『サンガジャパン+ Vol.2』掲載記事をご紹介します
サンガ新社がお届けする仏教総合誌『サンガジャパン+ Vol.2』は、第1特集「慈悲で花開く人生」、第2特集「パーリ経典と仏教瞑想」の二大特集を掲げて2023年2月に刊行します。
本誌に掲載する記事をここでご紹介します。
第一特集「慈悲で花開く人生」の最初を飾るのは、アルボムッレ・スマナサーラ長老による「経典に学ぶセルフ・コンパッション──理性ある人は自分を大切にする」です。
なぜ、セルフ・コンパッションが必要になるのか?
仏教では人が幸せに生きるために慈悲喜捨の心を育てることを推薦しています。
この「慈しみの心」は、マインドフルネスの文脈においても大切に扱われますが、「他者に対する慈しみ」とともに、近年は自分自身に対して慈しみの気持ちを向ける「セルフ・コンパッション(self-compassion)」も注目されています。
セルフ・コンパッションは、不安や苦しい経験をしたときも、自分自身に対する思いやりの気持ちを持ち、苦痛に満ちた考えや感情をバランスがとれた状態にしておくことであり、現代の研究者によってさまざまな研究も行われています。
仏教から生まれ、広がりを見せているこのセルフ・コンパッションですが、お釈迦様は「自分自身に対する慈しみ」をどのようにとらえていたのでしょうか?
『サンガジャパン+Vol.2』では、初期仏教のアルボムッレ・スマナサーラ長老に、初期仏教経典に立ち返っていただきながら、あらためてセルフ・コンパッションについて教えていただきます。
残り12日、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
『サンガジャパン+Vol.2』のクラウドファンディングも、残すことろ「12日」となりました。
現在の総支援金額は55万5000円です。たくさんの想いが込められたご支援、本当にありがとうございます。あらためて深くお礼申し上げます。
そして、目標の150万円までは、さらにご支援が必要な状況になっています。
この事前予約のクラウドファンディングの結果を元にして、最終的な印刷部数を決定していく予定です。
今の時代に必要な仏教が詰まった『サンガジャパン+Vol.2』を多くの方々に届けるためにも、ぜひ事前予約のクラウドファンディングでお力添えをいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。