宮崎カカオプロジェクトオーナーの大田原です。
写真は今朝のカカオ農園の様子です。陽光に青々とした大きな葉が照らされ、赤い新芽が勢いよく伸びてきています。手前の木と右奥の方に写っている木でサイズが異なりますが、どれも種子から1年程度で、樹齢に大きな差があるわけではありません。
何がこの違いを生み出してるかというと、「品種」の違いです!
3年前から様々な国・地域からカカオを集めてきましたが、地植えしているものだけでも、7の国・地域から14品種を扱っております。海外の多くのカカオ農園においては、その地域でつくられてきた品種を伝統的につくり続けていますが、様々な国・地域から品種を導入し、一定程度の規模で栽培を行うケースは世界中見ても中々無いと思います。
そういえば、写真の一番手前の赤い新芽が伸びる木は、昨年の4月に沖縄本島・山原のオキナワカカオさんに行ってカカオの収穫を行った後に宮崎に帰り、夜な夜な播種して育ったものです。
オキナワカカオさんは、一昨年クラファンを行っており、その際に、カカオ果実をリターンとして出していました。様々なカカオを集めることに集中していた私は、仕事の昼休み中にこれを見つけ、即ポチったのを覚えています。あの頃からもカカオ農園立上げを描いていましたが、見通しは全く立たない中、クラファンも支援側であった私でしたが、今は、多様なカカオが集まる農園を立上げ、クラファンも実施する側となりました。この木も最初はたった3cm程度の小さな種でしたが、今では私の身長を超えて大きく成長し続けています。来年には花も咲いて実を結ぶでしょう。
この木を見て、時間の経過を感じるとともに、おかげさまで着実な歩みを重ねられていることに改めて気づくことができて、今回のクラファンでも支えてくださる皆様への感謝の念でいっぱいです。改めてありがとうございます。
さて、クラファンもこの3連休でいよいよ終了となります!暑さ真っ盛りの8月3日にスタートし、駆け抜けるように怒涛のクラファン期間が過ぎ去り、セミは鳴き止んで秋風も感じられるようになった今、ついに終わるのか、、、という寂しさを感じます。
リターンの大切に育ててきた苗も、1本のみのものは無くなり、2本組のラスト1セットのみとなりました。sold out後の追加予定は全くありませんので、御希望の方はどうぞお早めに、、、!