤキでこれから自分で作ろうと思っている木製建具材だとか、ヤマモモでちょっとした柱とか、あとはエノキ、クロガネモチでも柱を少々。ソメイヨシノも。エノキなんて本来は柱にむいていませんが、街の代表的な大木なので、やはり柱としても使いたいと思い、一本だけつくってみました。製材作業の様子を、ぜひ動画でもご覧いただければ幸いです。引き続き、プロジェクトのフォロー、ご支援、よろしくお願いいたします!


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