穏やかな晩冬、というか初春の晴れた休日。風はまだ冷たいけど、ちらほらと枯れた木々に色が見え始めています。季節の移ろいや自然が生み出す光や色は、音楽そのものですし、無尽蔵に音楽を生み出してくれます。そんな穏やかな今日、クラウドファンディングの最終日に向けて、毎日、エッセイを投稿しようと思い立ちました。「里沼の記憶」が生まれるに至る、ここ数年の僕の暮らしを書きたいと思います。2020年1月以降、コロナで傷ついた人は大勢いて、多くの人が苦難を乗り越えた反面、多くの人が大事なもの失い、未だ悲しみの中にいる人も多いでしょう。理不尽な力に屈するしかないこともあるでしょうし、ただ時が過ぎるのを待つしかないこともあります。地震や津波で命を落とす人、生活を奪われた人を見た時と同様、普段の当たり前にあった安心や幸福感、喜びや楽しさは、一粒の砂糖、一滴の水みたいなものだと思い知らされました。僕もこれまで、約50年生きてきて、多くの苦難がありましたが、音楽への情熱や、素晴らしい芸術作品に救われてきました。そして乗り越えた分だけ、自分の力になっていると思えますから、今回のコロナによる失職や人々の争いや理不尽な世相への苛立ちも、きっとこれまで通り折り合いをつけて陽はまたのぼるのだろうと思っていました。違っていました。今回の苦難は、自分の力ではどうにもなりませんでした。1年経っても元には戻らない。これは、決断するしかない。給付金をもらって、大事な楽器を売って、衣食住に困ることはなくても、演奏会をするなというこの馬鹿げた自粛生活が終わるのを待つだけの暮らしは、もう、うんざりでした。2021年5月、コロナパンデミックが起きて1年半、ずっと悩んでいたことを実行する時がきました。(続きは明日)

昨年12/26にスタートしたクラウドファンディングも残すところあと4日となりました。2/24現在、42名の方々にご支援をいただき、目標額の72%まで来ました。その皆様たちの思いも背負っていると思うと幸せを感じます。皆様の思いに応えるべく、プロジェクト終了後も、志をしっかりと実行していきます。あと4日、毎日カウントダウンの投稿をしていきますので、どこまで伸ばせるか一緒に見守ってください。3つの沼に行って写真を撮ってきましたので、それもご覧ください。終了まで、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます！

プロジェクト終了まであと10日となりました。現在56%、このクラウドファンディングを始めた当初はこんなにご支援いただけるとは思っていませんでした。数人、数千円でも助かるなあ、と思っていたくらいです。感謝でいっぱいです。この歌曲「里沼の記憶」、誰にお願いされたわけでもなく、館林の自然の美しさに心打たれて勝手に作った歌曲ですが、少しでも多くの人に聴いてもらいたいと思い、働きかけているうちに、加耒徹さんと佐藤圭奈さんとPVを作ることになり、ますますこの魅力的な「沼辺文化」を知ってほしいという思いが膨らみました。いろんな夢が芽生えてくると、とても一人では実行できないので、クラウドファンディングにチャレンジした次第です。その後「里沼」が色んな縁を結んでくれて、多くの方の力で日々新しい出会いが生まれています。そして最近の出会いで、なんとあの世界のディーバ、中嶋彰子さんが「里沼の記憶」を歌ってくださることになりました。---中嶋彰子(ソプラノ)、根岸弥生(ピアノ)スペシャルコンサートのチケット (10枚限定)4/9(日)館林市文化会館カルピスホール(大ホール) 14:00開演 ---この公演のチケットをリターンに追加しましたので、ご来場可能な方はご利用いただければと思います。引き続き、プロジェクト終了までどうぞよろしくお願い申し上げます。

おかげさまで、いま目標額の56%まできました。ご支援いただいた方々には心よりお礼申し上げます。2/28が終了日ですので、あと18日、ラストスパートで目標に到達できるかどうかという時期になりました。むかしむかし、中学生のマラソン大会の時、根性のラストスパートで２位ゴールを果たしたのを思い出しました。音楽家ですから根性や忍耐力はあるのですが、クラファンばかりはお願いするしかないので、どうか、よろしくお願いします！

いつも応援いただきありがとうございます。ページを少し更新しました。・見出しの文字を大きくして見やすくしました。・新しい画像を12枚追加しました。善導寺や榊原康政の墓、大河ドラマ「どうする家康」のノボリ、善長寺や祥室院殿の墓、お辻、お松の墓、青龍の井戸などの写真です。・完成したPVをリターンに追加しました。YouTubeリンク先URLとmp4データとあります。現在49%、あと39日、おかげさまでほぼ半分まで来ました。始める前は半分達成するなんて思っていませんでしたが、多くの方に共感いただけて、本当に感謝申し上げます。2/28の終了まで、引き続き、皆様のお力添えをいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。