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幻の和牛『短角牛』を国産飼料100%で育てたお肉の味を知ってもらいたい!

国内約0.2%しか飼育されていない短角牛に自分達で生産したトウモロコシを食べさせた牛肉は美味しいのか皆さんに確認していただきたいです。旨味成分が豊富な短角牛に、黄金に輝くトウモロコシを食べせることにより、お肉が柔らかくジューシーになると言われています。国内で誰もやったことがないことに挑戦します!

現在の支援総額

712,000

41%

目標金額は1,720,000円

支援者数

67

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/01に募集を開始し、 67人の支援により 712,000円の資金を集め、 2024/01/15に募集を終了しました

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幻の和牛『短角牛』を国産飼料100%で育てたお肉の味を知ってもらいたい!

現在の支援総額

712,000

41%達成

終了

目標金額1,720,000

支援者数67

このプロジェクトは、2023/12/01に募集を開始し、 67人の支援により 712,000円の資金を集め、 2024/01/15に募集を終了しました

国内約0.2%しか飼育されていない短角牛に自分達で生産したトウモロコシを食べさせた牛肉は美味しいのか皆さんに確認していただきたいです。旨味成分が豊富な短角牛に、黄金に輝くトウモロコシを食べせることにより、お肉が柔らかくジューシーになると言われています。国内で誰もやったことがないことに挑戦します!

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<はじめに> 

はじめまして。ご覧いただきありがとうございます。

 岩手県の北端である二戸市で家族経営の畜産を営んでおります斉藤庸輔と申します。


 

私たちは日本に現存する和牛種全4種類のうち、わずか約0.2%しか飼育されていないとされる日本短角種…いわゆる「短角牛」の飼育を生業として行ってまいりました。 これまでは飼育効率や経営コストも関係して飼料会社から飼料…つまり牛たちの食事を購入し与えることで肥育を促してきました。 


↓↓↓短角牛和牛とは↓↓↓




ところが昨今の遺伝子組換え品種、アニマルウェルフェア(動物福祉)、食品添加物、農薬の問題、原油高など、これまでとは違う社会情勢が押し寄せてきています。 そこで私たちはこれを岐路と捉え、「自分たちで作った地元産の飼料、特にも輸入率99.99%というレベルで頼りきりになっている子実用トウモロコシ(トウモロコシ)で育てられたらどんな牛になるのだろう」ということを考えるようになりました。 

2017年から動き出し、これまでに2頭の短角牛で食味等の検証を実施してきました。
3頭目となる今回、この取り組みを含めて、子実用トウモロコシをメインとした国産飼料100%の短角牛の味わいを広くみなさまに知っていただければと思い、プロジェクトを立ち上げました。




<スタートは飼料作りから…>

 思い立ったが吉日…とはいきません。 なので、まずは飼料を用意するところから。 私たちにも農業の心得はあったものの、飼料となるとまた話は別です。 特にも、飼料用の子実用トウモロコシ栽培をしている農家は全国でも数件

そんな時、国内最大規模の組織である農研機構さんに、取り合ってくれないだろうと思いつつ連絡したところ、子実用トウモロコシ面積拡大に向けて奮闘していたことから、直接栽培指導を受けることができました。 とは言え、場所によって自然環境が違うため手探りでの挑戦の日々。 畑が山々の合間であることもあり、時にはイノシシに、時にはクマに手を付けられ、1年目は作付け面積のうちたった2割の収穫しかできませんでした。

そもそも子実用トウモロコシとは、よく牛用の餌の国産トウモロコシと聞くと茎と実も全て一緒に破砕をするサイレージ用の餌を想像することが多いと思います。今回、餌に使用するトウモロコシとは、実のみ収穫しているトウモロコシとなります。もともと牛の餌となる穀物飼料は、1960年以降安価な輸入トウモロコシにより国内の作付面積・生産量は急激に減少しました。生産量の減少に伴い、餌として自給されなくなったことにより2001年の統計データ以降数字からも消えてしまいました。それだけ、子実用トウモロコシは輸入に依存していることが分かります。



 2年目は、これまでのクマ被害対処のため電気牧柵を設置したところ被害は最小限に抑えることができました。また、岩手県北端は寒暖差が激しいことが特徴であることから、トウモロコシは実たっぷりの一粒一粒がゴールドに輝く餌が出来上がりました。 こうして様々な苦難を乗り越えつつおよそ2年をかけ、ようやく1頭分を食べさせる収量が見込める段階に来たところで、ついに短角牛に給餌する決心をしました。




