11月のロンドンでのイベント準備を進めています(イギリスのチームが)。そこでは、いくつかのネタを仕込んでいるのですが、そのうちのひとつが、日本料理の研究家であるTim Andersonさんの招待です。Timさんはイギリスで活動している料理研究家で、専門は日本料理。いくつもの著作があります。
▼Tim Andersonさん
https://www.bbc.co.uk/programmes/profiles/3wgLftHyzlSDS9gD7DMBXV6/tim-anderson
彼は北海道に関する取材をしていてたまたま来日していたのですが、1日もらって、「朔(さく)」をやっている播磨をご案内してきました。テーマは「水」。播磨に流れる「軟水」が、播磨独自の「淡口醬油」を産み、播磨の穏やかで華のある「酒」になっている。
行程は、米の産地を訊ねて農家さんと会話した後、その米を醸す酒蔵で醸造家とともにランチ。その後、播磨の食材と酒にこだわる料理人を訪ね、その後に淡口醬油をつかった山椒の逸品に触れる。最後に、城下町で今でも麹をつくる工房を訪ねて、有馬温泉に帰る。
手ごたえバッチリなツアーとなりました。