Reジョブ大阪とtsunagariとの出会い
自己紹介
初めまして。西村紀子(にしむらのりこ)と申します。
2人目の子供を抱っこしてる時に読んだ新聞で言語聴覚士が国家資格になったことを知り、 すぐに 養成校に入学し、2003年に言語聴覚士の資格を取得。
その後は自宅の近くの病院から勤務を始め、少しずつ自分が望むキャリアに変更していきました。
2018年、医療保険でできる言語のリハビリに限界を感じ、 NPO 法人 Reジョブ大阪を立ち上げました。
当時は 失語症や高次脳機能障害について、一般の人にもっと知ってほしい!と燃えていましたが 、なかなか壁が高く(笑)他にも様々な苦労があり、「やめたろか・・」と思うことも多々ありましたね。
それでも多くの当事者の方や家族の方の声に励まされ、できる範囲で継続をしています。
また 言語療法を受けたくても受けられないという人々の声を聞いて、2019年からオンラインで言語のリハビリを行っています。
今は複数の言語聴覚士さんとチームを組んでリハビリを提供しています。
ことばの天使
自宅で受けられる言語聴覚士によるオンライン言語リハビリ
https://peraichi.com/landing_pages/view/kuruminomorionline/
一般社団法人 tsunagariとの出会い
活動をしているうちに 、共通の知り合いを通して、松川さんから連絡がありました。
言語聴覚士という仕事をしているので、初めは松川さんの病歴に関心を持ちましたね。
同時に、オンライン言語リハビリのご利用者さまに、同じように学生時代に発症した人達がいるので、将来に希望を持ってほしいなと思い、 松川さんをオンライン学生グループレッスンにお招きしたのです。
これまでいろいろやり取りをさせていただきましたが、 松川さんの思い切りの良さが気持ちよく 、ウジウジ悩んでる その辺の大人たち 見習いなよと思っている次第です。
私も無鉄砲さでは引けを取らないのですが (笑)
松川さんのすごいところは 無鉄砲でありつつも 戦略性と計画性が高く、代表者としての能力も素晴らしいなと思っています。
先日、NPO法人Reジョブ大阪が毎月刊行している当事者インタビュー冊子でも取材させていただきました。
取材したライターの人も驚くほどの 前向きな発言と、捨てるものが何もないという潔さ、ちょっとしたパラダイムシフトが得られる記事になりました。
月刊「脳に何かがあったとき」
https://re-job-osaka.org/magazine
今回のフェスに参加する理由
松川さんは私の息子とほぼ同い年なんです 。
私の息子は発達障害で、生まれつき脳に特性があります。自分が言語聴覚士ですから どうやってコミュニケーション能力を伸ばし 社会で自立していけるか考えながら育ててきました。
おかげさまで子どもの時は地域の人たちに可愛がられ、助けられ 。今は職場環境に恵まれて、日々楽しく働いています。本当に人とのつながりは大事だと実感しています。
ちなみに 松川君とは、人懐っこさがとても似ている気がします 。地域に愛され育った松川さんが、地域に恩返しをしたいという、このフェスが成功することを祈っています 。