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映画「狂気山脈 ネイキッド・ピーク」本編制作プロジェクト

“クトゥルフ神話”と登山を融合させたTRPGシナリオ 『狂気山脈 ~邪神の山嶺~』を原案とするアニメ映画制作に挑戦するプロジェクトです。2023年2月にパイロット・フィルムを公開。ここから本編制作に挑みます!

CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

201,769,387

252%

目標金額は80,000,000円

支援者数

17,299

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/02/28に募集を開始し、 17,299人の支援により 201,769,387円の資金を集め、 2023/05/14に募集を終了しました

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CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

201,769,387

252%達成

終了

目標金額80,000,000

支援者数17,299

このプロジェクトは、2023/02/28に募集を開始し、 17,299人の支援により 201,769,387円の資金を集め、 2023/05/14に募集を終了しました

“クトゥルフ神話”と登山を融合させたTRPGシナリオ 『狂気山脈 ~邪神の山嶺~』を原案とするアニメ映画制作に挑戦するプロジェクトです。2023年2月にパイロット・フィルムを公開。ここから本編制作に挑みます!

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※本活動月報は、「支援者のみ」が閲覧できるものとする予定ですが、ここまでの経緯等を踏まえ、2024年中の月報(11月、12月分)のみ、全体公開とさせていただきます。(一定期間の後、支援者のみが閲覧できる状態に切り替える可能性があります)※本月報は製作総指揮・まだら牛の手による執筆ではなく、プロジェクト記録スタッフの視点で書かれたものとなります。●月報について 2023年2月のパイロット・フィルム公開後、本プロジェクトの進捗について、応援してくださる方の目に入る情報は限られたものだった。 全国20ヶ所を巡るパイロット・フィルム全国上映会行脚、展示会、そして本編制作のための第2回クラウドファンディング……これらは2023年5月までのこと。 それ以降の水面下での動きについては、報告できないことがあまりにも多く、それを申し訳なく思っていた。 2024年12月現在。我々はある種、制約から解き放たれた状況にある。 今後は支援者の方々にプロジェクトの現況を届ける責務を改めて果たしていく。 そして、これらの記録の蓄積が、将来別の誰かが険しい道を行く際の参考になることを願っている。●プリプロダクション・メンバー募集・募集に対する反響について 10月20日の配信でプリプロダクション・メンバー募集の告知をして以来、想定を遥かに上回る反響があった。----------※お送り頂いた情報の精査だけでかなりの時間を要しており、お返事にお時間を頂いております。お待たせしてしまっている方々、申し訳ありません。---------- 個人クリエイターの方だけでなく、アニメスタジオや製作会社からもご連絡をいただいている。 この一ヶ月ほどは毎日のように様々な方と打ち合わせをし、どういった形で関わっていただけそうかを模索している。 ご連絡くださった中には、プロダクション以降の工程で是非ご一緒させていただきたい方も多かった。 Vコン制作は当面のゴールではあるが、あくまで通過点であり、本編制作を成し遂げるにはアニメ業界の方のご協力は不可欠だ。 お待たせしてしまうことにはなるが、将来的にご協力いただけそうな方からのご連絡はもちろん、アニメ業界で活動されている方に本プロジェクトを知ってもらうこと自体が非常にありがたいことだと噛み締めている。・11月末時点の現況 12月中には体制の目処を立て、2025年1月からスタートを切れるようにしたい。 今回のプリプロダクションで必要な人員として、以下のポジションを想定している。・助監督(またはコンテマン、演出) ※2~4名程度・設定制作・進行・美術設定(または美術監督) また、プロダクションからの必要人員だが、諸般の事情から早期に見つける必要がある人員として以下があげられる。・総作監・登山アクション作監 現在も応募者との会話や条件面の確認を進めている最中だが、一部については核となるメンバーが固まってきた。 具体的な発表は契約等を済ませてからになるが、狂気山脈の顔とも言える美術を任せられる方が見つかったのは非常に大きい。 演出や作監については、フルコミットで参加可能な方がいらっしゃればと会話を重ねている。お心当たりのある方は、今からでも是非お声掛けをいただきたい。●クラウドファンディング返金(既報・一部修正) 前回活動報告にて報告した返金対応について、不備の確認を含めた最終結果は以下の通り。・返金総額  :257万円・申し込み人数:137人(修正) ご支援を継続していただけた方々、そして今後応援してくださる方々に改めて感謝を。●脚本 第4準備稿(既報) 11月2日、脚本 第4準備稿が完成した。 まず、本作の脚本を最終的に誰が書くかは長い間の課題になっていた。 第1稿~第3準備稿については、方法が定まらない中で、一旦まだら牛が叩き台として書いていたものだった。 第3準備稿から第4準備稿に至るまでの間には、大きくプロットの見直しが入っている。 TRPGシナリオという原案を、いかにして映画にするか。また、目標の上映時間に収めるための取捨選択をするため、議論を重ねていた。 これらの議論をする中で実感したのが、脚本にする過程で何かを削ぎ落そうとする時、作品やモチーフへの解像度が高くないと、全然違う作品になってしまうという点だった。 以前述べたように、本作のテーマはニッチなもの。ここで描きたいものを真に脚本に落とし込めるのは、まだら牛に他ならない。 そこに至った際の心境が、前回活動報告内の「完成形のビジョンは僕自身がしっかり描かないと、狂気山脈という作品にとって良いものにはならない」という言葉に表れている。 第4準備稿はこれまでの集大成であり、「狂気山脈のファン」には納得してもらえる方向性のものだろう。ただ、それでもまだ改善の余地がある。 12月からはプロの脚本家の方を迎えて打ち合わせをし、ブラッシュアップを進めていく。(プロジェクト記録スタッフ 筆)


