尾張ブルワリーかつては一宮の馬引にあった醸造所で、毛織物製造会社が新規事業の一環としてレストランを開業。それに伴い地元の人に楽しんでもらおうと地ビールの開発を始め、1997年〜2006年までの間醸造を行っていました。
今ではその外観を残すだけになりましたが、今でも夜になると建物側面お文字はライトアップされ、この地で愛されるビールを作ろうという想いや誇りはその佇まいからも感じ取ることができます。
尾張ブルワリーで醸造を担っていた山田文隆(やまだふみたか)は当時を振り返り、
「醸造をしようと思って就職したわけではなく、社の方針で携わることになった」と語っています。
初めは社命で始めたビール醸造もいつしか自分のアイデンティティの一つとなり、尾張ブルワリーが醸造を終了したのち、この味を残したいと願った星野(一宮ブルワリー代表)と共に今日の一宮ブルワリーの味を作り出しています。
一つのアイディアにたまたま関わった人間がいて、またそれを受け継いで育てる。
そんな一宮の味を駅前からご家庭で、その先で味わっていただけるよう、お持ち帰りプロジェクトを進めております。
プロジェクトの公開から3日、多くの方からのご支援をいただき身の引き締まる想いです。
皆様のサポートもお願いしたところですが、まだ味わったことのない方はぜひ一度お店にお越しいただきその味を楽しんでいただけたらと思います。
醸造責任者山田文隆のインタビュー動画がページ中段にありますので、お時間ございましたらぜひご覧ください。