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初めての農業、本来の美味しさにこだわった「完熟の葉とらずりんご」を食べて欲しい!

りんごの葉はりんごに栄養と甘味を補給する大切な役割がありますが、りんごに太陽が当たり色つく為に葉を取る栽培方法が一般的な事をご存知ですか? 今年から農業を始めた私達夫婦が、その見た目重視の栽培方法に疑問を持ち、葉とらずりんごを育てています。 「くすみファーム葉とらずりんご」のブランド化を目指します!

現在の支援総額

445,000

148%

目標金額は300,000円

支援者数

84

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/11/01に募集を開始し、 84人の支援により 445,000円の資金を集め、 2022/11/30に募集を終了しました

初めての農業、本来の美味しさにこだわった「完熟の葉とらずりんご」を食べて欲しい!

現在の支援総額

445,000

148%達成

終了

目標金額300,000

支援者数84

このプロジェクトは、2022/11/01に募集を開始し、 84人の支援により 445,000円の資金を集め、 2022/11/30に募集を終了しました

りんごの葉はりんごに栄養と甘味を補給する大切な役割がありますが、りんごに太陽が当たり色つく為に葉を取る栽培方法が一般的な事をご存知ですか? 今年から農業を始めた私達夫婦が、その見た目重視の栽培方法に疑問を持ち、葉とらずりんごを育てています。 「くすみファーム葉とらずりんご」のブランド化を目指します!

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はじめに・ご挨拶

はじめまして。
りんごの産地、青森県板柳町で今年の春からりんご作りをしております楠美尚美と申します。
私達夫婦は、りんごの生産から販売までの農業経営を行うために、20年以上勤めた仕事を早期退職し、今年の春から本格的に取り組んでいます。

夫の両親が営むりんご農園で、初めての農作業です。50年以上りんご作りをしている大先輩である夫の両親に一つ一つ教わりながら、春から収穫の時期までの農作業を経験しています。りんご作りは天候の影響を受けやすく、殆どが手作業なので、かなり根気のいる仕事ですが、立派に育ったりんごを見ると、とってもやりがいを感じています。また、昨年は夫の両親が育てたりんごの一部をネット販売し、お客様から嬉しい感想をたくさん頂き、直接お客様にりんごを届ける楽しさを知りました。今は殆どのりんごを市場に出荷していますが、これからはネット販売などで、直接新鮮な美味しいりんごをたくさんの方に届けたいと思っています。

この度は数あるプロジェクトの中から、私のプロジェクトをご覧頂き、ありがとうございます。




【くすみファームを継ぐ決断】

くすみファームは青森県板柳町にあるりんご農園です。
板柳町は津軽平野のほぼ中央に位置し、四季の変化に富み寒暖の差がある気候、岩木川の恵みにより肥沃な土地に恵まれる事から、糖度の高く美味しいりんごの栽培に適した環境です。この板柳町にて経験豊富な両親のもと、美味しさにこだわり手間を惜しまないりんごづくりをくすみファームは70年以上続けています。

しかし、夫の両親は高齢となり従業員も高齢化、人手不足など、これからもりんごを作り続けて行くことが難しくなってきました。りんご農家は大変な割に経費がかかり、天候に左右され収入は不安な為、夫の両親も公務員で収入が安定している私達にりんご農家を継ぐことを勧めませんでした。

そのような状況の中、私達の長男は高校生の時から「おじいちゃんのりんご農家を継ぐ」と言い、大学にて農業経営を学ぶことを志し、現在大学にて生産から加工、販売までを担う第6次産業を学んでいます。その長男が大学を卒業し農業を継げるようになるまで、そして長男に農業を教えるまで、夫の両親は元気でいられるのかといった不安があったため、私達夫婦は公務員を早期退職し、農業を教わることにしました。長男が大学卒業後には一緒に農業経営をしていくと決心し、現在、農業を覚えながら商品販売拡大に取り組んでいるところです。

結婚して25年、今年銀婚式を迎えた私達夫婦、少し遅かったかもしれませんが、夫の両親が大切に守り続けてくれたたりんご畑を継ぎ、より美味しさにこだわり農業経営を軌道に乗せて、息子にくすみファームを繋いでいく為に、第二の人生に舵を切りました。


 津軽平野のほぼ中央に位置するくすみファームから岩木山が眺められます


 くすみファームで一番古い「樹齢95年のりんごの木」と夫 


 50年以上りんごを作っている夫の両親


【より美味しさにこだわり、葉を取らない栽培方法で育てたりんごを作っていきたい!】

私は数年前から、ネットで「葉とらずりんご」が販売されているのを目にしましたが、なぜ葉を取らないりんごが美味しいのかよくわからず、「葉とらずりんご」は甘くて美味しいりんごらしいという認識でした。

