はじめに・ご挨拶
はじめまして。インディゴ気仙沼の藤村さやかと申します。この度は 純国産板藍根・大青葉を原材料とした「 パステル茶」にご興味をもっていただき、ありがとうございます!
皆さまのおかげでファーストゴール250,000円を達成でき、信じられない気持ちでいます!ただいま、500,000円のネクストゴールに挑戦中です。ぜひわたしたちのパステル仲間になりませんか?
インディゴ気仙沼について
「新しい”蒼”が始まる」。
インディゴ気仙沼の理念です。
藍染め工房として、原料の栽培・顔料抽出・染料醸造・染色を一環して行い、畑から手渡しできる距離感でお届けする、”安全性”と”心地よさ”を大切にしています。
創業当時から、宮城県気仙沼産の原材料表示できる染め製品づくりに注力してきました。
蒼い海の町、産声をあげた染色工房
気仙沼は宮城県のいちばん北に位置し、リアス式海岸とそばを流れる親潮、海流が引き起こす冷たい風の影響を受ける地域です。
海に抱かれた人口6万人の町ですが、2011年には東日本大震災による大規模な津波被害があり、生活を立て直すのにすこし時間がかかったことでも知られています。
わたしたちの工房は震災後、子育てサークルから立ち上がりました。小さい子どもを育てるパパ・ママが離散してしまった後に再びつながり合い、情報交換や、コミュニティづくりの場として活動していました。
その後 時間が経ち、子どもがいても働いて収入を得られる職場がほしいとの声を得て、我が子をおんぶしながら仕事ができる 藍染め工房としてスタートしました。
土から出てくるのを確認した原材料
中心にいるのが子育て中の女性たちだったことから、創業当初より、原材料にこだわりたいという一貫した想いがあります。
藍の原料となる植物は世界に50種類以上あり、何種類かの種子を取り寄せて試験栽培しながら、東北の風土に合うものを模索していた時期があります。
その中でも寒冷な気候に合い、幸運がいろいろ重なり残ったのが、世界でも珍しい”幻の染料植物”と呼ばれる「パステル」でした。
わたしたちのアイデンティティ=蒼の原料「パステル」
「パステル」は学名をIsatis Tinctoria、和名をホソバタイセイといいます。
2016年の冬に貴重なパステルの種子をお譲りいただいてからは、日本はおろか世界的にも栽培資料がわずかだったため、仏語や英語の古い文献を紐解いて畑でも試行錯誤しながら、パステルの植生について学んでいきました。
そうして2020年には、気仙沼市の認定農業者に登録。農業を経営の主軸にしていく決断をしました。
あれから月日が経ち、いまでは日本で唯一パステルを商業栽培している染色事業者となり、安定したパステルの生産知見と、オンリーワンの染色技術を持っています。
パステルが醸し出す淡くミルキーな「気仙沼ブルー」は 多くのメディアで取り上げていただくようになり、2021年には弊社の取り組みが 復興庁「新しい東北」復興・創世の星顕彰を受賞するなど、多くの方々にお気持ちを頂戴しながら、ここまでやってこれました。
蒼の原材料を大切に。
そんな中、原材料を大切に考えるわたしたちは、葉から色を抽出した後の、根っこが余ってしまうことが気になっていました。
そこで調べてみたところ、パステルは解明されていないことが多い未知なる植物ながらも、西洋と東洋での使われ方が まったく異なる歴史を歩んできたことがわかりました。
中国では定番、清熱解毒の生薬
実は東洋では、同じ植物の根が「板藍根」(ばんらんこん)、葉が「大青葉」(だいせいよう)と呼ばれ、全草が 漢方・生薬として古くから活用されてきた歴史があるそうです。
中医学では「清熱解毒」の分類に入ることから、風邪やインフルエンザの予防に用いられ、日本でいうところの「葛根湯」のような身近な存在として親しまれてきました。
「板藍根」「大青葉」は 中国・台湾などでは 健康茶として飲まれているほか、のど飴・ドリンク・抽出エキス粉末など製品も幅広く、サプリメントの原料などにもなっています。
そこで2022年6月よりパステルを原材料としたお茶の開発に着手し、焙煎テストや試飲アンケートを繰り返しながら、ファーストロットを完成させることができました。
パステルのブレンド茶 根:葉=1:1 今回のクラウドファンディングで先行販売するのは、パステルの根と葉を1:1でブレンドした、純国産板藍根・大青葉使用の「パステル茶」です。
葉の甘味、コクのある根の深み、そして爽やかな後味をお楽しみいただけます。
開発のこだわり
開発の過程で最も苦労したのは、生薬としても使われる植物ならではの独特のクセでした。
