皆様、ご支援有難うございます。
写真は祖父母(10代目久右衛門正直と郁)の写真です。
今日は祖母(廣岡郁)の月命日です。
祖母の名前は「郁子」だと思ってましたが
祖母自身から「名前は郁子ではなく、郁」
「子を付けるのが流行ってから、郁子にした」と聞いたことがあります。
え~!!!
そんなん、いいの???
自由すぎる!!!
と思ったのですが
昔の人は自分の名前を
漢字だったら平仮名で書いてみたり
違う漢字を当てたりして楽しんでいたみたいです。
私は祖母が70才ぐらいの時に生まれたので
昔の廣岡家のことをあまり多く聞いてないのが残念です。
覚えてることは
・ひいお婆さんの夏さんが仲直りのためお嫁に来た
・ある時、夏さんの着物の裾にネズミが飛び込んだので、それ以来、夏さんは「お引きずり」を止めた。(時代劇に出てくるお着物!昭和生まれの私には映画か小説の世界。。。)
・紅葉呉器が廣岡家を救った
・初めての自覚「はっとした、初めて自分がしっかりしなければならない!」と思った話
・祖父(10代目久右衛門正直)の名前の話
・たくさん別荘があり、全部、船で行けた
須磨の別荘
・幼少時は身体が弱く須磨の別荘で暮らした
・隣に直城さん(深田 直城)が住んでて、たくさん絵を描いて貰った
・船を雇って、よく海釣りに行った
古写真の中から出てきた須磨の別荘らしき写真を見て
「別荘?豪邸じゃない!子孫である私が廣岡家を侮ってたわ。。。」と思った次第
日本女子大
・学校へは行ってなかった(家庭教師?)のに、いきなり日本女子大に入学
・学生寮で誰も給仕してくれず、初めて自分でご飯をよそう事を知った
六甲山の別荘(本当に楽しかったみたいで、よく話に出た)
・駕籠で行った(え~!あの江戸時代の駕籠カゴ)
・家族だけでなく、父の家庭教師や親友の○○さんも一緒に行ったとか~
(確かに、家庭教師の○○さんがゴルフスイングしてる写真も残ってた)
・プロゴルファーになった宮本留吉さんの話
(宮本留吉さんは私の結婚式にも来てくれた)
私にとっての祖母は
いつも居間に座ってテレビを観てたり、
10時と15時のお茶の時間にお薄を立てたり
お茶室の掛け軸を変えたり、庭で水やりしたり
小さかった私と折り紙や綾取りしたり~
と、普通の祖母でしたが、「執事の日誌」では
女子青年会、国防婦人会、木曜会とか活動的な様子が伺えます。
今回のクラウドファンディングで、約800年前の平安末の阿弥陀如来像や
約360年前の江戸時代の西本願寺門主良如裏書きの方便法身像(掛け軸)が修復され
加島屋創業400年の2025年(大阪万博)にお披露目できるようにしたいと思っています。
また、これをきっかけに
廣岡家に残された他の文化財などの修復保存研究などが一層進むことを願っています。
クラウドファンディングは残り23日で、まだ目標達成率68%です。
皆様のさらなるご支援をお願いします。
今日もご先祖様と天神様のお力添えを頂戴できますようお願いします。
クラウドファンディング期間は4/29までです。
ご支援をよろしくお願い致します。
大阪の豪商・加島屋 第10代 廣岡久右衛門正直の孫
神戸中医学院(芦屋薬膳)代表 西野久子(旧姓:廣岡)