自分がりんごの生産をすることになり、より美味しいりんご作りについて考えた際、葉とらずりんごを思い出し調べてみると、
太陽の光をたっぷり浴びた葉が作りだす甘みと養分を十分に蓄えた「葉とらずりんご」は、葉取りをしたりんごより明らかに美味しくなることがわかりました。
しかし、通常市場に出回るりんごは見た目を重視するために、葉を取り、反射シートを敷き、りんごに色ムラが出来ないようします。りんごの甘さは、実は葉で作られているのですから、葉を取るという行為はむしろ、りんごの味を落とすことに繋がるのではないか。と思ってしまいます。

私は昨年、ネット販売で「家庭用りんご」と言って、ちょっとしたキズや色付きのムラなどを理由に正規品として販売できないりんごを販売したところ、とっても人気がありました。ネットで購入する方は、見た目よりも味重視、美味しければ購入して頂けると実感しました。その経験から、私達が夫の父に、「ネット販売で『葉とらずりんご』を販売したいので、栽培したい」と言ったところ、畑の一部を葉を取らない栽培方法で作ることにしてくれました。

葉とらずりんごは色ムラが出来るので、市場やスーパーでは流通し難いのが現状です。葉とらずりんごを栽培をする農家は、その殆どが自身の販売ルートでお客様に届けています。くすみファームも葉とらずりんごをネット販売でお届けし、今は畑の一部分ですが、徐々に葉とらずりんごを増やしていきたいと思っています。

従来の葉取りをしたくすみファームのりんごでも、サンふじは蜜がたっぷり入り、「こんなに美味しいりんごは初めてです!」と喜ばれ、リピート購入して頂いておりますが、葉とらずりんごは、りんごの甘みと栄養を与えてくれる葉を一切取らず、例年では収穫が終わっている11月の中旬までじっくり完熟させ、それから収穫するので、私は味を想像するだけで、とってもワクワクしています(笑)



【葉とらずりんごとは】

<一般的なりんご作り>

9~11月に着色手入れ(葉取り、玉まわし)を行っています。
りんごの果実全体に太陽の光を当て、きれいに色がつくようにします。葉取りはりんごの果実に日影をつくる葉を摘み取る作業で、玉まわしは太陽の光が当たった部分だけ赤くなるので、反対側にも色がつくようにりんごの実を回す作業です。

この作業がとても地道で、樹齢数十年の大木は4人で葉取りをして1本の木の葉取りに2時間以上も要する事もあります。


 葉取り作業〜りんごの周りの葉を手で摘みます。地道な作業です。


 太陽が良く当たり色つきを良くするために、こんなに葉を取ってしまいます


<葉とらずりんご>
葉とらずりんごは、葉取りは行わず、収穫まで葉を残して完熟したりんごを収穫しますので、りんごの表面には葉や枝の影ができ、着色が悪い物もありますが、これは美味しさのサインです。


 葉とらずりんごは、葉っぱの中に埋もれています


【リターンのご紹介】 

今回のクラウドファンディングでは、くすみファームの「葉取らずりんご」や「サンふじ」などをたくさんの方に知って、食べて頂きたいと思い、リターンの商品にさせて頂きました。

