現在進めている一宮ブルワリーお持ち帰り「ToGOプロジェクト」は前述にもありましたが、現在4坪の一宮ブルワリーを二階建てビール工場にし、その2階でビールを詰めて持ち帰っていただくためのプロジェクトです。
前回もお伝えいたしましたが、プロジェクトと並行して設備の手配や設置が進んでおります。
そんな中、醸造責任者山田はこんなことを話していました。
一宮ブルワリーでは、原材料や濾過などの製法にこだわりがあり、その結果スッキリでははなく、濃厚な味わいのビールが出来上がりますが、その反面味の変化や酵母が”暴れる”ときもしばしば。
瓶詰めの際にはそういった要因で、発酵が進みすぎ破裂する危険もあり、自身も何度か実験してそれを目の当たりにしたことも。。。
当然それを抑えるため、器具、容器のきちんとした管理と消毒はもちろんのこと、事前に実験を行いきちんとした品質管理をしないといけない。
大手メーカーさんのような設備は到底揃えられませんが、それでも味を損なうことなく、安全に楽しんでもらえるよう機器や資材の選定を行っています。
小さなブルワリーですが、ビールの味はもちろん製法へのこだわりをそのままに、お店以外でも皆様に楽しんでいただけるよう準備を進めてまいります。