すき焼きが美味しい季節になってきました。
すき焼きの部位ごとの味の違いや触感について説明したいと思います。(当社スタッフと社長の感想)
内もも肉
部位的にはやや動く場所であるため、食感はやや硬めです。一般的にもも肉のイメージは赤身という方が多いですが、A5になると全体の7割が霜降りです。
味は濃厚で、肉の旨みがよく感じられる部位ですき焼きの場合はやや薄目にカットした方が美味しいです。
サーロイン
牛の背中のお肉。霜降り肉の代名詞的な存在、見た目とは裏腹にあっさりしています。脂をとればスジっぽいところは一切ありません。
卵黄と割り下を濃い目にしてオンザライス!!わりとあっさりな脂の甘みが感じられます。
1枚だけでごはん2杯はいけちゃいます。
肩ロース芯
首側の背中のお肉。ネック側、真ん中、リブロース側の3か所に分類されています。リブ側の方が柔らかくとろける肉質です。一般的には肩ロース芯だけですき焼き用にカットしているところは少なく、ザブトンとくっついた状態でカットされている場合が多いです。当店では肩ロース芯だけでカットしています。味わいは、サーロインよりもやや味は濃厚で、口の中に入れるととろける肉質。火を通すと全体的に縮むのでタレや卵がよく絡みます。
ランプ
当店一押し部位! 年を重ねると脂がきつい・・・。そんな悩みを解決してくれるのが、ランプです。食感はふわふわしていてなめらか。トップレベルのランプだと、赤身の旨み、霜降りの甘さ、食感の心地よさ。すべて備わった最高の部位です。
ほかにも色々な部位がありますが、今日はここまで。