原材料が持つ自然な味を活かしながらも焙煎温度や焙煎時間を調整し、できるだけ食味良く仕上げていきました。
顔料にはならない根の部分を活用しながら、葉も配合したブレンド茶にすることで、葉・根それぞれが持つ風味が互いの良さを引き出し、普段のお食事や、お煎餅のおともなどにもぴったりの食味に着地させることができたかと思います。
「純国産板藍根・大青葉茶」 - 気になるお味 -
お湯を注ぐと、まずは玄米茶のような香ばしいふくよかな香りが立ち上がります。
お湯が葉由来の緑色になり、その後、根由来の茶色に染まっていきます。
3分経ったらティーパックを引き上げてください。生薬っぽい味が苦手な方は、1-2分で引き上げていただいても良いかと思います。
飲み口は「ごぼう茶」や「とうもろこし茶」に似ていて、大地を連想させる穏やかな味わいの中にも、香ばしさや深み、甘味が移ろっていきます。
ノンカフェインのため お休み前に身体を温めてほっこりしたり、お子様と団らんしながら一緒に飲んだりと、皆さまの生活にやわらかく寄り添う飲み方ができます。
わたしたちがお届けできる”安全性”と”心地よさ”
”畑から手渡しできる距離感でお届けする”、純国産の「板藍根茶」「大青葉茶」を作ることができたのならば - わたしたちの染め製品同様、インディゴ気仙沼だからこそ提供できる”安全性”と”心地よさ”になるのではないか - 。
そうであれば、蒼の素材が持つ可能性に、とことんチャレンジしてみたい!
そんな気づきから始まったお茶開発プロジェクトですが、このお茶を気負うことなく、皆さまの生活のさまざまなシーンに取り入れていただけたらうれしいです。
ご自身やご家族、お子様、大切なご友人などと、日常を彩り、大切な身体を慈しむ。
健康茶を通して、そんなやさしい時間を 気仙沼からご提供できたら…と思っております。
最後に
蒼の色に魅了され、ずっと蒼だけ見つめていたい!と活動してきました。
願わくばこのお茶を通じてパステルが、自然由来のゆたかな蒼を抽出できる素晴らしい植物としてだけではなく
身体をいたわり明日への安心感につながる、頼もしい有用植物であることも知っていただき、
東北のみなと町・気仙沼ならではのユニークな営みとして育むことで、パステルの湛える健やかな魅力を発信していきたいと願っております。
わたしたちの愛する「パステル」を、どうぞよろしくお願いいたします!
リターンのご紹介
【純国産板藍根・大青葉使用】
~すっきり、まろやか パステル茶~ 1袋 5,000円 (400袋限定)
【名称】ブレンド茶
【原材料】板藍根、大青葉(国産)
【内容量】1.5g×7個(テトラ型ティーパック)
【賞味期限】製造日より1年
【保存方法】高温多湿を避けて保存
【原産国名】日本
【製造者】京都グレインシステム株式会社 旭川フードデザイン研究所 北海道旭川市東旭川町米原517-3
【生産販売者】株式会社インディゴ気仙沼 宮城県気仙沼市新町2-1
栄養成分表示(1個(1.5gあたり))
エネルギー:5kcal、タンパク質:0.3g、脂質:0.1g、炭水化物:0.9g、食塩相当量:0.00g
※ノンカフェイン
【純国産板藍根・大青葉使用】
~すっきり、まろやか パステル茶~ 2袋 7,700円 (25セット限定)
・1袋では全然足りないという方に!
・ご自身用と、お友だち用に2袋ほしい方に!
お茶2種×1袋ずつのセット 8,900円 (25セット限定)
純国産板藍根・大青葉をブレンド「パステル茶」1袋 / 純国産板藍根100%使用「板藍根茶」1袋のセット
・飲みやすく仕上げたブレンド茶も試してみたいけれど、板藍根だけのお茶も飲んでみたい方に!
・ふだんから板藍根をお飲みで、お持ちのものと飲み比べしたい方に!
純国産板藍根を100&使用した「板藍根茶」はマイルドな苦みがあり、ブレンド茶よりも健康茶の印象が強い飲み口です。タンポポコーヒーの味に似ていて、ノンカフェインのため、朝のお出かけ前や 夜のお休み前にオススメです。
純国産板藍根100%使用「板藍根茶」
【名称】板藍根茶(ばんらんこんちゃ)
【原材料】板藍根
【内容量】1.5g×7個(テトラ型ティーパック)
【賞味期限】製造日より1年
【保存方法】高温多湿を避けて保存
【原産国名】日本
【製造者】京都グレインシステム株式会社 旭川フードデザイン研究所 北海道旭川市東旭川町米原517-3
【生産販売者】株式会社インディゴ気仙沼 宮城県気仙沼市新町2-1
栄養成分表示(1個(1.5gあたり))
エネルギー:6kcal、タンパク質:0.4g、脂質:0.03g、炭水化物:0.9g、食塩相当量:0.00g
※ノンカフェイン
リターン品を追加しました!
