ここしばらくの宣伝活動について、ご報告を少し。
ご存知の通り小規模&低予算なSF映画『12ヶ月のカイ』は、宣伝も亀山が自ら仕込んだり手配したりといった事が大半になりまして、ここ最近は徐々にメディアの方々の取材対応も始まってきたところ。
主にはW主演の片割れ・工藤孝生さんを売り込んだり、時には亀山と一緒にインタビューに出ていただいたり、マネージャーさんとの連絡のアレコレなんかも日々(時に追いつかなくなりながらも…)せっせこと進めている次第です。
実はこの連絡のやり取りというものが非常に難易度が高いモノでして…
改めて、事務所のマネージャーさん方や他の作品のP・APさんたちの連絡力(あるいはスケジュールをパズルする能力?)は凄いなぁと、実感させられているところであります。
さて、この「メディア取材」というものなのですが、我々のような小規模&低予算映画の民はどのように立ち向かえば良いのでしょうか?
…の、前に。
一般的に大きな映画で言えばどんな映画宣伝があるか?
メディアさんのお力をお借りするものを、上から順番に見ていきたいと思います。
・テレビCM出稿
・新聞、雑誌等紙媒体への出稿、取材
・テレビ番組への出演
・FM, AMラジオ出演
…予算があったらねぇ〜
人生一度はやってみたいですよねぇ〜
テレビで予告編とか流したいですよねぇ〜
まあこれらはまた、未来の未来に託すとして、我々にとってもうちょっと現実的なラインはどんなものかと並べてみますと、
・WEBメディアでの作品情報掲載、監督や出演者のインタビュー
・YouTubeなどでのネット番組への出演
・アプリやWEBやコミュニティラジオへの出演
…等々が挙がってくるのかなと思います。
インディペンデントな映画となると、やはり数字的に弱くなってしまうのでなかなかテレビなどのメジャーなメディアに取り上げていただくのは難しい。
とはいえ、作品が公開されてから話題になってくれば、例えば『カメ止め』のようなパブリシティに繋がることもあるので決して希望は捨てずにおりたいのですが、現実はなかなかハードルが高し…といったところです。
で、これらのWEBメディアさんやラジオアプリさんらの「インディペンデントなメディア」に対して取材依頼のアプローチをしていくというのが、小規模&低予算映画にとってマッチする(言い方はあれですけど、身の丈にあった)映画宣伝なのではないでしょうか。
今のところ、わたくしの体感はそんなところです。
さて、次回はそんなインディペンデントなメディアへ、『12ヶ月のカイ』はどのように繋がっていったのか?というところを書きたいと思います。
(ここに来て初めての次回予告)
亀山睦木