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いつも狂気山脈アニメ映画化プロジェクトを応援いただきありがとうございます。製作総指揮のまだら牛です。先日ご連絡させていただいた返金対応について、本日、ご希望の連絡をいただいたすべての方への返金処理が完了いたしました。※すでに返金希望受付は締め切っております入金不備がもしあった場合についてのご連絡は、11/24(日)までにお願いいたします。個別に連絡もしておりますが、Amazonギフトが長期間、未受領状態になっている方が数名いらっしゃいます。受領漏れのないよう、今一度ご確認くださいませ。返金についての詳細報告プロジェクトを熱心に応援してくださっており、完成が遠のいても引き続き支援してくださる方もたくさんいらっしゃるだろうとは思っていたものの、今回のクラウドファンディングは参加人数も規模もかなり大きく(ジャンル歴代一位ですから……)、一種のお祭り状態であったため、もっと気軽な気持ちで支援してくださった方もたくさんいらっしゃったのではないかと思っておりました。そういった方々に対し、プロジェクトの難航を黙ったままにしジワジワと不信感を与え続けることが、将来的に僕たちの首を絞めることになるだろうと考え、きちんと状況を説明して精算しようと思ったのです。長期プロジェクトになるからこそ、目の前の資金を多少失ってでも、熱心な濃いファンの応援の元でプロジェクトを進めていく。今回の返金意図はそういうものになります。今回の返金を実施することを決断した時、僕は数千万円レベルの返金になることを覚悟しておりました。しかし蓋を開けてみると、思っていたよりも遥かに少ない返金額となりました。ここも、皆様にしっかりと詳細を共有したいと思います。・返金総額は257万円。支援総額の約1%ほどです。・申し込み人数は140人。こちらも支援総人数の約1%となりました。つまり、99%ほどの方々が返金不要という意思表明を行なって下さったことになります。なんとありがたいことか……。想像していた以上に、このプロジェクトが強く応援されていた事を実感させていただく形になりました。おかげさまで、まだしばらくは変わらず走り続けられそうです。皆様には感謝しかありません。さらに、「またクラウドファンディングしてください」というたくさんのコメントをいただきました。返金希望をされた方の中にも、「今は金銭的に厳しいので返金を希望するが、また次の支援タイミングがあればぜひ支援したい」といったメッセージを添えて下さった方がたくさんいらっしゃいました。さらに、CAMPFIREにはプロジェクトページに【もう一度プロジェクトをやってほしい】というボタンがあるのですが、こちらを押して下さった方の人数が、なんと5,300人以上……特にこちらからご案内していないにも関わらず、こんなにもまた応援したいという意思表示をして下さったことに、とても驚いています。(2024/11/18 13:30時点)一部、勘違いをされていらっしゃった方が散見されたのですが、今回は「組まれた制作体制が一旦」白紙に戻っただけで、本プロジェクトは延期も中止も中断もしておりません。変わらず現在進行形で続行中です。皆さんの期待に応えるためにも、絶対に完成させてみせます。プロジェクトを進めていく中で、また皆さんにお力添えいただきたいタイミングが必ずやってくると思います。その時は、よろしくお願いします。では、この先に向けた進捗報告も少しだけ……。プロジェクトの今現在、新たな制作体制を模索して、さまざまな方々と会話を進めています。前回の制作体制での失敗を踏まえ、よりこの企画の特性や強みを理解し、狂気山脈という作品に共鳴してくださる方……つまり、同じ頂を目指せる仲間だけでチームを組むべく、少数精鋭体制とするために模索を行なっています。前回、プリプロダクションメンバーを募集したところ、想定を遥かに超える沢山の方からの応募を頂きました。情報の吟味だけでかなり時間を要してしまい、お待たせしてしまっている方もいる状況となってしまっております。申し訳ありません。順次、ご連絡や面接などを行わせていただいております。また、アニメスタジオや製作会社、業界関係者の方などからも、いくつか「関わりたい」というご連絡を頂いております。このプロジェクトにとっても、関わってくださるクリエイターの方々にとってもWin-Winとなる最良の形を目指すために、会話を重ねております。まだまだご連絡お待ちしております。(連絡先:contact@forestlimit.jp 合同会社フォレスト・リミット まだら牛)   *  *  *作品の中身の話としては、脚本(第4準備稿)が完成しました。これまでの第1〜第3準備稿は、僕が「こういうテーマやこういうシーンを描きたい」というビジョンを共有するためのもので、「これを作りたいんだ!」という物語の完成形を示したものではありませんでした。これは、アニメはチームでのものづくりであり、まずは作品を担う「監督」がこの作品を自分のものであると思えないと、体重の乗ったよい作品にはならないだろうという考えの元、「脚本はみんなで作り上げるもの」「完成形を示しすぎるのはよくないだろう」と思ってのことでした。しかし、これまでの数年間の様々なやりとりの結果、やはり完成形のビジョンは僕自身がしっかり描かないと、狂気山脈という作品にとって良いものにはならないという確信が生まれました。チームワークのためなどという言い訳を一旦捨て、自分なりの理想形を一旦きちんと目指す……それが、今回の第4準備稿になります。過去の制作体制の中でのやりとりや、様々な方々のフィードバックなども踏まえて、吟味し、問題点を乗り越えた上で、今目指すべき完成形を提示できる内容になったと思います。プロジェクト中核メンバーや、信頼できるオブザーバーの方々に読んでもらったのですが、たいそう評判が良く、ホッとしています。中には「この脚本になら命をかけられます」と言ってくれた方までいました。方向性は間違っていないと思います。来月頭から、プロのアニメ脚本家の方も交えてのブラッシュアップを短期集中で実施していきます。完成稿を仕上げる目標は2025年1月。応援してくださる皆様や作品ファンの方々はもちろんのこと、その先のまだ見ぬ観客をも魅了する作品へ仕上げるため、退路を塞いで全力で向かっていきます。どうか、期待していてください。


