「宇宙から光って見えるグッズで、光探索システムを実現する!」プロジェクトでは、ご支援ありがとうございました。前回のを発展させた形で、「空飛ぶクルマをレーザー探索システムで安心に!」のプロジェクトを近く開始します。ご支援をよろしくお願い申し上げます。
ニュースで報じられているように、陸上自衛隊のヘリが遭難して10名の方の行方がわかっていません。なんとか助かってもらいたいと願っています。私たちの光探索システムは、このような海難や山岳遭難者を救助することを目的としています。ご存じのように、電波は物理的に海水中を透過できません。したがって、電波を用いた電子機器は海水中では役に立ちません。一方、グリーンレーザーなどは、海水中を数mくらいは透過します。したがって、我々の提案する光探索システムは、海難遭難において有効な捜索手法になります。特に、人工衛星から捜索することができれば、通報を受けて迅速に広域に捜索することが可能となります。今回のニュースでは、広域に捜索するのが難しく、現場近くに船や航空機で行くのに数時間かかっているようでた。みなさんの中には、「宇宙から捜索するのは無理」と思っている方がほとんどだと思われます。しかし、レーザー搭載人工衛星を用いれば、不可能でありません。これは、レーザー搭載人工衛星を数年後に打ち上げを計画しているスカパーJSAT株式会社との打ち合わせで議論させていただいています。もし多くの支援者の要望があれば、実現に向けて大きく踏み出すことができます。また、多くの方は、私は危険なところ行かないし関係ないと思われているかも知れません。けど、昨年の北海道の観光船のように、一般の観光でも事故はある確率で起こります。便利なキャンプ場でも迷子になるお子さんもいます。確かに携帯などは便利ですが、電波が入らなかったり電池切れをしてしまうと何の役にも立ちません。我々の提案は、キャップやグッズに再帰性反射材を付けておけば、捜索される確率が高まるということです。それには光探索システムが広く普及されることが必要不可欠です。当NPO法人の活動にご支援をよろしくお願いいたします。
今週から来週にかけて、国の情報通信研究機構(NICT:東京)のレーザー照射装置を用いた実験を行います。秒速8㎞で移動する10㎝角の超小型人工衛星「Space Tuna 1」にレーザーを照射して、プロダクトに装着する再帰性反射材からの反射光を観測します。観測するために、上図に示す1.5mの望遠鏡を装備した受光装置を用います。(近くで見ると圧巻する装備です。実験が成功したら支援者で施設の見学会を開催できないかと考えています。)昨年12月に国際宇宙ステーションから放出した「Space Tuna 1」 は現在地球上空400㎞を周回していますが、これまではステーションとの距離が近かったので、レーザー照射する許可が得られませんでした。いよいよ観測を始めます。みんなで成功を祈りたいと思います。