2023年3月8日が終わる今、「一宮ブルワリー TOGOプロジェクト」のクラウドファンディングが終了となりました。
とても多くの方々に支えていただきました。誠にありがとうございます。お陰様で目標も達成することができましたし、それを越えてさらに多くのご支援もいただきました。
地元一宮や中部圏の方のみならず、関東や関西、九州などからもご支援いただきました。
私どもの活動を、一宮ブルワリーが始まる以前より支え協力し続けてくださっている方、この数年で知られた方、また今回の「TOGOプロジェクト」でお知りになられた方まで、実に様々な方々にご支援いただきました。
深く御礼申し上げます。
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四半世紀にわたり、私たちが取り組んできた一宮のまちづくり事業のほとんどは、ビジネスとして成立し難いものでした。”クラフトビールメーカーなのに?”と疑われますが、「一宮ブルワリー」もその代表例です。このまちにビールを復活させたい、「尾張ブルワリー」の味を文化として地域に復元したい、一宮のアイデンティティを表現するものとして残したい・・・そんな想いで無理矢理スタートしたのが、4坪の「一宮ブルワリー」です。
画像は、免許取得後にテストを繰り返し、やっとファーストバッチを仕込んでいる2011年4月の ブルワー山田夫妻の姿です。12年前の一宮ビール誕生前夜。
ビジネスとしては成立し難いけれど、今何とか、このまちで何とか、ここでこそ何とか、紡ぎだし守りたいという想いだけで、無茶をして製造免許を取得しました。それからの10年の間に、 クラフトビールを取り囲む状況は激しく変化していきます。そうした波を横目で見ながら、ブームが去った後でも静かにこのまちに存在し、佇み続けるようにしたいと改善改造し、様々に取り組んできました。もっと資本を集中投下し、大規模化をはかるべきだったかもしれません。しかし過去の色々な体験もあり、経営者である私も、ブルワーの山田も、この日本最小規模のこのスタイルを選び守ってきました。
ビジネスとしては成立し難いけれど、何者にも奪われず、何事にも振り回されず、スタンスを変えずに、このまちで存在し続ける味と文化。この地域、このまちに根差し、ともにあるビール。地産地消、テロワール、手づくり、クラフト、ローカル、地域循環・・・
これからもそうした価値観を基礎に、一宮地域に軸足を置いて活動をしてまいります。
実は3月8日は、2001年にカフェ「三八屋」がオープンした日であり、創業記念日です。その「三八屋」も2009年までは4坪で、今の「com-cafe三八屋」の厨房部分にありました。12周年のこの日に、多くの方に支えていただき、また一段、ステップを上がることができました。
一宮ブルワリーや私たちの活動を、どうぞ今後もよろしくお願い申し上げます。
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今回、このクラウドファンディングは、数人の「TOGO」プロジェクトチームスタッフが設計推進しました。皆様の前で 内輪の話ではありますが、このスタッフたちにも謝意を伝えさせてください。ありがとう!
そのスタッフたちを中心に。研究、実験、検討を繰り返して企画した返礼品を、これから順次お届けしてまいります。今しばらくのお時間をください。
また工房の2階建て「TOGO」化も徐々に進んでおり、皆様のご家庭やアウトドアへ「一宮ブルワリー」を持ち帰っていただける日が、目に見えるところまで来つつあります。こちらも今しばらくのお時間をください。
「一宮ブルワリー TOGOプロジェクト」への様々なご支援に、まずは御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。深く深く感謝申し上げます。
一宮ブルワリー
NPO法人志民連いちのみや 理事長 星野博