
上記の写真は、現在の作業上屋内の状況です。 屋根の改修が主になりますが、不要な下地類までが撤去されました。歴史ある建物ということで職人の方々の丁寧な取り扱いにより、これからの本格工事準備が整ったという段階でしょうか。 現在は、他の作事場で材料の「刻み」が行われており、それが済むといよいよ新たな小屋組みの組み立てから進んでいくと思われます。
上記写真は、7月中旬でのものですが、「桝組」と言われる組み物が有りますが、材質感や仕上げ方などで周囲の木材状況と少し異なる「丁寧さ」が見て取れます。建物の歴史の途中で改修が行われた名残かもしれません。
かつての屋根改修で確認された瓦の裏書です。 改修に関わった人か寄進などに貢献して頂いた方の署名でしょうか。 いろんな方々の想いが感じられる「軌跡」に敬服させられます。





