皆様、この度はRe:Publicプロジェクトにご支援いただきありがとうございました。
皆様の温かいご支援のおかげで、ネクストチャレンジの500万円の目標金額をクリアすることができました。
445人もの方から、総額515万7690円と私たちの想像をはるかに超える数字となりました。
本来は一人一人の方に直接ご挨拶をしてお礼をお伝えしたいのですが、まずはこちらのメッセージにて失礼いたします。
ご支援いただいた445人のお顔をひとりひとり想像しながらこのメッセージを書いております。
皆様が汗水たらして働いて稼いだ大切なお金、他に何かを買えたかもしれないお金、誰かと美味しいご飯を食べられたかもしないお金、何かを我慢して私たちのプロジェクトのためにご支援いただいた大切なお金です。決して無駄にすることなく活用させていただきます。
クラウドファンディングを開始した時はこんなに支援の輪が広がるとは想像していませんでした。
高い金額目標を掲げてしまった自分達を呪いながら、支援金よりも少しでもこのプロジェクトを知っていただく機会になればと発信を続けてまいりましたが、日数が経過するうちにシェアとご支援の輪が広がり、最終日には風を掴んだ帆船のようにものすごい追い上げでセカンドゴールに到達する事ができました。
今は、445人もの方が同じ船に乗っていただいているこのRe:Publicプロジェクトですが、
はじめは小さなはじまりでした。私たちは資金も潤沢にあるわけではありませんので、まずは自分たちでできることからコツコツと仕事の合間をみつけてDIYで作っていました。
作業が進んでいくうちに工具もどんどん増えてきました。
膨大な作業工程を前にして、時には絶望的な気持ちになりながら電動丸ノコやインパクトドライバーを手に持って現場に入る日々が続きました。
子供達が目を輝かせながら本棚を眺め、本の頁をめくる。そこで手に取った一冊の本がきっかけで彼、彼女達の世界が広がる。
本を手に取った彼、彼女達が、勇気をもって知識の泉を求めて歩きはじめて、10年後、20年後に大きな世界に向かって羽を広げて飛び立つ。
この場所を通じて、村内外が出会い、本を起点にして人々が交流する。
そんな世界の実現を夢描きながら、私たちのできるところから始めようと漕ぎ出したのがRe:Publicプロジェクトでした。
四季が二回巡るうちに、少しずつ仲間と理解者が増えていきました。ふらりと作業着を着て手伝いにきてくださる人も増えました。
小さな船のたった数人の乗組員で出航したこのオンボロ船が、クラウドファンディングを通じて沢山の方に知っていただき、皆様のおかげで、今や445人もの支援者の方々が乗船してくれる大きな船になりました。ありがとうございます。
Re:PUblicの名前に込められた思いは必要なものは自分たちで作る、新しい公共をつくるです。
不安を抱きながら試行錯誤繰り返しながら進んできたプロジェクトですが、今はたくさんの皆様にご支援に頂いて得た勇気が目の前の不安をかき消してくれています。
一緒に皆様と新しい世界を作っていける事の喜びを胸に、遠く広い海へこれからも皆様とご一緒できればと思います。
完成は5月中を目指して、今はラストスパートをかけています。
本棚オーナーになってくださった方、宿泊券を購入いただいた方、1日店長券などにも具体的な方法に関しての案内がまだ来ずに不安に感じておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、諸々整い次第、必ずご連絡いたしますのでよろしくお願いいたします。
また、このメッセージを使って進捗報告や関連のイベントなどを告知させていただく事も多々あるかと思います。
時にはしつこく感じることもあるかとは思いますが、解散をあきらめきれないお笑い芸人風の二人の顔を思い浮かべて、温かく見守ってくださると幸いです。
最後になりますが、皆様から得たご支援、あたたかいお言葉、シェア。どれが欠けてもこのクラファンをこんな素晴らしい形で終える事はできませんでした。
文中では「私達」のプロジェクトで書いてしまってますが、このRe:Publicはご支援してくださった皆様、クラファンされていないけれど一緒に汗を書いて作業をしてくれた全員が主人公であり、全員のものだと思っています。
この場を借りてあらためてお礼を申し上げます。
Re:Public
田中直史 福島洋次郎