彦根エコーオーケストラのクラウドファンディングは、4月8日0時をもちまして終了いたしました!当初の目標達成額を上回る661,000円の支援金を、計67名の方からご支援いただきました。メンバー一同よりご支援・ご協力いただいた皆さまへ感謝申し上げます。これからはリターン品の送付や、4月28日の定期演奏会に向けての準備を進めてまいります。どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
彦根エコーオーケストラのクラウドファンディングも終了まであと…4時間!ご支援は4月8日0時まで受け付けております。最後まで拡散のご協力をどうぞよろしくお願いいたします!今日は4月28日の定期演奏会に演奏します、モーツァルトのホルン協奏曲第1番について彦根エコーオケ代表兼ソリストの大森がお話します。今回、モーツァルトのホルン協奏曲第1番のソロで使われるのはナチュラルホルンと呼ばれる楽器(写真右側)です。現在一般的に使われるホルン(写真左側。ナチュラルホルンに対して、モダンホルンと呼ばれることもあります)とは異なり、左手で操作するキーがなく、非常にシンプルな形です。楽器本体とマウスピースの間にクルークと呼ばれる短い管が挟まれます。クルークは長さの異なる管が何種類もあり、演奏する作品の調性に合わせて適切な長さの管をその都度付け替えて演奏します。今回演奏するモーツァルトのホルン協奏曲はニ長調の作品なので、ニ長調用の長さの管(D管)を使います。ナチュラルホルンでは本来、出せる音が限られていました。自然倍音列と呼ばれる種類の音です(楽譜参照)。高音域では比較的多くの音を出せたものの、中低音域では音階すら作れないものでした。18世紀中頃になると、ホルンのベルの中に右手を入れ、開口部を開けたり塞いだりすることによって、中高音域では比較的自由に半音階でも演奏できることが見出され、この演奏方法が広まっていきます。ただし、右手を塞いだときの音はくぐもった感じであったり、時には金属的な音色となったりします。モーツァルトはこの音色のムラを逆手にとり、第一楽章の最初のメロディでは主に開放的で伸びやかな音を多用し、緊張感のある場面では金属的な音を用いたり…と、ホルンをたいへん表現力のある楽器として用いることに成功しました。現代のホルンでは全ての音を均一に鳴らすことが可能なので、非常に流麗な演奏が可能なのですが、モーツァルトが狙ったナチュラルホルンでの多彩な音色の変化は失われてしまったともいえます。4月28日はナチュラルホルンならではの豊かな表現をお楽しみいただきたいと思います!
クラウドファンディング終了までいよいよ3日となりました!4月4日現在、達成率は130%を迎えています。すでにご支援していただいた方からも、その後の支援の集まり具合に興味を持っていただき、応援のメッセージをいただいております。花吹雪が舞う彦根、4月7日に桜とともにクラウドファンディングも終わりを迎えます。今のところ一番人気のリターン品は、いと重菓舗の「埋もれ木」ですが、コンサートに来られる方にはクラファン特別限定シート、コンサートに来られない方にはリハーサル聴講券やメンバーが演奏するCDをご用意しております。自分だけの特別なコンサートを開催するリターン品、そして楽器を演奏される方へは各レッスン、お友達と演奏される方には室内楽レッスンも選んでいただけます。弦楽器はヴァイオリン・バロックヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス、管楽器はフルート・オーボエ・ファゴット・ホルン・トランペット、さらに打楽器のレッスンを受け付けております。ひこにゃんファンの方へは、ぬいぐるみ小・中の各サイズをご用意させていただきました。彦根と言えば彦根城、そして彦根エコーオーケストラ!となるように、私どもも地元貢献・地域発展に尽力していく所存です。引き続き、皆さまのご支援・ご家族やお知り合いへの拡散のご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。彦根エコーオーケストラFacebookページはこちらから
いよいよ1週間をきりました!クラファン終了の4月7日まで、拡散のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。4月29日は彦根エコーオーケストラのコンサートマスターである戸澤哲夫氏及びメンバーによる彦根JOYジュニアオーケストラの指導があります。彦根JOYジュニアオーケストラは、小学1年生から中学3年生までの子どもたちが毎週土曜日に楽しく練習しています。彦根JOYジュニアオーケストラのホームページはこちらから彦根JOYジュニアオーケストラの指導者、澤純子先生が子どもたちのためのオーケストラを始められてからなんと来年30周年を迎えられます!彦根エコーオーケストラのメンバーにもジュニアオーケストラ出身者が数名おり、20周年記念コンサートではメンバーの足木・高岸・田中が参加させていただきました。お話を伺った子はジュニアオーケストラに在籍して9年、今や他のメンバーから頼られる存在です。受験を終えて一年お休みした後に久々に練習に参加した他の子も、練習にまた参加出来て嬉しそうでした。4月29日へ向けての意気込みを伺うと、「細かいパッセージをはっきりと演奏できるように特に頑張って練習したい」とのことでした。演奏を聴かせてもらえるのを楽しみにしています!彦根の桜は満開を迎えています。
3月25日(土)プロシードアリーナHIKONE・多目的ホールで開催の「髙岸卓人バロックヴァイオリンリサイタル」は、80名を超えるお客様にご来場いただき、滞りなく終演を迎えることができました。普段は東京を中心に活躍されているお三方によるピリオド楽器を使った情緒あふれる演奏は、めったに聴けない貴重なものでした。お客さまにとっても、また演奏者にとっても心地よい空間となっていたと思います。新しいアリーナの多目的ホールでの音楽イベントは初めての試みでしたが、想定以上に使いやすい印象でした。4/28(金)「彦根エコーオーケストラ第24回定期演奏会」がひこね市文化プラザで開催され、髙岸さんもご出演されますので、ぜひお越しください。19時開演です。その他の写真はこちらから (彦根エコーオーケストラFacebookページ内)