↓↓↓濃厚飼料をめぐる情勢↓↓↓

農林水産省で作成した資料になりますが、子実用トウモロコシについて分かりやすくまとめられております。




 <プロジェクトの足跡> 




2020年10月。一頭の子牛が牧場にやってきました。 この子牛は繁殖用雌牛として、いわゆるお母さん牛として活躍してもらう予定でしたが、一度も身ごもることはできませんでした。 私どもが飼育している短角牛は、春から雪が降るまでの間は基本的には放牧地で草を食(は)んで生活をしています。

特に私たちが生育をさせているところは山間の地形が多く、高低差が大変多いです。人間が端から端まで歩けばちょっとした登山の気分ですが、牛たちはなんのその。 こうして日常的に体を動かすことで、ストレス無くのびのびと育ち、余分な脂肪分は消費され、短角種の特徴である良質な赤身が構成されていきます。 




そして冬の間…。 ここ二戸市も氷点下10℃を記録することもある豪雪地帯。そのため冬季は畜舎内で安全に生活をしてもらい温かい環境下で暮らしながら、時には、雪山で遊ばせ短角牛にストレス無い環境づくりを心がけています。これを、夏は山で、冬は里で…夏山冬里(なつやま ふゆさと)方式と言われます。

このプロジェクトの短角牛は未経産で月齢40ヶ月という長期に渡り育てた短角牛となります。短角牛は季節繁殖のため通常、月齢は20ヶ月〜30ヶ月が一般的となります。和牛は、晩熟型と言われ、長く飼育することで肉の締まりや香り、脂肪の質が増加する傾向があると言われています。今回は月齢は40ヶ月ということから長期肥育でもあり短角牛の旨みを最大限に発揮できるのではないかと期待しております。

元々他の短角牛に比べて食欲旺盛で体も大きかったことと、受胎率が思わしくなかったことから肥育牛として2023年2月から切り替えました。 子実用トウモロコシをメインに、岩手県産大豆のみしか取り扱わない地元の豆腐屋さんからオカラと、国産のフスマを混ぜ短角牛の状態を観察しながら約半年の間、毎日食べさせました。

関係者の子実用トウモロコシ給与試験の結果、国産のトウモロコシを食べさせた牛は「柔らかく、ジューシーであり、香りが良い」と言われております。 そして6ヶ月が経過し、いよいよ屠畜の日が決定いたしました。 


<食味への期待> 

牛だけではありませんが、生き物は食べたものが肉の味に強く影響するものです。 牛が生育している環境に行ったことがあればわかる方もいらっしゃるかもしれませんが、スーパーなどで買ってお飲みになる牛乳も、よくよく味わえば彼らが食べている草の匂いや育った環境の匂いを感じられます。 

今回私たちが用意した子実用トウモロコシが、肉質および食味にとって良い方向に作用しているのか、はたまた凡庸な味に留まるのかどうかは、実際に食べてみなくてはわかりません。

そしてこの牛は近年では、肉のうまみを楽しめる赤身肉として人気の高まっている日本短角種…いわゆる「短角牛」。

 他の和牛種と比べて脂の乗りは控えめではありますが、赤身肉に強い旨味が乗るのが特徴で、食通の方はもちろん、健康志向の方にも人気の高い品種となっています。 牛本来が持つポテンシャルと、「国産飼料100%」が及ぼす力、そして私たちの飼育ノウハウが上手く噛み合えば、よりよい方向になるのでは、と期待をしています。

1頭目、2頭目と、関係者で実際に食べ、どんな調理がよいのか、どんなカットがいいのかなど、部位ごとにもっとも美味しく食べられるお肉にするべく様々な検証を行いました。

屠畜された枝肉の旨みを最大限に引き出すため、屠畜場で最大吊るせる期間(約2週間)、吊し熟成を行いました。極力水分を抜いたことにより、霜降り肉と違い赤身肉は酸化スピードが早いため肉の色が黒くなりますが短角牛肉本来の旨みを堪能することができます。

長い年月をかけて、牛肉本来の旨みを自信をもって提供することができると思い、今回支援を募る形にシフトいたしました。





 <「地域の味」が出せることに期待して…!> 



改めまして今回のプロジェクトですが、ざっくりとまとめると自分たちで作った国産飼料100%で育てた短角牛は美味い!」ということをたくさんの方に知ってもらうフェーズとなります。

家族経営の牧場でしたので、はじめは「自分たちで食べるくらいの取り組みでいいかな…」とも思っていました。

しかし。もしこの活動についてご興味持っていただける方がいればと思い、返礼品として「国産飼料100%で育った短角牛」をご用意した上で、ご支援を募りたいと考えるようになりました。

日頃より短角牛を中心に肉用牛の畜産を主業として行っておりますので、生育ノウハウや牛を見極め、牛の力を最大限に発揮させる力については自信を持っております! 