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アニメーション映画『狂気山脈 ネイキッド・ピーク』の制作において、弊社主導でのプリプロダクション(Vコン完成まで)を2025年の1年間で行います。※詳細な経緯はこちらの記事に記載このプリプロダクションに参加して下さるクリエイター・スタッフを募集いたします。エントリーはこちらから(Google Forms)アニメーション監督・コンテマン・演出家募集▼職務内容・イメージボード・絵コンテ・演出・Vコンテの編集・プリプロ全体への包括的なディレクション▼優先採用条件・「狂気山脈」という作品に対して愛着がある方・本企画、本作品の挑戦的な部分に、可能性や魅力を感じてくださる方・受注仕事としてではなく、プロジェクトに主体的に責任を持って関わり、請け負った役割に対して監督的、管理者的な働き方ができる方・作品への解像度を高めるために、参考資料等に積極的に触れて理解に努めてくださる方・プロダクション(本制作)の体制が整った時、役職を続投してくださる方▼業務形態 業務委託契約(2025年1月~2025年12月の1年間)※合同会社フォレスト・リミットとの直接契約※所属などの都合により応調整▼報酬年俸制 1,000~2,000万円程度(月あたり80~170万程度)※職能範囲・能力・責任・作品との相性・稼働可能量などによって増減※所属などの都合により応調整▼勤務地・条件原則自由/在宅ワーク連絡は基本的にオンライン(Discordでやり取り実施)※週1回程度の定例ミーティングあり。※スポットで関東近郊に出張可能だとありがたい。交通費等は都度支給。フルコミット・メンバー募集▼募集役職・イメージボード・美術(背景)設定・プロップデザイン・情報収集、資料作成&管理・制作進行管理・映像撮影、動画編集・各種デザインワークス・プロジェクトマネージャー・制作週報や記事等の文書執筆・3DCG・漫画・レイアウト(L/O)、原画・イラスト※上にあるものほど優先度高。複数役職を兼任できる方優先。▼採用条件・「狂気山脈」という作品に対して愛着がある方・受注仕事としてではなく、プロジェクトに主体的に責任を持って関わり、請け負った役割に対して監督的、管理者的な働き方ができる方・作品への解像度を高めるために、参考資料等に積極的に触れて理解に努めてくださる方・複数の役職を兼任し、横断的に動ける方▼業務形態 業務委託契約(2025年1月~2025年12月の1年間)※合同会社フォレスト・リミットとの直接契約※所属などの都合により応調整▼報酬年俸制 300~800万円程度(月あたり25~70万程度)※役職・業務・責任によって増減▼勤務地・条件原則自由/在宅ワーク連絡は基本的にオンライン(Discordでやり取り実施)※週1回程度の定例ミーティングあり。※スポットで関東近郊に出張可能だとありがたい。交通費等は都度支給。スポット・メンバー募集▼募集役職・絵コンテ、演出・イメージボード・美術(背景)設定・プロップデザイン・映像撮影、動画編集・各種デザインワークス・3DCG・漫画・レイアウト(L/O)、原画・イラスト※上にあるものほど優先度高。▼業務形態個別の発注▼報酬納品物に対する個別報酬※目安としては、「絵コンテ」「イメージボード」等の重要役職の場合は人月単価80~130万程度。その他は人月単価40~100万程度。アニメスタジオ、業界関係者、出資等ご検討のみなさま『狂気山脈 ネイキッド・ピーク』の制作・製作にご興味がある、何かしらの形で関わりたいと思って下さる方は、以下のアドレスまでメールでご連絡頂けますと幸いです。アニメスタジオの場合、2026年~2028年ごろに本制作稼働可能で、かつ2025年中に弊社が行うプリプロダクションにも部分的にご協力いただけると助かります。本プロジェクトや作品の独自性・強みを活かした挑戦を共に進めてくれる仲間を求めております。合同会社フォレスト・リミットcontact@forestlimit.jp


