きかせてプロジェクトを応援くださる皆様へいつもわたしたちのページをご覧くださりありがとうございます!私たちきかせてプロジェクトは、コロナ禍の自粛期間に、障害のある人ない人、所属や住む場所、世代を問わず、オンラインでできることを発信しようと立ち上げた、音楽制作プロジェクトチームです。コロナ禍はじめ、災害時など、いかなる困難の時にもまた 誰が いつ 困難の当事者になってもすべての命が取りこぼされず、命を尊びあえる世界を作りたい。そんな願いを強く込めて これまでに2曲のオリジナル曲を制作し、PVとして配信。1曲は、2016年7月に起きた「やまゆり園殺傷事件」をきっかけに「私たちが、社会から隠されず、隠れず、生きていくこと」「障害を持つ当事者の意思が人権として尊重される社会に生きていく意志」「そんな未来を、障害のある人ない人、みんなで作りたい願い」そんな気持ちで、詩を作りました。オリジナル曲「きかせてよきみのこと」。2曲目は コロナ禍の自粛の毎日、家族や友達でも一切会えない毎日の中で緊張を要する毎日の中にも、私たちを支えてくださる介助さんたちや、医療に携わるお医者さんや看護師さん、メンバーそれぞれの家族や友人、大切な人へ向けて心にある一番素直な言葉で感謝の気持ちを(照れるけど、非日常下だからこそ言えることもあるから)書いてみよう!と制作しました。オリジナル曲「ありがとう」これらの歌には2曲とも手話歌も制作しました。YouTubeに2曲とも公開しておりますが、今日は激しいラップの手話がある2曲目「ありがとう」を貼り付けてみますね!こんな仲間で、立ち上げ以降、活動の主軸を「オンラインのみ!!」でやってきた私たちですが、待って、待って、待ってからの、初コンサート。今日は、本番に向けての最終ミーティングがありました。これまで過去回のコンサートを幾多助けてくださった方も、去年から今年にかけて、新しく出会った方々も混合のメンバーですが、日頃は、さまざまなお仕事や、家事・育児に追われていらっしゃる主婦の方など、ボラスタの皆さんの職業や世代もさまざまです。「音楽コンサートを作る」という共通項があるからこそ、IT系の方、法律係の方、研究系の方、、、という感じでしょうか。介護職の方もいます。「介護専門!」という方のみで固めたチームではなく、いろいろな職業、所属の個人が、単に人として「ちょっと興味あるから一緒にやろう!」と関わってくださることは私が障害当事者として生きる中で、本当にありがたいことだし家族「だけ」とか介助さん「だけ」とか一つの介護事業所「だけ」とか一つのグループだけにしか繋がりがないと、視野が狭くなるし生き延びられる手段が少なくなる。特に朝霧、佳織ちゃん、るぅちゃん、てんちゃんは当日のコンサートホールに入っても例えば自主企画だから自分達も動かなければことが進まないコンサートでも一緒に机や椅子を運んだり並べることはできないし片付けの時に荷物をまとめることもできません。でも この身体で生きてきて 見たもの 体験を話したり 書いて伝えることはできるしそれはいつか 今 歩ける人や そのご家族が 何か病気になったり将来に車椅子ユーザーになった時 使うかもしれない。私たちと同じような、難病当事者や車いすユーザーに 何か 役立つかもしれない。だから いろいろな、できることがそれぞれに違う複数の人が関わってそれぞれのできること、得意なことを 最大限に発揮して「本当はやりたかったけど、一人の自力ではできないこと」を具現化する。この過程と本番の可視化 過程は 可視化しにくい部分もあるけどもこうやって私たちが体験を話したり 書いたりしていけば誰かと「やってみた体験」をシェアできるしその積み重ねが「生きる醍醐味」だよな、と思います。今いろんな生活の場面で(介護業界でも、昔よりなぜかそうなりがちです。)「何かあったら責任が取れない、っていうか、取りたくない」から自分自身も何もしない身体的ハンデがある人に対しても 「何かあったら危ないですから、やめておきましょうね。」と成人以降の方々に対してさえも、上から目線で赤ちゃんを扱うかのように、囲ってしまって、障害を持つ人が行動する権利を侵害してしまう。一方で、YouTubeなどで活躍する人も、さまざまな障害のある方も毎日見かけるし障害者の権利条約とか、ちゃんと、法整備も進んできてはいるのにこの極端な二極化って、なんでだろうね?と、このコンサートに共感をくださる方々の中で、複数人から声が上がることがあります。価値観は人それぞれだし 人の価値観は人のものだけど私は生まれつき進行性の難病を持って生きてきて、「何かあったとき責任を取りたくないからなんにもしない」という人生はつまんないよな、だから、そっちには行かない、と『自分に対して』思います。(少なくとも人の行動の足まで、何もさせないほうへ引っ張ることだけはしないでね、って思います)だっていつか絶対、自分の意志で選べないときある日突然 どんなにかやりたくってもできなくなる日が来るんだからさ。今年できたから来年もできる って思いたいけどそれは絶対じゃない。例えば、「歌うこと」についても。「私とあなたが会える」ことについても。これは今書いている朝霧の個人的なことですがコロナ禍の3年半の間で私は「ああ、コロナ禍じゃなかったら、会いに行きたいのにね!!」と言いながら会えないまんま健常者の友達と難病当事者の友人を3人亡くしました。全員40代同世代でした。だから今回のコンサートは、オンラインでもできる手はある!という時代にはなったんだけど、今回については、「会えること」について、特別の思いがあります。(会える会えないは、心のつながりに一切関係ないよ、という気持ちだってちゃんとあるけどね。友達、結構遠い県に住んでいる人の方が多いし)きっときてくださる方も、平日夜にわざわざに会場まで電車に乗って行くよ!と駆けつけてくださるお一人ずつに やっぱり「生で会う」「生の歌声や楽器の音色がお話を聞く」に(ホント、今回ばかりは!!って感じよね)格別の思い入れがある方ばかりなんじゃないかなと思う。私自身、その空気感をびりびりと感じたいし、ほんとに、集まる人の思いがむぎゅーんと高まった時の、場の空気感、波動みたいなもの?すごいことになるんじゃないかなと、楽しみです。まだお席ご予約間に合います。今からでも、このコンサート、自分もこの場に行ってみたいな、朝霧さん(だっこさん)や、Kidsnacoさんや佳織ちゃん、ボラスタの皆さんにも会ってみたいな!と、気になるよ、という方、ぜひご来場ください。コンサートは出演者と会場にきてくださるお客様と技術スタッフ、ボランティアスタッフ、誰が欠けても、できません。きてくださる皆さんも、ひとりひとりが、主役の一人!みんなで作るコンサート!!!引き続きまして、皆様の応援を、よろしくお願いします!チケットのお申し込みはこちらから↓STORES(ストアーズ)https://kikaseteproject.stores.jp/銀行振込はこちらからご確認ください↓きかせてよきみのこと公式HPhttps://www.kikaseteyo.com/※チケットがクラウドファンディングのリターンについている皆様および、「ノンリターンでご支援」をすでにクラウドファンディングしてくださった皆様におかれましては一般販売でチケットを再度ご購入いただかなくて大丈夫です!(「仕事のスケジュールがまだわからなかったからノンリターンにしちゃったけどやっぱり行けそう!」という皆様、ご連絡くださーい!私も連絡しまーす!)きかせてプロジェクト本日の執筆と当日のうた 朝霧 裕代表とイラストレーター Kidsnaco



