2023/03/17 18:47

ピンチです。大変なことになってしまいました。

詳細は確認してもらっているところで、まだ確定事項ではありませんが、支援者の皆様にご迷惑をおかけするかもしれないので、共有させていただきます。


最悪の場合、今の物件での開業を諦めるor100-200万円ほど追加で費用が発生する可能性がでてきました。自分の確認不足がこのようなことを招いてしまいました。

今のところ、独立開業を諦めるということはありません。


【必要な消防設備】

小さくて、飲食営業のできる物件ですし、誘導灯も必要なく、消化器を置けばいい程度だろう、と気楽に思っていました。ですが、本日消防署に必要な設備に関して相談に行ったところ、複雑な状況なようです。まさかここでストップするとは思ってもいませんでした。


住居用の物件不特定多数の人が出入りする物件(長いので以下、店と表記させていただきます。)では必要な消防設備が異なるそうです。店の方が多く消防設備が必要です。

もともと店用の建物であれば、建てるときに消防設備を設置しているはずなのですが、この建物はもともと住居用で、店用ではなかったそうです。


最悪の場合、私のお借りしているテナントだけでなく、階段や住居の各部屋にも工事が必要になります。その場合100-200万円ほどの追加費用、そして居住者の方の承諾・協力が必要になります。お金だけで解決できない可能性もあるということです。


【ん、もともと事業用のテナントだったはずでは...?】

店舗だとしても滞在時間などによって業態によって不特定多数の人が出入りすると判定されるものと、そうでないものがあるそうです。飲食や物販は不特定多数の出入り、クリーニング屋は不特定多数の出入りではない、と判定されるそうです。ややこしいですね。


のべ面積に対して、店部分の面積が小さければ住居用の建物の一部という扱いになるなど、諸条件があり煩雑な計算や条件の確認があるそうです。それによってどの程度の消防設備が必要になるかが決まります。現在、消防の方に確認していただいている最中です。


【反省とこれからのこと】

物件の契約前に消防署に確認に行くべきでしたが、お店の工事が全て終わったオープン直前に判明しなくて本当に良かったです。内装が全て完成してから、天井を剥がしての工事や電気の増築など必要になっていたかもしれません。

ちなみに必要な消防設備を無視して開業して、開業後も消防署の指示を無視し続けていると最終的には犯罪にあたるそうです。みなさん消防署や保健所の言うことはきちんと守りましょう。辛い事実は伝えられましたが、消防署の方はとても親切で真摯に対応してくれました。


今の物件で進めるにしても、諦めて違う物件を探すにしても、想定よりも多くの費用が必要になる可能性が非常に高いです。居住者の方のご協力や、違う物件が見つからない、などお金で解決できない可能性もありますが、お金で解決できることは本当に多いです。


こんな逆境こそ、皆様にはより一層の応援をいただけたら嬉しいです!

重ね重ねおこがましいですが、一度していただいた方にも追加の支援再度SNSでのシェアなどしていただけると幸いです。みなさんのSNSでのシェアの直後に支援がいただけたことも何度もあります。本当に感謝しています。

先輩経営者の方にはピンチこそ楽しみなさい、と励ましていただきました。開業前の今しか味わえないスリルをぜひみなさんにも楽しんでいただけたらと思います。クラウドファンディングは3/31まで、最後までどうぞよろしくお願いします!