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※当記事は、極めて重要なご報告となります。どなた様もご一読頂けますよう、よろしくお願いいたします。いつも「狂気山脈アニメ映画化プロジェクト」を応援いただき、誠にありがとうございます。製作総指揮のまだら牛です。この度、皆さまに辛いご報告をしなければなりません。応援してくださっている皆さまの期待を裏切るようなご報告をしなければならない事を、心から残念に思います。とても長い話となりますので、まず結論から申し上げます。プロジェクトが白紙に戻りました。今年のはじめ頃から一緒に制作を進めていたアニメスタジオが9月末に、制作を下りることを決定しました。________________※注意:このアニメスタジオとは、パイロット・フィルムの制作を担当された「ステロタイプ」および「ジーアングル」の2社ではありません。本件とは無関係ですのでお問い合わせ等行わないようお願いいたします。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ その決定を踏まえ、製作(企画・出資等)の座組も一度すべて白紙となりました。実質的に、プロジェクトの進行がパイロット・フィルムを公開した2023年2月の地点まで逆戻りした形となります。(周辺事情を考慮すると、もっと悪い状況かもしれません)昨今のアニメ制作業界の現状を鑑みるに、向こう3年のアニメ映画完成はほぼ絶望的な状況となりました。今か今かと完成を楽しみに待ってくださっていた皆様には本当に申し訳なく、お詫びの言葉もございません。希望者に対して、返金対応をさせて頂きます。このような状況となってしまったことから、本編制作のための「第2回クラウドファンディング」にてご支援くださった方に対して、希望者には返金対応をさせていただきたいと思います。返金対応の意図、およびその詳細については後述いたします。順を追って説明をさせていただきますので、長くなりますが、お付き合い頂けると幸いです。▼ 見出し① 現状についての、できる限りのご報告② 返金対応について③ 今後の方針について(新たな具体的目標設定) ① 現状についての、できる限りのご報告パイロット・フィルムを公開して以降2023~2024年にかけて、我々は本編制作を共に行ってくれる制作会社(アニメスタジオ)を探すために奔走しておりました。パイロット・フィルム制作の座組では、映画本編を制作することは規模的にもノウハウ的にも不可能であり、一緒にアニメを作ってくれるアニメスタジオを探すことがプロジェクトを前に進めるための最重要課題でした。実際にアニメーションスタジオが決まるまで様々な問題にぶつかり、模索や紆余曲折、苦悩が山程ありましたが、1年かけてなんとかご縁が実を結び、2024年初頭ごろ、一緒に映画本編を制作してくださるアニメーションスタジオが決定しました。そして3月ごろより、脚本制作を中心とするプリプロダクションに入っておりました。しかし、昨月9月末にスタジオが本作の制作を下りることを決定しました。その理由について、私たちはスタジオとのやりとりの間に入っていたプロデュース会社経由でしかお話を伺っておらず、その詳細について誤解なく把握できているか自信がありません。直接交渉の余地も無かったため、その決定を覆せるような打てる手も無く、どうしようもありませんでした。これに伴い、「スタジオが決まったこと」を前提に進んでいた製作(企画・出資等)の座組も白紙に戻りました。そんな状況を踏まえて、プロジェクトの先の見通しが立たなくなった事から、中核となっていた大切な仲間の一部も、プロジェクトから離脱せざるを得ない状況に追い込まれました。