2023/01/21 17:00
「wisdom2.0」4つのセッションを記事化して掲載します!

マインドフルネスのカンファレンス&コミュニティwisdom2.0は、2009年にシリコンバレーで始まり、その後ニューヨークやパリなど世界の各地で開催されてきました。日本でもwisdom2.0Japanが2020年に初開催され、その後も毎年開催されています。

2023年2月に刊行する『サンガジャパン+ Vol.2』では、「A New Hope」をテーマに行われたwisdom2.0Japan2021 から3セッション、そして2022年にサンフランシスコで開催されたwisdom.2.0 から1 セッションを記事化して掲載します。

wisdom2.0 登壇者から学ぶ「デジタル時代の叡智ある生き方」を『サンガジャパン+ Vol.2』でお楽しみください。


【掲載記事1】
「今こそ仏教がもたらす新たな希望」

チャディ・メン・タン (SIY創設者・著者・社会活動家)
宗隆フォラル(禅僧)
〔ナビゲーター〕木蔵シャフェ君子/荻野淳也

チャディ・メン・タンさんは「Search Inside Yourself (SIY)」プログラムと同名の書籍を、Googleトップエンジニア時代に世に出し、マインドフルネスの火付け役として世界中で知られています。
宗隆フォラルさんは10代で日本に渡り臨済宗曹源寺にて出家。その後、中国やインドで修行を重ねられ、2008年よりアメリカ・バーモント州で社会活動と若者のエンパワメントのために修行道場Monastic Academyを創設されました。
この記事ではお二人から、「喜び(joy)」「叡智(wisdom)」「思いやり(compassion)」をキーワードに、幸福な人生を歩むコツ、そして幸福な世界を作るために私たちにできることを学びます。

【掲載記事2】
「世界を変えていくコンパッション ── 混沌を豊かに生きるWisdom」

ジョアン・ハリファックス(禅僧・社会活動家・医療人類学者)
〔通訳〕木蔵シャフェ君子

医療人類学の博士号を持ち、世界のトップリーダーのメンターでもある仏教指導者・禅僧のジョアン・ハリファックス老師は、被災地・刑務所・緩和医療などの困窮した現場で生きる叡智とリーダーシップを体現する存在として知られる、エンゲージドブディズム(社会参画型仏教)の旗手です。
「New Hope」をテーマしたWisdom2.0Japanでは、私たちが生きる上での指針となる「Wise Hope(賢明な希望)」について基調講演で語られました。その貴重なお話を記事としてお届けします。

【掲載記事3】
「デジタルデバイスがもたらすマインドフルネスの未来」

熊野宏昭(早稲田大学 人間科学学術院教授)
小川晋一郎(株式会社Halali 代表取締役)

早稲田大学人間科学学術院教授で、日本におけるマインドフルネスの第一人者である熊野宏昭先生と、株式会社Hakali代表取締役の小川晋一郎さんによるトークセッションです。
株式会社Halaliが提供している心のセルフケアアプリ「Awarefy(アウェアファイ)」は、人々のマインドフルな日々をサポートするために、早稲田大学の熊野宏昭研究室との共同研究によって開発が進められました。Awarefyの導入によって見えてきた「デジタルデバイスを活用したメンタルケア」を中心に、未来のメンタルケアについての対話をお届けします。

【掲載記事4】
「今この瞬間のパワー ── 不確実な時代におけるマインドフルネス」

ジョン・カバット・ジン
〔翻訳〕木蔵シャフェ君子

近年、EQ(エモーショナル・インテリジェンス)だけでなく、SQ(ソーシャル・インテリジェンス)の重要性が強調されています。私たちの意識は周囲を変えていく力となり、同時に、私たちの意識は周囲から影響を受けて変わり続けます。
急激に進歩していくテクノロジーとの付き合い方も含め、次々と現れる複雑で困難な正解の見えない社会課題に取り組んでいくために、私たちはどのような在り方と意図をもつべきでしょうか。
科学の領域においてマインドフルネスを世界に知らしめた第一人者であるジョン・カバット・ジン博士が、コロナや戦争によって世界中に不安と恐れが蔓延している中、私たちにとって大切な生き方を「物語」というキーワードを用いて語られます。
サンフランシスコにて開催されたwisdom2.0 2022「EMERGENCE」から、ジョン・カバット・ジン博士の叡智をお届けします。


残り1日、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

wisdom2.0の記事をお読みいただける『サンガジャパン+Vol.2』のクラウドファンディングも、残すところ「残り1日」となりました。締切は「2023年1月22日(日)23:59」です。

目標金額の150万円に向けて、最後のお力添えをどうぞよろしくお願いいたします!