みなさま、ご無沙汰しております。蚕都Grants代表の久馬です。綾部は秋が深まり、冬の気配を感じる季節となりました。インフルエンザも流行し、地元の小学校では学級閉鎖が続いています。みなさまもどうかご自愛ください。さて先日、蚕都Grantsは、地元のとある事業所の開所式に参加し、ご来場の皆さまに「くわこっこ」をご試食いただく機会をいただきました。ちなみに、私たちは普段からその事業所の厨房をお借りして製造を行っています。「くわこっこ」は、綾部高校農芸化学科の生徒さんたちと共同開発した桑の葉・桑の実を使ったショートブレッドです。開発していただいたレシピを蚕都Grantsにご提供いただき、その製造販売を通じて、ゆくゆくは“地元ならではのピアソーシャルビジネス(当事者による、当事者にも開かれた仕事)”をつくることを目標にしています。開所式では、私から活動内容とお菓子の紹介をさせていただきました。会場には地元の方々や議員のみなさま、各事業所の関係者が多数お越しになり、活動への関心を寄せてくださいました。肝心のご試食の感想は予想以上に好評で、たいへん励みになりました(もちろん、こうした場で酷評されることは少ないのかもしれませんが、それでも嬉しい反応でした)。今回は受注販売のかたちで、身内中心の作業にとどまりましたので、まだ“ピアソーシャルビジネス”と呼ぶには道半ばです。しかし、一般販売に向けた課題も見えてきており、実際に数か所の事業所からご注文の依頼もいただくなど、次のステップに向けて大きな一歩になりました。経験を積みながら、少しずつ目標に近づいていきたいと思います。今後とも、蚕都Grantsの活動をあたたかく見守り、ご支援いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
みなさま、こんにちは。 蚕都Grantsの久馬です。このたび、広島県社会福祉協議会主催の研修にお招きいただき、 「まちづくりの主体としての当事者参加と協働の在り方」 をテーマにお話ししました。講演の主題当事者性を核に据えた地域共生社会の創出養蚕文化という土着性を媒介とした地域再構築難しい内容も多かったかと思いますが、コーディネーターの方のフォローに助けられ、無事に終えることができました。研修に参加された方々からは、「感心しました」「自分の仕事の課題と繋げて考えることができました」 といったご感想をいただきました。また、帰り際には「ご苦労も多いと思います。どうか頑張ってください。応援しています」と握手を求めてくださる方もおられ、大変励みになりました。学生の方からも休憩時間に質問をいただき、私自身も多くの学びを得ることができました。今後もこうした機会が続きそうです。ありがたいことに多くの出会いをいただいており、健康に留意しながら努めてまいります。引き続き、応援いただければ大変嬉しく思います。よろしくお願いいたします。