状況としては、パイロット・フィルムを公開した直後のふりだし(あるいはそれ以下)まで戻された形となります。昨今のアニメ制作事情的に、ほとんどのアニメスタジオやクリエイターが、3年先まで予定が埋まっている……という現状があります。また1からアニメスタジオ探しをし、仮にスムーズに仲間が見つかったとしても、そこから実制作に入れるのは現実的に考えて3年後……そこから完成まで数年……そしてまた今回のようなチーム解散が起きないとも限らない……。順当な作り方を目指した場合、状況はかなり厳しいと言わざるを得ません。誤解してほしくないのは、我々(=まだら牛 & 合同会社フォレスト・リミット & 総合プロデューサーのワタナベミズキ)は、被害者の立場ではないということです。むしろ、力不足により皆さまの期待にこたえることができなかった、不甲斐なさを責め立てられるべき立場であると思っております。本プロジェクトの全ての責任は私、まだら牛にあります。今回の経緯について、深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありません。② 返金対応についてまず大前提として、僕はこのプロジェクトを諦めるつもりは毛頭ありません。次の項で示しますが、アニメ映画完成実現に向けて、今まで以上に攻めの姿勢で動き続けます。しかし現実的に考えると、直近3年間での完成はほぼ絶望的となり、今後の完成の見通しも立たないことは、疑いようがありません。この先は長期戦かつゲリラ戦になると思われます。そういった中で、いくら僕が諦めずに歩み続けると言ったとしても、「数年後にはきっと完成するだろう」という期待で応援してくださった方々にとっては、重すぎる現状であると思います。「そんなに長くは待てない」「こんな状況のプロジェクトは応援できない」といった方々の気持ちは、至極真っ当なものであると思います。僕は諦めませんが、しかし、ご理解やご覚悟なく皆さまを巻き込んでしまうのは本意ではありません。「狂気山脈アニメ映画化プロジェクト」は、皆さまの期待と応援なしには成立しないものです。それは、この先も変わりません。むしろこれまで以上に、皆さまの応援なしには成功し得ないものとなります。だからこそ、ここまでの我々の力不足をお詫びし、精算して、支援して下さる方々と一丸となってこの先に進むために、希望者に対するクラウドファンディングご支援の返金処理を行わせていただくことを決定いたしました。▼返金の詳細● 返金対象は【映画「狂気山脈 ネイキッド・ピーク」本編制作プロジェクト】のみです。第1回目のクラウドファンディングはパイロット・フィルム制作を目的にしたものであり、既に目標達成しておりますので、返金対応は無しとさせてください。● 希望者のみの返金対応となります。返金を希望されなかった方からのご支援は、引き続き今後の制作に使わせていただきます。● リターン品の返却や破棄は不要です。(商品購入済という扱いは変わりません)● 全額返金ではありません。リターン品の制作・梱包・発送、クラウドファンディング手数料、税金などが既に差し引かれており、ご支援いただいた額全てをお返しすることができません。返金額は、以下の通りと定めさせていただきます。・【無名峰プラン】:ご支援額の100%・【オリンポスプラン】:ご支援額の100% (ただし、クレジット掲載の権利は無効となります)・【カットオーナープラン】:ご支援額の70% (既にお送りしている物理リターンの返却は不要。その他のオーナー特典は無効となります)・その他のプラン : ご支援額の50%もちろん、返金をご希望されない方は、クレジット掲載等のリターンは継続されます。● 返金対応の申込みは【令和6年(本年)11月15日】締切です。