市民とともに久留米空襲の記憶を次世代につなごうとする『青色と灰色の境界線』上演の成功を心からお祈りするとともに、応援したいと思います。
▶︎お名前
釜堀茂(元高校演劇部顧問・特定非営利活動法人舞台アート工房・劇列車代表理事・頓田の森ぴーすきゃんどるの会代表)
▶︎応援メッセージ
入部様が久留米空襲を次世代につなごうと『青色と灰色の境界線』再演に奮闘してあることに、心からリスペクトしたいと思います。
私の経験からいっても、平和の土台は戦争記憶の継承にあることを肌で感じてきました。
もちろん、記憶の継承のみで平和をつくることができるわけではありません。ですが、記憶の継承が平和をつくる力の土台であることには、確信をもっています。
さて、演劇というメディアは『広場空間』(人が集い何かを共有しあう空間)を創るのに、著しく優れたメディアだと思います。
ですから、市民とともに久留米空襲の記憶を次世代につなごうとする『青色と灰色の境界線』上演の成功を心からお祈りするとともに、応援したいと思います。
釜堀茂(元高校演劇部顧問・特定非営利活動法人舞台アート工房・劇列車代表理事・頓田の森ぴーすきゃんどるの会代表)
■入部亜佳子から 釜堀茂先生へメッセージ
釜堀先生は、この再演にはかかせない方です。
13年前、サザンクス筑後の下手袖で、
「君たちはすごい事をしたよ。地元の空襲を題材にした作品を地元の高校生がつくった。
これは本当にすごい事だから、胸をはっていい。そしてこれは今後も上演していってほしい。」
そう言っていただき、私は必ず再演する。そう決め、今まで演劇活動を続けていました。
釜堀先生の言葉がなければ、私はここまで演劇をやっていなかったかもしれないし、演劇を通して出会った大切な方々と出会う事ができなかったと思います。
13年前、名前も分からずお顔はしっかり覚えていて、いつか感謝の気持ちを直接言いたい。
プロジェクトを進めていく中で、奇跡的な出会いがあり、先生を見つけて、直接お話をする事ができたのは、
全て繋がってたのかなってそう実感しています。
先生が演劇を行なっていることも、こうして再会できたのも、全て繋がってる。
13年前のあの時、悔しくて悔しくて仕方なかった。ですが先生の言葉で救われました。
私はあの時より大人になっていますが、あの頃を変わらない、それ以上に燃えています。
先生からもらった言葉、13年前の約束を今年8月に果たします。
そして、その先へ繋げていきます。
一回だけじゃ終わらないです。ずっと未来へ繋げていきます。