クラウドファンディング終了まで残り2日!!
本日は本文でも少し紹介していますが、どういった経緯で本店舗のイメージができたのか、どういった思いを持って本店舗が設計されているかなど、お店のコンセプトについてご紹介させていただきます。
本文に記載している通り、この物件は私たちの今までの静岡県東伊豆での活動を認めてくださっての依頼となっています。本物件は、東伊豆の一つの観光名所である温泉街に位置しており、周囲には温泉旅館が立ち並び、足湯や海が近いとても恵まれた物件でした。物件の改修だけでなく地域の町おこしとしての活動を行っていた私たちにとって、この物件の改修は「まちおこし」を目指すうえで非常に好条件な物件でした。
私たちはこの物件の改修を始める際、この物件をどのような場所にするかについて話し合いました。そして一つのテーマとして決められたのが「集まる、出会う、訪れる。ことの循環」でした。この物件を観光の魅力そのものにするのではなく、この街の魅力を知るための拠点のような場所にしようと考えたのです。
「サイクリングショップ」「お土産屋さん」「カフェ」「おにぎりやさん」など、様々な意見が飛び交いました。それらを総括し、飲食店×お土産やさん(セレクトショップ)という形にまとまりました。
そして、その目標を達成するために私たちが「建築」という分野の視点から出した解決方法がこのフレームです。あえて視界を狭め、「どんなものがあるんだろう?」と気にならせるような、形を目指しました。
以上が本店舗の始まりです。実際に店舗にいらした際はこの記事のことを思い出していただき、私たちの思いをぜひ感じ取っていただきたいです。