それ以降は受付できません。期限なく受け付けてしまうと、今後の制作費に当てられる資金の見通しが立たなくなってしまうためです。ご容赦ください。▼返金手続きの方法 (〆切:11/15)CAMPFIREのメッセージにて、以下のテンプレートを埋めてご連絡ください。---------------------------・氏名:・住所:・メールアドレス:・希望返金方法: Amazonギフト券(Eメールタイプ) or 銀行振込・(銀行振込の場合)口座情報: 金融機関名, 支店名, 口座種別, 口座番号, 名義(カナ)---------------------------ご希望いただいた方法にて、順次返金処理をいたします。ご返金は11月末日までに完了する予定です。返金実施後に、申込みのメッセージに返信する形で一報ご連絡差し上げます。12月に入っても返金・メッセージへの返信が無かった場合は、お手数ですがご連絡ください。※返金方法に関する注意点・Amazonギフト券(Eメールタイプ)の場合、Eメールアドレスをお間違いないようご確認をお願いします。誤りがあった場合の再送は行えないため、ご注意ください・銀行振込については、ご本人様の口座のみになります③ 今後の方針について先にも示しましたが、僕はこのプロジェクトを諦めるつもりは毛頭ありません。映画アニメ制作において、ノウハウや体力のあるアニメスタジオの協力は必要不可欠です。一緒にこの作品を作り上げてくれるアニメスタジオをいちから探しなおすことは、もちろん行っていきます。その上で、ここまでの2年間で浮き彫りになった解決しなければならない課題がいくつかありました。作品のビジョンを共有することの難しさこの2年間(4年間?)で、何度も何度も色んな方から言われた言葉があります。「登山モノも、クトゥルフ神話も、TRPGも、ニッチすぎて分かりづらい」そのニッチな企画が、クラウドファンディングなどでこれだけの方に応援されとるやろがい……という悔しい想いはさておき……。プロジェクトに関わる人々が、これから創る作品のビジョンを共有し、創りたい! という想いを共有できなければ、作品づくりは廻り始めません。そして、実際にこの作品のニッチさ、分かりづらさが、様々なところで障壁として立ちはだかりました。登山のアクションの専門性、山という環境への理解、登山家の精神性、クトゥルフ神話の文脈、そして「狂気山脈」という作品群が描こうとしているもの……それらは、昨今のエンタメの王道からは外れた、異端……枠の外側にあるものです。(企画書「本企画にかける想い」から抜粋)僕は企画主として、作者として、そしてこの作品の一番の理解者として。この作品で描くべきもの、皆さんにお届けすべきものの代弁者であらねばと努めてきました。しかし、本作の作品性をチームに理解していただくのはとても難しいものでした。動きの鈍化 と プロセス公開に対するハードルこのプロジェクトは、出来上がっていく様やプロジェクトの「今」を、応援してくださっている皆さんにも共有するというコンセプトでした。しかし、多くの方が関わる中でそれがどんどん難しくなっていき、チームでものづくりをする事による動きの鈍化なども相まって、この1年半、ほとんど満足のいくような進捗の報告ができない状況が続いていました。・僕の一存で決められない・勝手に動くと迷惑をかける可能性がある・ひとつひとつの判断がすごく遅くなる社会の仕組み上、大勢を巻き込むプロジェクトにおいて、多少こうなってしまうことは仕方がありません。でも、制作・製作の体制が整いきるまでに莫大な時間がかかり、動きが取れない状態が長く続きすぎました。そして、耐え忍んで進めてきたその体制づくりも、今回白紙に戻ってしまった。