純国産板藍根・大青葉使用「パステル茶」1袋 / 幻の染料パステルで染めたタオルハンカチ1枚のセット
10,500円 (25セット限定)
・パステル茶も気になるけど、幻とまで呼ばれるほど貴重な「パステル染料」がどんな色を出すのか気になる!見てみたい!という方に。
【名称】しあわせの”淡い”ハンカチ 幻の染料パステル染め
【素材】綿100% ※タグ部分:ポリエステル
【サイズ】34cm×37cm
幻の染料パステルで1枚1枚手染めしています。大判・厚手のしっかりしたタオルハンカチです。
リターン品を追加しました!
純国産板藍根・大青葉使用「パステル茶」1袋 / 幻の染料パステルで染めたストール1枚のセット
39,000円 (5セット限定)
・パステル茶も気になるけど、幻とまで呼ばれるほど貴重な「パステル染料」がどんな色を出すのか気になる!むしろ纏(まと)いたい!青の風になりたい!という方に。
【名称】幻の染料パステルで染めたストール
【素材】綿95% レーヨン5% ※タグ部分:ポリエステル
【サイズ】180cm×58cm
幻の染料パステルで1枚1枚手染めしています。
するんっ、とろんっとしたやわらかな手触りで、肩にかけてショールとしてもお使いいただけます。
パッケージデザイン パッケージはこのお茶を形作る複数の要素である、気仙沼の里・山・海や、パステル畑の水・光・風、また、パステルから生まれた「気仙沼ブルー」を組み合わせたデザインです。
Q&A
・安全性について
根・葉ともに乾燥焙煎工程を設けており、土着菌の付着を回避し、食品としての安全性を実現しています。
・食味について
一般的に漢方として使われる素材の多くは、飲む方の体質・体力の程度に合っていれば「口にうまし」となり、合っていないものは「口に苦し」となると言われています。よって板藍根・大青葉という原材料はともに、飲まれる方によって食味の感じ方は異なりやすいと考えています。
・漢方の本場、中国の方のご反応
今回の「板藍根・大青葉茶」は、ふだんから板藍根を愛飲されている日本にお住いの中国の方にも数名お飲みいただき、アンケートではうれしいことに予想外のコメントを頂戴しました。
「板藍根の概念を変える美味しさ!」
「葛根湯と同じで美味しさを求めたことはないけれど、このお茶は美味しい!」
「体調がすぐれない時だけでなく、ふだんの食事とも合いそう。」
「中華料理と合わせてみたい。人によっては和食と合うと感じるかも?」
ふだんから板藍根を飲んでいらっしゃる方々にも、ぜひお試しいただきたい自信作です。
・茶がらの使い方
飲み終えた後の茶がらをお料理にもお使いいただけます。 カレー・生姜焼き・麻婆豆腐・ミートソース等を作る際にお肉と一緒に油で炒めると、出汁のような深みとコクが増します。
ご注意事項
・原材料をご確認いただき、食品アレルギーなどの心配がある方はお召し上がりにならないようお願いいたします。
・食品分析によりカフェインを含まないことが分かっています。
ただし、妊娠・授乳中の方の多量のお召し上がりはお控えいただけるようお願いいたします。
・まれに原材料が体質が合わないこともございます。
かゆみ、発疹、不快感など体調のすぐれない場合は、直ちに飲用を中止してください。
・原料が天産物のため、色・香りなどに多少の差が生じることがありますが、品質には問題ございません。
・より精度を高めるため、最終的なパッケージデザインは写真掲載のものと異なる場合があります。
あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。
プロジェクトで実現したいこと
先行予約販売
資金の使い道・スケジュール
<ファーストゴール>
計 250,000円
リターン製造費(送料含む):150,200円
梱包材印刷費:47,750円
人件費(パステル収穫):19,550円
CAMPFIRE手数料:32,500円
2月中旬 パステル(葉・根)収穫、製造加工開始
2月下旬 梱包材印刷
3月初旬 リターン品 梱包・発送開始(お茶)
<セカンドゴール>
