下町画廊 VOL VOLARE[ボルボラーレ]のプロデューサー写真家・高島史於の娘の舞です。
過去の家族のLINEや私の記憶を頼りに、このプロジェクトがどう進んでいったのか、残していきたいと思います。
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父の病気の話しのつづきです。
家族内で語り継がれる伝説のお話です。
2021年なのか2022年なのかも忘れてしまいましたが、たしか夏の暑い日のことです。
抗がん剤治療を始めるにあたり、担当医から髪の毛が抜ける可能性があると説明を受けました。
そんな話から、カツラを買って、床屋さんでカットしてもらったいいと話していたところ、、、
「どうせカツラを被るなら、ドレッドヘアのカツラがいいから、ネットで探して」と、真面目な顔で言い出しました。
私は心の中で爆笑しながらも、早速探して画像を見せたところ、、、
「そんな細いドレッドじゃなくて、ボブ・マーリーみたいな太いドレッドを探して」と、真面目な顔で言い始めたので、大爆笑してしまいました。
本人はいたって真面目です。
結局、抗がん剤治療をしても髪は抜けることなく、逆に白髪が少し黒くなっているくらいでした。
本当に強いです。精神が強いのか身体が強いのか、関心します。
このドレッド話は速攻で家族や友達に報告しました(笑)
まだ、いくつかあるので、また次回にでも。
https://volvolare.com/preparation/65/