この状態がこの先もずっと続いてしまうのは、本企画においては本末転倒な状態です。何より、「いち個人が、クラウドファンディングの支援により始めた」というこの企画の最大の強みを消してしまっている状態にあります。正直なところ、今までの僕たちは、いろいろと雁字搦めな状態にありました。それでも、制作を実現するため、いい作品を創れる体制を整えるために、色々なものを明け渡しながら耐え、上手くやれる道を模索しておりましたが、結果としてはこのような有り様となってしまいました。計画の見直しと、当面の新たな目標設定これまでの1年半、作品づくりという意味では、正直「ほとんど何もできていませんでした」。色々な都合により、動くことすらできない状況にありました。これからは、動こうと思います。手と体を動かそうと思います。当面の新たな目標設定として、プリプロダクションを自社主導で実施するつもりです。具体的には、脚本の完成、イメージボード、設定、絵コンテ……そしてVコンテの完成までを目標とします。(アニメ制作のワークフロー)これを実施する理由は大きく2つ。ひとつは、時間の問題。アニメスタジオが決まって、実際に稼働するまでに早く見積もって3年……その間に制作の手を止めてしまうと、映画が完成するのがどんどん遠のいてしまいます。我々の手で進められるところまで進めて、少しでも完成時期を早めたい。もうひとつは、作品のビジョンの共有のため。ビジョンの共有が難しい作品ならばこそ、作品にとって大事な部分を取りこぼさずに作り上げるためには、僕や仲間、そしてこの作品を愛してくれている方々の手で、完成形のイメージをできる限り具体的に、そして魅力が伝わるように描かなければならないと判断しました。目標を明確にするため、期間と予算を定めて動きます。期間は2025年の1年間。予算は、返金対応後に残ったクラウドファンディング支援金と、私たちが他の事業の売上で得てきた財産の全て。▼目標スケジュール(暫定)2024年中 脚本完成2025年 1~3月 イメージボード・香盤表・設定の制作 / 絵コンテ着手 / 登山アクションシーンの演出検討 4~10月 絵コンテ制作 / 登山アクション実演映像撮影・プリヴィズ / Vコン用素材作成 10~12月 Vコン編集 / 音響 12月末 Vコン完成そしてその成果物を、(少なくとも支援者の皆さまへは)公開いたします。それを見ていただいた上で、改めて。この先に行けるのか。完成まで応援して頂けるのか。それを、皆さまに問いたいと思っています。プリプロ中の様子は、随時ご報告いたします。カットオーナーの皆さまへは、随時報告(カットオーナー向けTwitterカウントにて)。それ以外の支援者の皆さまへは、ダイジェスト版の月報という形で行います。一緒にこの作品を創ってくれる仲間を募集します。一緒にプリプロダクションを進めて下さる制作スタッフを募集します。長くなりすぎましたので、詳細は次の記事にて。また、僕に「お仕事を発注するかもしれないフォーム」などで個別にご連絡をくださっていたアニメ関係者の方々にも、これから個別にご連絡させていただこうと思います。(これまでは僕の一存で連絡できる状態になく、全くお返事ができない状況にありました。本当に申し訳ありません)一緒に夢を見て下さるクリエイターの皆さま。どうか、お力をお貸しください。※最後にお願いCAMPFIREのメッセージは今後、返金手続きのやりとりに利用するため、諫言や応援、叱咤激励などをメッセージでお送り頂くのは控えて頂けますと助かります。X(Twitter)等にて、#狂気山脈アニメ映画化プロジェクト のタグをつけて投稿頂けましたら、全て拝見させていただきます。▼ 本記事の内容についてのサマリー画像(転載可)


