まずは「S.F.P.G」の全国大会出場おめでとうございます。シュウコウフットサルパークの代表を務める薩摩と申します。 「S.F.P.G」は私がシュウコウフットサルパークを管理することになってから始まった「ガクサル」を起源としたチームです。始めはスタッフの奈須野と藤本が企画したイベント「ガクサル」。そのコミュニティが徐々に大きな輪へと広がり、そこで生まれたのがこのチームと聞いています。 「ガクサル」が始まった当初は私自身も「学生が楽しめるイベントがあれば」と考えていましたが、2022年のソサイチのワンデイ大会をきっかけにこのチームの選手たちの取組姿勢や活動への熱意が変化していくのがわかりました。大会を重ねるにつれて選手達の士気は高まっていき、いつしかこんな一生懸命に頑張っている選手達を応援したいと思えるチームになっていました。このチームが今回の中四国予選に優勝したと報告を受けた時には、全国大会で頑張ってほしいという気持ちと同時に、四国の代表として頑張ってほしいという思いが生まれました。 というのも、シュウコウフットサルパークは四国初のソサイチ対応グラウンドとして運営しています。関東・東北・関西・東北・東海・九州の地域ではソサイチがリーグ戦も開かれるような人気の競技となっています。しかし中四国地域ではワンデイ大会ですらも参加チーム数が足りず開催が危ぶまれるような現状となっています。 そういった状況を切り開くきっかけとして「S.F.P.G」に活躍してもらいたいです。
①今回のプロジェクトについて 自チームの活動は今までも多くの方のご支援があって成り立っていました。今回はより多くの方のご支援が必要となり、プロジェクトをスタートすることとなりました。初めての試みで不安もありますが、是非自分達の活動を多くの方にご理解いただき、お力を貸していただきたいです。②チームに参加した経緯 高校を卒業後、徳島県の大学に進学し、週に1度体を動かす程度にこのチームのきっかけとなった「ガクサル」に参加していました。そこで出会った仲間たちと、より真剣にプレーしてみたいと思い、チームの立ち上げから携わっています。 今回の全国大会に繋がる予選も、勉強や論文執筆の合間をぬいながらトレーニングに励み、全国大会出場を掴み取ることが出来ました。③全国大会での目標 レベルの高いチームばかりで、全国屈指の選手たちにどこまで通用するかは分かりませんが、自分の強みであるボール奪取でチームに貢献できるように全力で戦います。④全国大会後のソサイチ普及について 四国では自分たちのチームしかソサイチを行っていないのでこのプロジェクトをきっかけに大会後に徳島をはじめ四国中にソサイチの仲間を増やしていきたいです。
「S.F.P.G」監督の奈須野と申します。この度は当ページをご覧いただきありがとうございます。ここでは、このプロジェクトへの想いお話させていただきます。 私は、18歳からサッカーの指導者を目指して、様々なチームに携わらせていただきました。その中でも25歳までは高校の部活動の外部コーチとして、全国大会の出場を目標にチームに携わっていました。この頃は勝利至上主義と言いますか、いかにして強くなるか・勝利するかということだけを追い求めて指導していました。ある程度の年数高校生と携わっていると、高校を卒業していった教え子が増えてきます。その教え子たちとは卒業後も連絡をとりあって近況報告などをしていました。そこでは、高校サッカーを引退すると一種の燃え尽き症候群のような形で「もうサッカーはしていない」という少し悲しい話も多く聞きました。 自分もいくつか転職をしたのち現在のシュウコウフットサルパークにたどり着きました。そこで頭に浮かんだのが、この卒業していった選手たちのことでした。高校を卒業した後も、どうにかサッカーという競技の面白さを思い出して体を動かす環境を作ってあげたいと。そこで立ち上げたのが大学生向けの個人参加企画「ガクサル」でした。企画始動当初は、あまり人数が集まらなかったものの次第に学生同士の口コミで多くの参加者が集まってくれるようになりました。そのうちに、以前に自分が指導していた選手たちやそのライバル達、またサッカーを経験したことのない学生さんや女性の方まで多くの方が参加してくれる企画になっていきました。参加者の方とコミュニケーションをとっていると、次第に「もっと真剣にサッカーに打ち込んでみたい」、「あの頃の熱を取り戻したい」と学生達がサッカーへの情熱を取り戻していきました。 そういった学生達を集めて結成したのが「S.F.P.G」です。サッカーチームを結成するとなるとグラウンドの確保や人数の確保等の難しさがありますが、幸いなことにシュウコウフットサルパークは「ソサイチ」のグラウンド規格を満たしていることがわかり、人数も少なく、グラウンドの確保も容易なソサイチ競技に取り組むこととなりました。これ以降、情熱を取り戻した選手達と週に1度練習を行い、ソサイチのワンデイ大会にも出場してきました。この活動の成果が身を結び今回の全国大会出場へと繋がりました。 まずは全国大会出場にあたって、大半を学生が占める当チームの活動資金のサポートをお願いしたいのと、チーム活動を進めてきた中で、ソサイチという競技が四国で普及していないために、大会参加チームが集まらなかったり、練習試合をする相手すら見当たらなかったりという問題も発生しました。 そこで本プロジェクトでは、全国大会への四国初出場チームとして、大会後にソサイチの普及活動を行なっていきたと考えているのと、初めに話したように何かに情熱を持って取り組みたいと思っている人たちへそのきっかけを提供していきたいと考えています。 また、このプロジェクトを進めていくことで、自チームのような小さなコミュニティが増えていくことで、徳島・四国スポーツ事業の活性化にも期待できると考えています。長くなりましたが、当プロジェクトへのご理解・ご協力お願いいたします。