6月30日(日)に、「第8回はじめての東洋医学歴史講座」を開催しましたので、ご報告申し上げます。
友部 和弘先生には「漢蘭折衷派の刺絡一江戸から現代へ」、町 泉寿郎先生には「漢蘭折衷とは何か」と題して、ご講演頂きました。
江戸時代の漢蘭折衷派に関する医者や医古典について、様々な事例に触れ、漢方と蘭方のみならず、多種多様な折衷の形があることを知り、大変勉強させて頂きましたよ。
素晴らしい機会を頂き、ご支援者様はもちろん、ご講演頂いた先生方、ご参加者さまの皆様に、深く感謝申し上げる次第です。
今後も、第一線で活躍される医史学研究者の先生方のご研究成果を皆様にお伝えすることで、日本の東洋医学の発展継承の一助となれましたら幸いです。
また、2024年8月12日(月・祝) に、医学古典に基づく鍼灸臨床講座第2弾として、「江戸期の鍼灸における学術の実際-杉山真伝流を中心に-」を、対面にて下記の通り開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。
今回は、大浦 慈観先生に講師をお願いし、江戸時代における鍼灸の学と術ついて、杉山真伝流を中心にご講義、ご実演頂く予定です。
本講座を通じて古典や医学史を鍼灸臨床につなげて理解することが、皆様の日々の臨床技術の向上はもちろん、日本の東洋医学のさらなる発展、啓発の一助になりましたら幸いです。
ご興味をお持ちいただけそうな方に、ぜひともご周知くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
このように、イベントを開催させて頂けるのは、ひとえに皆様方のご支援ご協力によるものと重ねて感謝申し上げる次第です!!
本当にありがとうございます。
微力ながら、東洋医学の発展、継承に寄与できるよう、精進してまいる所存でございます。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
日本伝統医学総合研究所
加畑聡子
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【対面開催のみ】
医学古典に基づく鍼灸臨床講座シリーズ 第2弾
「江戸期の鍼灸における学術の実際-杉山真伝流を中心に-」
※対面のみの開催になります。
オンライン及び後日アーカイブ配信はございませんので、ご注意願います。
日時:2024年8月12日(祝・月)11時-17時
会場:日本伝統医学総合研究所
※会場や当日の詳細は、開催2日前までにメールにてご案内いたします。
定員:15名
※先着順、定員に達し次第、締め切ります。
参加費:12,000円
主催:日本伝統医学総合研究所
申 込 方 法:peatix(https:/rinsyokoten2.peatix.com)にて事前受付、先着順
申 込 締 切:2024年8月9日(金)
問い合わせ:日本伝統医学総合研究所
Tel:03-6824-5189 E-mail: admin@nihondeniken.com
<講師>
大浦 慈観(おおうらじかん)先生
経 歴 :東京衛生学園専門学校・鍼灸マッサージ科を卒業
横田観風先生に師事し、日本の伝統的鍼灸および古方漢方を学ぶ。
明治国際医療大学大学院鍼灸学修士課程修了
現 職 :はり・きゅう治療処 路傍庵院長、いやしの道協会顧問、
東洋鍼灸専門学校校長、杉山検校遺徳顕彰会理事
著 書 :『杉山真伝流臨床指南』(六然社刊)など。
<当日スケジュール>
11時-13時 講義
13時-14時 お昼休憩
14時-17時 実技(途中休憩あり)
※内容・スケジュールは変更になることがございます。
<お申込み前にご確認ください>
・スケジュール、内容、演者は変更になることがあります。最新情報は、当研究所ホームページ(https://nihondeniken.com)をご確認ください。
・お申込み、決済後の変更・返金はいたしかねますのでご注意願います。