そこに、自分で作った飼料…つまり「国産の、地域の風土を用いて生育させた飼料」という要素を付加し、素晴らしい肉質となった短角牛をぜひ味わっていただきたいと思います。

こういった取り組みにご興味を持たれる方、単純に牛肉を食べたい方、はたまた私の地元の友人・関係者さま…どんな方からのご支援でも嬉しいです! 願わくば美味しいお肉となってくれたことを祈って…! ぜひ私たちへご共有ください!


 <資金の使い道> 

・短角牛肉代金:約87万円

・配送料金:約30万円

・短角子牛購入代金:約30万円

・CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約25万円


 <リターン>

 ・国産飼料100%で育った短角牛の牛肉各種(支援金額に応じます)
 ※品種は日本短角種(未経産)、40ヶ月齢

◆個体識別番号 1627035444


<スケジュールと返礼品発送等について>


 ◆2023年12月       短角市場導入予定

  2024年1月15日 クラウドファンディング終了

  2024年1月下旬   リターン発送

 ◆返礼品のお届け期間 2024年1月下旬より順次お届け(予定)
※お肉については「冷凍便」で、お届けします。
※お届け日の指定は出来ませんので、ご了承ください。

◆食べ方について、冷凍の牛肉となるため自然解凍を行ってください。自然解凍とはお肉を急激に温度変化せず、ゆっくりと解凍する方法で、食べる前日に冷蔵庫に入れて一晩かけてかけて回答する方法です。これが一番お肉に優しい解凍です。

◆商品の発送元 リターン品は『LA FARM 斉藤庸輔』から発送いたします。 

◆リターン品における注意事項 ・原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。 

・商品写真はイメージです。出荷する牛の生育状況等により、実際にお届けするリターン品と肉質等が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。(旨みを最大限に引き出すため、約2週間吊し熟成を行ったので肉が黒くなっている部分もありますが、肉の味には影響ありません)
・実際にお届けするリターンとパッケージ等のデザインが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。


 <最後に> 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。 岩手県二戸市は人口25,000人ほどの小さい街です。人口もどんどん減少し、農業や畜産業といった一次産業の担い手も少なくなっています。 そんな中ではありますが、私たちは元で回せるサステナブルな形を畜産業にも取り入れられないか、実際に試しているところです。 初めてのクラウドファンディングで至らない点も多数あろうかと思いますが、温かいご支援を頂けましたら幸いです。


 <募集方式について> 

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。 



LA FARM 斉藤庸輔

https://www.instagram.com/yosuke_195/ (長男)

https://www.instagram.com/_m34m_/ (長男嫁)

https://www.instagram.com/saitoutetuya/ (次男)


最新の活動報告

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  • 無事、2回目、3回目の発送が終了しました。慣れない作業で悪戦苦闘して、やっぱり梱包業務もプロの仕事だと実感しました。。。本当であれば、短角牛肉をPRするためのパンフレットだったりロゴがあれば少しでも買ってくれた人に伝わると思いますが、このような発送になってしまったことをご了承いただけますと幸いです。皆様の支援があり、次の国産飼料100%短角牛の肥育をスタートすることが出来ました。本当にありがとうございます。次の出荷は7月、8月頃を想定しています。今回のCFがきっかけに、いろいろな人からアドバイスやお声をいただいているので間違いなく美味しい短角牛肉を届けることができると思いますので、少し時間をいただけますと嬉しく思います。まだ、走り始めたばかりで何も分からず皆さまにご迷惑をおかけすることもあると思いますが末永くお付き合いできればと思っていますのでよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • 2024年1月19日(金)に1回目の発送を行いました。慣れない作業で悪戦苦闘してしまいましたが、発送個数が1つの支援者については全て終了しました。次回は、複数支援者や発送個数2個以上の支援者に発送いたしますのでご迷惑をおかけしますがもう少々お待ちください。また、支援者皆さまに、ほんの気持ちばかりですが短角牛肉を追加させて頂きましたので食べて頂けますと嬉しく思います。手ぼっけのためキレイに発送できないことをご了承いただけますと幸いです。 もっと見る

  • 12月18日、短角市場で子牛を2頭を購入してきました。クラウドファンディング終了前に、購入に踏み切ったのも、応援してくれる支援者のおかげです。本当にありがとうございます。短角牛が季節繁殖のため、子牛が産まれる時期が2月頃〜4月頃と決まっています。その後、10ヶ月程度親子放牧をした後に子牛の市場で購買されます。今回購入した、2頭は岩手県農業研究センター畜産研究所の牛になります。血統、牛の形、管理方法を聞いたところ値段以上の価値があると思い購入しました。市場は1頭当たり14、5万円で推移しておりましたが、落札価格は約25万円×2頭でした。今回、購入した牛たちもしっかりと放牧をしてから国産飼料100%で飼育をしていきます。 もっと見る

コメント

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