本日は宿泊と共に楽しめるふなずし体験発酵バル「コナレル」を紹介させていただきます。◆こなれるって?今日私たちがよく食べる「お寿司」の起源でもある、ふなの熟鮓、ふなずしに慣れ親しんでもらう施設です。地元の老舗料理店、住茂登さんとコラボし、ふなずしを漬ける蔵に併設したバー風の施設にてふなずしの簡単な説明や地酒やお茶とのペアリング、はたまた今後は各種発酵食品とお酒を楽しめるように発展していく予定です!ふなずしの盛り合わせ。下に敷かれている白いものは、ふなと一緒に漬けるお米、通称飯(いい)。黄色いのはメスのふなのたまごです。樽に塩漬けした鮒と炊いたお米を層にし、半年強乳酸発酵させたものが、ふなずしです変わり種として、琵琶湖のホンモロコを漬けたものも。こちらは山椒の実も一緒に漬けており、爽やかな風味が特徴ですペアリング体験は、ふなずし、ふなずし炙り、本日の熟鮓の3種類と長浜の地酒、七本槍のペアリング。ふなずしはとても味が濃いぃので、この量でも味わうには十分です!ふなずし自体は歴史も古く地域特有の文化として大変貴重ですが、そのクセの強さから、特に今の50代未満には親しみが少なくなってきています。加えて、臭いも強いので家庭で漬けるという習慣も減少中。このままでは文化自体が無くなってしまう!そんなわけで、情報を整えながら、残すものは整えて次に伝え、現代風にアレンジ、楽しめる部分はプラスしながら楽しんでいこうと画策して今に至っております。本施設自体は、ふなずしのペアリングだけではもったいないなぁ、ということもありふなずしを基軸にはしつつ、お酒や発酵食も軽く嗜めるバーとして運営していきます。宿泊棟からも徒歩1分以内なので、セットでコアな長浜の魅力をお楽しみください♪いつもありがとうございます。ひといき
日本 の付いた活動報告
なぜ、町家を残すのか?それは、活気のある地域が好きだから、活気のある地域でいて欲しいからです。町家は、その土地のアイデンティティー、コミュニティ、郷土愛、帰属意識に繋がると思っています。サザエさん的な、3世代でちゃぶ台囲んで、縁側で、という風景に裕福な時代の日本を思うのかもしれませんし、町家のある景色が更地や駐車場に変わり、ガラパゴス化していくのが嫌なのかもしれません。昔話ですが、私が長く育った盛岡も、伝統ある建物がいともかんたんに駐車場へ変わって行きました。例えば地元の人はわかる、創業明治5年、上の橋の丸竹茶屋さん。河川敷の散歩、肉の米内の焼き肉、藤原養蜂所で蜂蜜アイス、そのまま見晴らしの良い天満宮か、南下して肴町までなどなど...その北の端が、後継おらずであっという間に取り壊しへ。久しぶりに帰省もしましたが、駐車場...この気持ちの喪失感といったら本当に酷いものです。更には鉈屋町のかわてつさんも倒産・差押となるとここも更地になるのか...とhttps://www.city.morioka.iwate.jp/kankou/kankou/1037106/rekishi/1009379/1009399.htmlhttps://www.iwate-np.co.jp/article/2022/4/2/112780そんな盛岡の一例ですが、話は戻り、無くした町家は戻りませんし、それはきっと、そこを心象風景としていた誰かの、故郷へ帰ってきた気持ちの喪失に繋がるのではないかな、と思うのです。そうすると、他所へ勉強や仕事に行った人たちの帰る機会も減り、結果として地域の活気が失われていくのだと思うのです。ただ、町屋の保存はお金と手間がかかります!涙誰かが無理をして維持するのではなく、ビジネスとして、地域の人も、訪れる人も、働く人も喜ぶ様なそんな町屋の保存、ひいては活気のある地域づくりに寄与したいと思うのでした。日々小話すみません!ご協力よろしくお願いします〜