みなさんこんにちは。
昨日の活動報告は理解できましたでしょうか?
回路図の不備、申し訳ありませんでした。
今日は、5つのモードについて紹介します。
1.太陽電池からの入力電圧が14.5V未満 のときは、モバイルバッテリーから最終充電対象装置の系統をオンし、太陽電池から最終充電対象装置の系統をオフし、太陽電池からモバイルバッテリーの系統をオフします。
2.太陽電池からの入力電圧が14.5V~16.5V のときは、モバイルバッテリーから最終充電対象装置の系統をオフし、太陽電池から最終充電対象装置の系統をオンし、太陽電池からモバイルバッテリーの系統をオフします。
3.太陽電池からの入力電圧が16.5V以上 のときは、モバイルバッテリーから最終充電対象装置の系統をオフし、太陽電池から最終充電対象装置の系統をオンし、太陽電池からモバイルバッテリーの系統をオンします。
①太陽電池が全く発電していない、1の段階またはそれ以前の状態を、夜間モードと呼びます。 夜間は、入力電圧が0Vになります。 夕方のまだ薄明るいとき、夜明け時の薄明るいとき、入力電圧が0V~14.5Vのときも夜間モードに含みます。 基本的に入力電圧が14.5V近くあっても、夜間モードの時は、太陽電池は最終充電対象装置の充電に貢献しません。 モバイルバッテリーから最終充電対象装置の系統をオンし、太陽電池から最終充電対象装置の系統をオフし、太陽電池からモバイルバッテリーの系統をオフした状態が継続します。
②1と2のフィードバックで太陽電池からの入力電圧が14.5V付近のときは、協調充電モードと呼びます。 協調充電モードのときは、モバイルバッテリーと太陽電池で協調して最終充電対象装置を充電します。 ここで、太陽電池で発電した電力はすべて最終充電対象装置の充電に使われ、それでも足りない分のみモバイルバッテリーから最終充電装置に充電されます。 曇りや雨の日、朝夕の時間帯などにこのモードになることが多いです。
③2の状態が安定する場合を、晴天モードと呼びます。 太陽電池からの入力電圧が14.5V~16.5Vとなります。 モバイルバッテリーから最終充電対象装置の系統をオフし、太陽電池から最終充電対象装置の系統をオンし、太陽電池からモバイルバッテリーの系統をオフした状態が継続します。 晴天モードでは、太陽電池で発電した電力=最終充電対象装置に充電する電力となります。 晴天モードでは、モバイルバッテリーは放電も充電もしないです。
④2と3のフィードバックで太陽電池からの入力電圧が16.5V付近のときは、晴天余剰第1モードと呼びます。 晴天余剰第1モードのときは、最終充電対象装置に充電して余った電力を太陽電池からモバイルバッテリーに充電します。 ここで重要なのは、最終充電装置が5V充電で必要とする電力は、すべて太陽電池から供給され、太陽電池から発電した電力が余った部分のみモバイルバッテリーに充電されます。 晴天の昼間にこのモードになることが多いです。
⑤3の状態が安定する場合を、晴天余剰第2モードと呼びます。 太陽電池からの入力電圧は、解放電圧に近い20V程度となります。 モバイルバッテリーから最終充電対象装置の系統をオフし、太陽電池から最終充電対象装置の系統をオンし、太陽電池からモバイルバッテリーの系統をオンする状態が継続します。 最終充電装置が5V充電で必要とする電力は、すべて太陽電池から供給され、太陽電池から発電される電力がモバイルバッテリーに充電し、それでも電力が余るモードです。 大きな太陽電池を接続した場合、晴天の昼間にこのモードになることがあります。
いかがでしたか?
12Vバッテリーレス充電システムの用語集もございますので、今後必要になったときのご参照ください。
それではまた次回お会いしましょう。