いつも応援いただき、ありがとうございます!!
海外の、それも医療途上国で、電気も使えず、治療用のベットもないような野戦病院のような環境で、日本とまったく同じ医療を提供するのは至難の業です。
そんな環境でも医療を提供できるのが、鍼灸のすごいところ!!
数本の鍼と、ひとつかみの艾(もぐさ)で、疼痛の緩和の他、様々な疾患に対応していくことが可能です。
今回のヘルスキャンプでは、一般的な針と艾の他に、棒灸や茶こしで作る箱灸など、ボランティアのアシスタントでも扱えるお灸をたくさん用意し、1日数百名も来られる患者たちに日本人鍼灸師7名、ネパール人鍼灸師7名で対応できるように準備しています。
茶こしで作る箱灸は、日本人鍼灸師がいなくても、ネパール人鍼灸師たちが治療に使える道具と技術でなければ意味がないため、みんなで知恵を絞って考えました。
日本の病院や鍼灸院では遠赤外線を使用するところが多いお腹や腰など、広範囲の場所にお灸をしたい場合に、とても便利です。
訓練を十分に受けていないアシスタントが箱灸を行っても、火傷の心配がありません。
ヘルスキャンプが終わった後、ネパール人鍼灸師たちのそれぞれの治療院で活用することもできます。
なんといっても今回のヘルスキャンプの主役はネパール人鍼灸師たち。
これからネパールの地で鍼灸を広め、根付かせていくのは彼らの仕事!!
そのために私たち日本人にどんなサポートができるか、そしてその支援は本当にネパール人たちのためになるのか、そんなことを考えながら情報を集め、みんなで知恵を絞っています。
引き続き、私たちの活動の応援をよろしくお願いいたします!