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活動報告、ご無沙汰しております。『狂気山脈 ネイキッド・ピーク』製作総指揮のまだら牛です。8/11「山の日」に、報告会配信を行います2021年の「山の日」に所信表明を行い、狂気山脈アニメ映画化プロジェクトが幕を開けてから、なんと早3年……。時が経つのが早いというか、道のりが遠いというかーーいや本当に、お待たせしております。(2021年山の日に行った所信表明配信)2023年2月のパイロット・フィルム公開からも、既に1年半経過してしまっており、本編制作に関して目新しい報告ができていないこと、本当に不甲斐なく思います。2023年いっぱいは制作体制構築のために奔走していたものの、正直なところ、具体的なステータスとしてはほとんど先に進めないまま、一進一退を繰り返していました。それほどに、現在の日本のアニメ制作をとりまく環境は厳しく、このプロジェクトを進めることの難しさを痛感した1年となりました。2024年に入ってからは、進展の兆しが見えているものの……まだ対外的に具体的な話ができる段階にないという理由で、本当に限られた情報しか皆様にお伝えできておりませんでした。おそらく「音沙汰ないけど、プロジェクト大丈夫か……?」とご不安になっていらっしゃる方も少なくないかと思います。ご心配を払拭する言葉になるかはわかりませんが、「一歩一歩着実に進んではいる」ということと、そして「僕自身は何があっても、諦めるつもりも妥協するつもりもない」という事だけは確実にお伝えできます。現状についての詳しい話は、報告会配信にて行わせて頂く予定です。配信日時は、8/11(日)の17:00より。(アーカイブ残ります)PARCO「狂気山脈からの呼び声展」の心斎橋会場以降のお話や、その他の動きなど、ボリューム的にはアニメ映画化プロジェクト以外の報告が多めになるかもしれませんが、当プロジェクトについても現状可能な限りのご報告をさせていただく予定です。引き続き、『狂気山脈 ネイキッド・ピーク』を応援よろしくお願いいたします。