「キズありの葉とらずりんご」は、ちょっとしたキズはありますが、味には影響ありません。
また、キズなしの葉とらずりんご」は贈答用にもお使いいただけます。

ぜひ、私達が初めて作る葉とらずりんごを味わってみてください。


  ※写真は葉とらずりんごのイメージです


※写真は発送りんごのイメージです


①3,000円 
葉とらずサンふじ(キズあり)3kg 

②4,000円 
葉とらずサンふじ(キズあり)5kg

③6,000円 
葉とらずサンふじ(キズあり)10kg

④4,000円
葉とらずサンふじ(キズなし 贈り物にもお使い頂けます) 3kg

⑤6,000円
葉とらずサンふじ(キズなし 贈り物にもお使い頂けます) 5kg

⑥8,000円
葉とらずサンふじ(キズなし 贈り物にもお使い頂けます) 10kg

⑦15,000円
12月〜3月まで 毎月5Kgの家庭用りんご(葉とらずサンふじ、サンふじ、他)をお届け致します

⑧1,000円
お礼のメールをお送りさせて頂きます

 ※万が一、自然災害等で収穫量が確保できなかった場合は、代替え商品(他の品種)をお送り致します


【プロジェクトで実現したいこと】

応援して頂いた皆様に、まずはくすみファームの葉とらずりんごを食べて頂き、その美味しさを知って頂きたいです。
そして、今回頂いた資金を広告費などに使わせて頂き、今年収穫する葉とらずりんご(3Kgのりんご 約1,000箱相当)をネット販売で完売させ、来年から徐々に葉とらずりんごの生産を増やしていきたいです。
また昨年、新鮮なりんごをネット販売等で直接お客様に届けた際、お客様よりたくさんの感想やレビューを伝えて頂きました。今までりんごを市場に出荷していた夫の両親は、自分達が育てたりんごを食べてくれた方の感想を直接聞く機会はあまりなかったため、ネット販売で頂いた感想を伝えるととっても喜んでくれ、本当に嬉しそうでした。お客さまの声がとても参考になりますし、やりがいに繋がります。
今回のプロジェクトをきっかけに、くすみファームのりんごを全国のより多くの方に直接お届けしたいと思っています。


【資金の使い道】

・くすみファームが育てた葉とらずりんごの商品名等の商標申請代金
・くすみファームの商品の広告代金
・ネット販売拡大の為の資金、梱包資材等の費用
・クラウドファンディングリターン費用、送料、梱包資材等
・CAMPFIRE手数料


最後に

葉とらずりんごが一般的に普及することで、見た目重視のりんご作りから美味しさ重視のりんご作りになる事が大きな目標です。
これは、りんご本来の美味しいりんごを広めるというだけではなく、葉取り作業の労力量が減る事で人件費削減に繋がり、農家が抱える経費増大や人員確保の難しさを解消してくれます。また、経費を削減できることでお安く消費者に提供でき、消費者にも生産者にも喜ばしいことと思っています。

このプロジェクトがその目標実現の第一歩になってくれると嬉しいです。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • リターン商品、順次発送しております

    2022/12/04 08:31
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
  • 葉とらずりんごは、11月16日、17日に収穫したので、1週間が経ったのですが、実は、葉とらずりんごの若木を2本だけ残しておいたのです。もっと完熟になったら、どうなのか?を知りたくて。それを昨日収穫してきました。葉は枯れかけてかなり散っていました。お陰で、何とも深みのある赤いりんごになっていましたよ!そして気になる糖度ですが、糖度19.6度!!糖度19度超えのりんごって、なかなかないと思います。私は、こんなに甘いりんごは初めて食べました。水っぽさが全くなく、口に入れると、甘〜い!!と甘さに驚きました。実は、17日に収穫したりんごにも糖度19度超えがあリマした。しかし、これ載せちゃうと期待が大きくなりすぎちゃうかも・・・と思い躊躇したのですが、何個かあったので、載せちゃいました。葉とらずりんごの中には、どれくらいの確率であるかはわかりませんが、こんなに高糖度なりんごもあるよ!ということで。皆さんへのリターン商品の中に糖度19度超えレベルのりんごが入っているかどうかはわかりませんが、「入っていたら当たり〜」みたいな感じで、楽しんでみてください!あと数日後には、リターン商品の発送準備に入りたいと思っています。 もっと見る
  • 無事に「葉とらずりんご」を収穫でき、ホッとしています(笑)今年初めて栽培した「葉とらずりんご」ですが、思った以上に色つきがよく、蜜が入り糖度も十分あり、一安心です。私の食べてみての感想は、「味が濃くて、甘味と程よい酸味も感じられ、やっぱり「葉とらずりんご」は美味しい!!」です。驚いたのは、葉とらずりんごに関しては、「真っ赤なりんごは美味しい」という概念が通じないかも?ということ。夫の父と一緒に、収穫しながら様々な状態の「葉とらずりんご」の糖度を測り、試食しました。なんと、小さくて青いりんごでも糖度が高くて、ビックリ!!今日測定したりんごで一番糖度が高かったのは、試しに測ってみよう!と測った「小さくて青い葉とらずりんご」でした。なんと糖度16.8度!!一般的なりんごの糖度は13度、甘いりんごと言われる糖度は14度、15度を超えると非常に甘いと言われていますから、十分甘くて美味しいです。ばらつきはありますが、今日測定したりんごは全て14度は超えていましたよ。やっぱり、りんごの「葉」は甘味と栄養を与えてくれるのですね!!  そして、一般的な栽培方法のりんごは、真っ赤で色つきが良いものが甘くて美味しいと言われていますが、葉とらずりんごはそうでもなさそうで、まだまだわからないことだらけです。葉とらずりんごにますます興味が湧いて来ました!!明日で今シーズンの収穫は終了です。今後、どういう「葉とらずりんご」が美味しいのか糖度を測って調べてみたいと思います。 もっと見る

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