計 500,000円
リターン製造費(送料含む):351,800円
梱包材印刷費:57,900円
人件費(パステル収穫):25,300円
CAMPFIRE手数料:65,000円
2月中旬 パステル(葉・根)収穫、製造加工開始
2月下旬 梱包材印刷
3月初旬 リターン品 梱包・発送開始(お茶)
4月初旬 リターン品製造・梱包・発送開始(染色品を含むお茶セット)
いただいた応援コメント
農家・パステル生育アドバイザー 児島健次さん
自分にとって未知の植物であったパステルを育てることは、当初から大きな喜びと発見の連続でした。
葉からの蒼の創出がメインでしたが、根の有効活用として東洋ではお茶にして風邪の予防などに用いられていることを知り、西洋と東洋の先達に知恵をお借りし、いま気仙沼の気候の中で、パステルを無駄なく役立てられることを嬉しく思っています。
商品開発アドバイザー 坂本貴秀さん
「大切に育んだパステルを、余すことなく活用したお茶を作りたい。」
インディゴ気仙沼の真っ直ぐな思いを、お茶に宿す上で大切にしたのは、ストールのように普段遣いができて、一口で「おいしい!」と感じてもらう味づくりでした。
焙煎テストと試飲を重ねて完成した、板藍根と大青葉の豊かな味が溶け込んだ一杯をお楽しみください。
アートディレクター 豊川裕子さん
初めてパステルの葉と根のお茶をいただいたとき、ふわっと風に靡くインディゴ気仙沼のストールのように爽やかで軽やかである一方で、しっかりと包み込んでくれるあたたかさを感じました。
パッケージをデザインする上で、大切にしたいと思ったことは、その爽やかさや優しさと共存する「つつみこんでくれるような」安心感です。
パステルの持つ生命力を、多くの人にお茶として届けられることに、とてもワクワクしています。
薬膳アテンダント 池田陽子さん
今回のお茶の原材料となっている板藍根は、中医学(中国の伝統医学)において「天然の抗生物質」といわれるほど、風邪やウイルス対策に威力を発揮するとされています。のどの痛みや炎症などにもおすすめです。
試作途中からの試飲に携わらせていただきましたが、クセがなく甘みがあり、香ばしくてまろやかな美味しいお茶に仕上がりました。
身体をしっかりと守ってくれる、国産の安心なお茶。健康維持におすすめいたします。
メディアでのご紹介
・河北新報 2023/2/24 ( https://kahoku.news/articles/20230223khn000028.html )
・K-NET (ケーブルテレビ) 2023/2/12
・三陸新報 2023/2/3 ( http://sanrikushimpo.co.jp/2023/02/03/9429/ )
・「Live Newsイット!」(仙台放送) 2023/2/2
<プロジェクト責任者>
株式会社インディゴ気仙沼
宮城県気仙沼市新町二丁目1番
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る厚く御礼申し上げます!プロジェクトが無事終了しました!
2023/03/11 07:083/9(木)に、「宮城県気仙沼市よりお届けする、純国産板藍根・大青葉茶を知ってほしい!」が無事フィナーレを迎えました。 19日間という、クラウドファンディングとしてはかなりの短期間のプロジェクトのため、「皆さまに知っていただくのに十分な時間がないのではないか?」「日本に板藍根の市場がない中でゴール達成できるのか?」といった気持ちもありましたが、 何よりもパステルという薬用植物が秘めた可能性を知っていただきたい、みんなで愛でたい!という気持ちの方が大きかったです。 皆さまおひとりおひとりのお力添えによって、無事に終了したことをご報告いたします! リターン品はこれから準備にかかり、3月下旬より順次発送していく予定でおります。 心を込めてひとつひとつをご準備することをお約束いたします。 楽しみにお待ちいただければ幸いです! 引き続きどうぞよろしくお願いいたします! もっと見る
残り5時間、ラストのご購入期間です!
