むらなかあやです。
私は、よく「このような活動を始めたきっかけは?」と聞かれます。
福祉を専攻していたわけでもなく(一応心理学専攻、よく授業サボってました、笑)、家族や親せきに障害のある方がいたわけでもありません。
小さい頃からダンスをやってきて、大学卒業後に子ども達と出会い(車いすに乗ってたり乗ってなかったりの女の子7人のグループ)
彼女たちは当時6~7歳で、私の周りでコロコロ、クルクルしてて本当にみんな可愛くて。まずは目の前のこの子たちが輝ける場を創り続けたいと思ったのが20代
同時に自分は、既存のダンスの枠を越え、バレリーナのように180度脚が開くことよりも、自分も踊りながらいかにして早く正確に車いすのブレーキをかけたり外したりできるかなどを、追及していました。(この時、車いすに乗っているメンバーは手を動かして踊っているのです)
今では、ブレーキをかける時のパンパンッ!という音すらもその作品の世界感に溶け込ませることが出来ます。
そんな風にして、とにかく、障害がどうとかいうんじゃなく、表現を介してつながったり、新しい発見をすることがたまらなく好きで続けてきて、今に至ります。
話をコンサートのことに移します。
「きかせてよきみのこと」のコンサートは多様なメンバーで創ります。障害の重い方や難病の方がここまで主体的に表現する場は他にはないです。
小さな一歩かもしれませんが「こんなコンサートがあるんだよ、あなたも私も一緒に表現出来るんだよ」と知ってもらうことは
誰もがのびのびと自分を表現できる社会へと変えるための一歩なのです。
としま区民センターのホールの職員の方も、車いすの数や大きさ、医療機器に驚くかもしれません。誰も驚かない当たり前のことにしていかなければならない。
どんな壁があるのかまだわかりませんが、そこを乗り越える姿も社会に示したい。(わたし的には乗り越えることも好きなのです)
コンサート?出演する人が好きでやるんでしょ?それだけのことでしょ?で終わらせたくない
どうしても、どうしても、みんなでコンサートを実現したい。
タイムリミットが近づいてきました。
クラウドファンディン終了まで残り18日。
達成まであと一歩と言いたいところですが、達成まであと10歩くらいあるかな…
既にご支援してくださった方ありがとうございます。引き続き、お知り合いへのシェアなどしていただける嬉しいです!どうぞよろしくお願いいたします!
写真は、メンバーの朝霧裕さんの写真で
私が一番好きな写真!!
きかせてよきみのことプロジェクト代表 むらなかあや