2023/03/09 19:46こんにちは、インディゴ気仙沼の藤村です。プロジェクト終了前の最後の投稿になります。残り5時間、ラストスパートとなりました。 多くの方々のお気持ちによってファーストゴールを達成できたこと、パステルへのご関心や板藍根へのご興味など、嬉しく、ありがたいことがシャワーのようのに降り注ぐ19日間でした。 「海と生きる」をスローガンとして掲げる宮城県気仙沼市。海の色は空の色を映していると言われ、季節の移ろいや、同じ日でも時刻によって、多種多様な蒼の色を見せてくれます。 「パステル」という珍しい染料植物に出合った2016年、まるで神様から贈り物をいただいたような気持ちでした。今回は ”蒼の素” としてだけでなく、パステルが湛える薬用植物としての魅力をも皆さまにご紹介できることに、大きな喜びを感じています。 「板藍根」(ばんらんこん)と「大青葉」(だいせいよう)は 中医学では喉の不調に良いとされ、抗ウィルス作用や免疫強化作用などが注目されていることから、2022年以降の研究論文も増えてきている、本当にほんとうに面白い植物です。 日本ではまだあまり馴染みのない植物ではありますが、「#板藍根」「#大青葉」で検索をしてみると、日本でも飲み始めた方が急激に増えたことがおわかりになるかと思います。 そんな純国産板藍根・大青葉を使用した「パステル茶」。 子どものように可愛い「パステル」からできたこのお茶を、皆さまの生活の中でお役立ていただけるのであれば、こんなにうれしいことはありません。 そしてインディゴ気仙沼はこれからも、畑から手渡しできる距離感で、安心・安全の原材料を皆さまにお約束いたします。ラスト5時間のご支援、どうぞよろしくお願いいたします!また、19日間応援していただき、伴走してくださった多くの皆さまに、この場を借りて大きなありがとうをお伝えしたいです!!! もっと見る
板藍根+大青葉のブレンド茶 ー開発の過程ー
2023/03/07 15:05こんにちは、インディゴ気仙沼の藤村と申します。 さて、今回新しく開発した純国産板藍根・大青葉を原材料とした健康茶「パステル茶」ですが、2022年6月から取り組み、何回かの試作と、試作品を試飲していただいてのアンケートを経て、ようやく完成させることができたものです。ところが、「これ、お茶にしない方がいいのでは…?」と関係者から声が出るくらい、開発の過程では紆余曲折ありました。 というのも、今回活かしたかった根の「板藍根」(ばんらんこん)はもともと、中国では喉に効くとされる生薬の食材。 未病ほか臨床現場の治療でも使われているなどの報道もあり国際的に注目され始めているものの、味の良さではなく、あくまでも薬効があるとされる天然由来の医薬品としての位置づけの原料です。 なので試飲会場でも、「ものすごくおいしい!」と言ってくださる方がいる傍らで、「香りさえも二度と嗅ぎたくない」とまでのお好みの開きがあり、わたしたちとしても、お茶として皆さまのセルフケア生活に寄与したい!という強い想いがあったものの、果たしてお茶でいいのだろうか…という戸惑いが出てきたのは、一度や二度ではありませんでした。 根の「板藍根」(ばんらんこん)はお茶として焙煎加工すると焙煎香が良い方に働いて、ごぼう茶やトウモロコシ茶のような大地の香りがするお茶となりました。アンケートでは圧倒的に男性が「好き」と答えてくれる、土の深みを感じさせる味です。 ところが独特の香りと、苦みがある。”健康茶を飲んでいる”感は強いけれども、日常のなかでさりげなく摂っていただきたいお茶なのに、最初から食味の間口を狭める必要もないのではないか・・・。 葉「大青葉」(だいせいよう)はわかりやすく言うとハーブティーで、さわやかな香りと、飲んだ後のさっぱり感が、アンケートでは女性に人気の味。 しかし男性からは「草を飲んでいるような感じがする」。「もともとハーブティーを飲まないので、良さがわからない」などのご意見をいただきました。 ご家族やお仲間と、性別や味の志向関係なくお楽しみいただけるお茶にするには、どうすればよいのか。そこで考えたのが、板藍根と大青葉をブレンドすることです。 そうして迎えた何回目かの試作。 それぞれ別々に洗浄・乾燥・カット・焙煎した板藍根と大青葉を 1:1でブレンドしてもらったところ……なんということでしょう! お湯に触れた茶葉は、まずは玄米茶のような香ばしい香りが立ち上がり。口に含むと、葉の甘味に続き、コクのある根の深み、そして爽やかな後味が残る。 ブレンド茶にすることで葉・根それぞれが持つ風味が互いの良さを引き出し、嗜好品や、性別や味の志向などによって一部の方にしか刺さらない独特の味ではなく、 普段のお食事や、お煎餅のおともなどにもぴったりの味に着地させることができたのでした。 テトラ型テーパックがひと袋に7個入っており、1週間飲み切りタイプとなっております。 なんとなく身体の不調を感じていて、その日のうちになんとかしたいという方や 人混みの中に出かけていったから、自宅でセルフケアできれば、という方にお飲みいただければ幸いです。 商品化前の食品検査により、カフェインを含まないことが分かっています。おやすみ前や、ご家族の団らんや来客時に、大切な方とお楽しみいただけるとうれしいです。 さて、クラウドファンディングも後2日!3/9(木)の23:59までとなります!ご共感いただいた方、板藍根茶のお試ししてみたいという方、奮ってのご支援をお待ちしております!どうぞよろしくお願いします! もっと見る
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